ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ １

よせばいいのにボインゴの予知に従ったホルホースはポルナレフの鼻に指を突っ込んだ！　意味が解らないポルナレフ！　同じく意味が解らないホルホース！！　二人共戸惑ったまま硬直しているとジョセフ、承太郎、アブドゥルの３人が近付いて来た！　予知されたポルナレフ達が纏めて気絶する事態が起きる気配は無かった。ホルホースはポルナレフの後頭部に銃を突き付け、建物の影に隠れた。「ポルナレフ、どうかしたのか？」不自然に建物の隅にいたポルナレフに当然質問してくるアブドゥル達。ポルナレフは物凄い舌の動きで知らせようとした！
「後ろの物影に何かあるという、ハッ！」思わず口に出してしまったアブドゥル！　（合図を！　畜生ッ！！）ホルホースは『エンペラー』の能力でポルナレフの頭を撃ち抜こうとしたが、先程鼻に指を突っ込まれたせいで突然ポルナレフは頭を下げてくしゃみをしてしまい、弾みでホルホースは承太郎達のいる通りの方に姿を出してしまった。驚き体勢を崩していると即座に『シルバーチャリオッツ』にふっ飛ばされ、置いてあった油壺をひっくり返すホルホース！
そこにホルホースが些細なことで耳を射って痛め付けた因縁のあるチンピラが小型トラックで通り掛かった。「あの野郎！」ホルホースを轢き殺しに掛かるモブチンピラ！　しかし道路には油が！　スリップしたトラックは承太郎達に突っ込んだ！！　ドーンッ！！！
予言通り承太郎達は纏めて倒れ、驚愕するホルホース！　「（止めは）次の予知を見てからにするです、はい」「OK！」箱に隠れるボインゴに、単純に従うホルホース！　二人は素早くその場から離れて行った。
　　　　　２に続く
　

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ ２

離れた物影で様子を伺うホルホース。『トト神』の予知通り承太郎がまず起き上がった。「近付いていたら反撃を喰らっていたぜ！」予知の的中に興奮するホルホース。「予知は完璧だ！　俺は勝ちてぇ！」その予知が、出た！
予知によれば配管工に金を払い菅を一つ開けさせ、そこへ正午丁度に『エンペラー』で銃弾を撃ち込めば菅を伝って弾が承太郎の額を撃ち抜く！　オインゴのように解釈を間違えることを恐れるホルホースだったが、『自分』の腕時計によるともうすぐに正午だ！　慌てて予言通り準備を整え、正午丁度に菅に「ウオォッ！」有りったけのスタンド銃弾を撃ち込んだ！！！
弾は菅を伝わり、ポルナレフを助けようとした承太郎の額を撃ち、抜く寸前でポルナレフがくしゃみを承太郎に喰らわし！　弾は避けられてしまった！！　「何ぃッ？！」ホルホースの腕時計は時間が少し進んでおり正確な時間ではなかった！
「次に何が起こるんだよぉ？！」『トト神』の本を奪って予知が出るのを待つホルホース！　避けられた弾が戻って来るのに気付かないホルホース！　気付いたが上手く忠告できないボインゴ！　弾は本の承太郎の『漫画』の額を撃ち抜き、読んでいたホルホースの額をも撃ち抜いた！！　「ゲェぇッ？！」ホルホースは倒された！！！
ボインゴは承太郎の『運』の強さに関心し、復讐の虚しさを悟り、これからは善行を行おうと景気付けに隠れていた箱を蹴っ飛ばして立ち去ろうとしたが「キャイン！」箱は寝ていたイギーに命中！　「ガルルッ！　シャアァッ！！！」イギーは激怒し、ボインゴを倒した！！
尚、二人共生きてはいたようである。
・・・話数多いんだな。今DIO戦くらいかと思ってた。