羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

仮面ライダードライブ 1

2015-04-20 21:04:03 | 日記
一躍時の人となった進ノ介だったが、記者達を掻き分けて署に入ると仁良が待ち構えていた!「まあ、せいぜい気を付けて頑張るんだね。警視庁の花形だった君のお父さんみたいにならないように」カチンと来た進ノ介。「どういう意味です? 父は名誉有る殉職だと聞いています」「そう思っておいた方が君の為だろうねぇ、へっへっへ」仁良はせせら笑って去った。
シフトカー達やベルトを含め、特状課に集まった一同。「先手を打ったんです」本願寺は公表した訳を一同に語り出した。「社会に我々の存在を知らしめた方が逆に安全というターンに入ったんです」ベルト達が警戒していた『敵』が出現していた。『敵』はグローバルフリーズの被害に対し、警察に適切な対応をさせなかった。『敵』は警察周辺にいる!(親父の死に、そいつが関わっているのか?)進ノ介は思い詰めた。「とにかく! 二人の仮面ライダーを支えて、皆で頑張って行こう!!」りんなが陽気に盛り上げると、突然霧子が立ち上がった。「二人だけじゃありません、3人です」「実はプロト0が霧子に助けられ、生きていたんだ」霧子と温度差はある口調ながら、ベルトもチェイス生存を語った。
地下基地で西城やりんなが単純に「悪人に見えない」「全てのドライバーを融合進化体対応にできたのもチェイスのおかげ」と話すと、剛は憮然とした。「皆、チェイス派かよ!」バイクを蹴っ飛ばし、剛は基地を出て行ってしまった。
当のチェイスは件の森で一人、項垂れていた。そこにシフトカー達が現れ、取り囲んだ。「またお前達か。あの女に、もう来るなと伝えろ」チェイスは去ろうとした。「お前に礼を言いたいのは、霧子だけじゃない」進ノ介と霧子が連れ立って来ていた。「プロト0、皆が君の戦線復帰を望んでいる」
     2に続く

仮面ライダードライブ 2

2015-04-20 21:03:55 | 日記
ベルトはハート達が付けた名ではなく、自分が付けた名にこだわった。
チェイスは、やはり去ろうとした。「待って! 何処へ行くの?」「分からん!! 俺が聞きたいくらいだ!」霧子に呼び止められても、チェイスの動揺は収まらなかった。「チェイス」霧子はチェイスに駆け寄り、以前のようにいきなり掴んだりせず、そっと腕に触れた。ビクッと体を震わせ、チェイスは振り返ろうとしてた。そこに「せっかく生きていたのに迷っていたのか? チェイス!」ハートが単身現れた。ハートはプロトドライブのシフトカーを取り出した。再起動し、チェイスの元へ導いたという。「チェイスを解放した時の戦利品だ。帰ってこいチェイス。この戦い、ロイミュードが勝つ! アイツも動き始めたみたいだし」ハートは進ノ介と間合いを計り始めた。
アジトに置いて行かれ、鏡の前の椅子に一人で座り、何も、することがないメディック。「やあ、メディック」後ろの鏡が話し出した。「007のコアを治してくれて、ありがとう」「どういたしまして。素晴らしいですわ、融合進化体」「ブレンにどうしてもと頼まれてね」背後の鏡の中にはNo.001!「やっぱり」「よほどハートの役に立ちたいらしい、ハートは正に王の器だ。私は今まで通り、裏からそれを支えるよ」「頼もしいけど、相変わらず不気味な男」メディックは振り返り、既にNo.001の姿は無く、自分の姿のみが映る鏡を見詰めた。
「融合進化体を生み出したのは001か」ベルトは呟いた。「001? ハートが1じゃなかったのか?」「ハートは002、ブレンは003」ベルトは答えた。これまで聞かれないので答えなかったのか?「アイツは影から物事を動かすのが好きなのさ。おそらくお前にも縁浅からぬ相手」
     3に続く

仮面ライダードライブ 3

2015-04-20 21:03:47 | 日記
「まさか、そいつが父さんを?」たぶんそうだろうけど急に飛躍する進ノ介!「そいつのことを全て教えろ!」「ふふ、無理だね。誰も知らない」進ノ介が殺気立ち始め、チェイスが(俺の話はどうなった?)と二人を見ていると、霧子のスマホにメールが来た!「泊さん、007が現れました。仮面ライダー出動要請です」目の前に敵組織首領もいるが一応伝える霧子。しかし進ノ介は頭に血が昇っていた!「何が何でも話してもらう!」変身しようとする進ノ介!「チェイスの奪い合いじゃなかったのか?」言いながらも進ノ介がデッドヒートに変身すると自分もロイミュード体に変身するハート!
「001の正体を言うんだ!!」滅茶苦茶にハートに殴り掛かる進ノ介。「進ノ介?! どうしたんだ?」戸惑うベルト。場所を変え、河原で殴り会う進ノ介とハート! 途中まで互角だったが、進ノ介がデッドヒートの基本特性の『見た目がややこしいけどマックスフレア使わなくても燃えるパンチ』を起動させて殴り掛かり、ハートを追い詰めた! いつになく柔らかいハートを一方的に殴る進ノ介! これに見かねたチェイスは魔進チェイサーに変身して間に入った!「ウォオオッ!!」進ノ介の右腕を中心に吹っ飛ばし、簡単に変身解除させるチェイス!
「ぐあ、ぐぁあッ!!」右腕に深傷を負った進ノ介! 霧子が駆け寄る! チェイスは人間体に戻り自分の行為に愕然とした。ハートも人間体に戻った。「さぁ行こう、チェイス」この流れで進ノ介に止めを刺すという発想が無いハート。「俺は」動けないチェイス。ハートは驚いた。「本当に、迷っているのか? お前は」ハートはプロトドライブシフトカーをチェイスに握らせた。
     4に続く
   

仮面ライダードライブ 4

2015-04-20 21:03:36 | 日記
「連れ戻すつもりで来たが、気が変わった。自分の道を決められない奴に、何を言っても意味が無い」「ハート!」ハートは去った。「俺は、誰の為に戦えばいいんだ!!」チェイスは川の中に膝を突いた。
まだ田賀に執着する007の襲撃は嫌味だが意外と賢い仁良の機転で空振りに終わった。要請に答えず、大怪我して戻った進ノ介は散々仁良に詰られた。仁良が去り、皆が対応に出て特状課に本願寺とベルトと共に残された進ノ介はスパイダーマン、元意。父の言葉を思い出していた。『警察官の肩には大いなる責任が乗せられてる』進ノ介は自分の失態を反省した。ベルトと本願寺は進ノ介の父の死と001に関する調査を行っていたことを明かし、当面は自分達に任せるよう諭した。
また剛は署の廊下で霧子に対し、「進兄さんに申し訳ないと思わない?」「チェイスは悩んでるんだよ、自分の道が見えてないの」「自分の道が見えていないのは姉ちゃんの方じゃないか」霧子は振り返った。「進兄さんならともかく、機械人形とのラブロマンス何て、俺はごめんだからな!」言い放ち、剛は駆け去った。返す言葉も無い霧子は、入れ替わりな現れたりんなに、『例の頼まれ物』として黒いケースを渡された。
仁良達は廃工場に田賀を匿っていたが、007に見付かった! 警官は蹴散らされ、田賀と007は再び融合し、ソードロイミュードと化した!!
その頃、チェイスはまだ河原にいた! 河面に映った(ように彼には見えた?)ロイミュードとしての自分の姿を踏み付け! 混乱している様子のチェイスだったが、その側に無人のライドチェイサーが走って来た! 少し冷静になり、側に寄ってみるチェイス。
     5に続く

仮面ライダードライブ 5

2015-04-20 21:03:26 | 日記
ふと見ると荷台が無いのでマフラーの辺りに随分フワッと網で掛けて、りんなが霧子に渡した黒いケースが固定されていた! マフラーで網焼けそう!
廃工場では仁良が変身して田賀の殺されそうになっていたが、進ノ介が飛び付き救った! 進ノ介は変身しようとしたが、怪我でまともにシフトカーが持てず失敗! 即、田賀に蹴り飛ばされたがマッハのタイプデッドヒートに変身した剛がフォローに入った!「ハァッ!」剛と田賀が交戦する中、霧子も駆け付け、進ノ介を助け起こした。「大丈夫ですか?」「ああ」以前より進化して強い田賀に圧倒される剛! 進ノ介が戦えない事態を招いた霧子は無謀にも剛の元へ走った!
「うらぁッ!」上階の配水管を切断しながら剛に一撃入れ、変身解除させる田賀! そこに霧子が割って入り、以前開発してもらったキックシューズで田賀に立ち向かった!「はあッ!」気合いと共に連続蹴りを放つ霧子! 打撃は通らない!「何だそりゃ?」 面白がる田賀!「姉ちゃん!」這いつくばる剛! シフトカーホルダーを斬られ重加速に干渉され低速化しながら上階から落下してゆく霧子!「あああぁッ!!」田賀はわざわざ一階に先回りして低速で落下してくる霧子の背に向けて自分の剣の腕を構えた!
「串刺しにしてやるぜ!!」配水菅から吹き出す水と共に落ちてくる霧子!「霧子ぉッ!!」絶叫する進ノ介!「ハッハッハ!」笑う田賀! そこにブオォンッ!! ライドチェイサーに乗ったチェイスが突入!! チェイスはバイクを田賀にぶつけて吹っ飛ばし、重加速を解除し、落ちてきた霧子を受け止めた!!! 降り頻る配水菅の水! グローバルフリーズの雨の夜、救われて抱き抱えられたことを思い出す霧子。「あの雨の日と同じね」
     6に続く