「長者ヶ岳に、まだシモバシラがあったよ。」
山の会OGに教えられ、居ても立っても居られなくなり今年の初登りは長者ヶ岳へ。
私はシモバシラを見た事ないし、
そもそも長者ヶ岳にシモバシラがあるなんて事も知らなかったから、もうソワソワ
1月 18日 (火)
頬に当たる風が、ツーンと冷たい朝。
久しぶりの田貫湖へ。
ここからスタート。ピストンです。
夫も一緒に。
第1展望台に来ると雪が残っていた。
ここでひと休み。
今回から同行するニューフェイスたち。
・温度計🌡
・温度計🌡
👀お? 0度!寒いわけだよ❄️
・モンベル のニット帽。耳まであったか🧡
・チャムスのスマホケース。
スマホを13にしたら、これまでのケースに入らないので新調
チャムスは、ザックとの色合い良く可愛い可愛い😍(自己満ww)
この冬は例年より寒さがキツくて、
なかなか山へ足が向かなかったけれど、
何か新調すると、
それだけでやる気になる単純な私
第1展望台から第2展望台へ。
第2展望台への急登の手前にシモバシラがあるとOGから聞いていて、
そこら辺りをせっせと探すも見当たらず…
私が見たいシモバシラって、
コレではなくて…
ないなぁ…
もう終わっちゃったのかなぁ
と、1人の男性(以下、シモバシラオジサン)が上がってきたので聞いてみる。
「この辺りにシモバシラがあるって聞いたんですけど、もう終わりでしょうかね?」
「こっち。」
あるんだ
「でも、もうシモバシラは終わりだよ。あるかな?」
ええ?終わりなの
先週見たって友だちが言うんですけど…
シモバシラオジサンの後について山道の左に入ると、もう一本道があり、
シモバシラオジサンの後について山道の左に入ると、もう一本道があり、
「シモバシラ道って言うんだよ。」
「シモバシラを見るために道を作ったんだ。」
へぇ、長者ヶ岳には何回も登ってるのに知らなんだ(⌒-⌒; )
シモバシラオジサンの背中に背負った板が気になる。
「あったよ、コレ。」
シモバシラオジサンがストックの先で指し示したのは、
あったぁ〜〜〜
シモバシラァ〜
*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*
だれ?
カマキリの卵みたいって言う人は?
私も最初そう思ったわよσ(^_^;)
でも、ズームすると、
自然の造形美が、
花開く
シモバシラオジサン曰く、
「バラの様にね、オーロラの様にね、いろんな形になるよ。」
「年末がいちばんの見頃。」
「この時期は乾燥して、もう吸い上げる水分がないからおしまいさ。」
ありがとうございます
私は、初めて見るのでこれだけでも感激です
シモバシラ(シソ科の植物)の枯れた茎と根はドライフラワーのようになって冬まで残るが、この根は地中の水分を吸いあげ、さらに茎に水を通している。気温が高い秋までは、吸い上げられた水はそのまま蒸発するので、茎はまた乾燥する。晩秋から冬にかけて、これを何度も繰り返している。
しかし、気温が低くなり、夜間に氷点下まで冷え込むようになると、この茎に入り込んだ水は茎の表面で凍ってしまう。茎の表面に氷ができると、その氷に向かって茎の中の水が集まってくる。茎の表面に到着した水は、寒い外気の影響で最初にできた氷を押し上げて凍る。するとまた水が集まり、氷を押し上げてまた凍る。こうして茎の表面でできたどんどん押し上げられていき、しだいに氷がリボンのように伸びていくのだ。〜ヤマケイ〜
〈高尾山のシモバシラ〉
小さかったけど念願のシモバシラに無事会えて、ココロ軽く山頂へ
登山口から2時間ほどで、
長者ヶ岳 山頂ヽ(´▽`)/
富士山ドーン🗻
眼下に田貫湖
大沢崩れにズーム!
南アルプスは雲の中
お弁当を広げようとすると、さっきのシモバシラオジサンが、
ノコギリ出して、ギーコギーコ🪚
「これで全部だ。終わった。」と。
ありがとうございます。
背中に背負っていた板はコレだったんだ
こうして山を守ってくれる人に感謝です
さあ、絶景を眺めながらいつものコンビニ飯🍙
でも寒くて寒くて
ジップロックが閉まらないほど手がかじかむ🥶
さっさと食べて下山。
冬枯れの林間から覗く富士山を眺めながら下山。
寒かったけど快晴の空の下、山日和の一日⛰
今年の登り納めは長者ヶ岳にして、
シモバシラの群生を見よう
と、ココロに決めたのでした。
🧊 ⛰ 🧊