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中央気象局提供
(台北 16日 中央社)16日午前1時56分から同10時42分にかけて、台湾東部、花蓮沖を震源とする地震が14回起きた。マグニチュード(M)は3.7~5.6、震源の深さは8.4~20.3キロ。同3時37分の地震では、宜蘭県南澳、花蓮県和平で震度5、台北市でも震度3を観測した。これまでに大きな被害は確認されていない。(震度はいずれも台湾基準)
中央気象局の担当者は、これらの地震について、フィリピン海プレートとユーラシアプレートによって起きた通常のエネルギー放出だとみている。東部は地震が頻発する地域で、群発的な地震活動も毎月1~2度発生しており、心配はいらないとしている。
台湾鉄道によると、地震後に点検作業を実施し、安全が確認されたという。
(陳葦庭、李先鳳/編集:齊藤啓介)http://japan.cna.com.tw/news/atra/201509160002.aspx