羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-06-09 20:17:34 | 日記
「僕と大阪に行って下さい!」大阪で研究者の道を進むことを決めた星野は必死で常子に訴えた。常子は涙溢して感激はしたがすぐには答えられなかった。
 森田屋では君子が朝、美子の頬を一方的に張ってしまったことを謝り二人が和解し、鞠子も「もうっ、よっちゃん。私まで巻き込まないでね」と言いながらも一安心していたが、あくまで常子には自分からは謝らないと突っ張る美子。自分の裁縫仕事を無駄遣い(おやつの為)と決め付けたとまだ怒っていた。
 君子と鞠子が呆れていると、ぼんやりした常子が帰ってきた。ぼんやりしたまま鞄から買ってきた鞠子の万年筆と美子の櫛を取り出して渡す常子。自分の冬物を買う為に貯めていた金を「欲しい物もないな、と思って」と使っていた。常子はそのままくたびれたと夕飯を断って退室してしていった。美子は礼も言えず見送るばかりだった。
 翌日、常子は熱を出して寝込んでしまった。無理に出社しようとする常子を「休養を取ることも、家長の仕事よ」と君子が諭し、会社を休ませた。放課後、美子が手伝いをしている洋裁店で水色の毛糸を手に取る中、君子の看病を受ける常子は「星野さん」と呟きながら夢を見ていた。星野と常子の間には子供がおり、仲良く暮らしていたが、突然いつかの金貸しが妹達の学費等の金を返すように迫ってきて、常子が結婚したのが悪いと無茶な因縁をつけてくる悪夢。
 さらに一日経ち、かなり回復した常子が家で養生していると夕方、早乙女が見舞いに現れた。部屋に立て掛けた件の標語を見て話し、自分より妹達を優先する常子に関心しする早乙女は、一人っ子で厳しく育てられ独立心を持って今日まで暮らしてきたという。「女が自分の力だけで生きていける程、甘い世の中ではありませんもの」常子に『強い』と言われても早乙女はそう厳しく返した。
・・・断る流れじゃないけど、難しいもんだ。

世界一難しい恋

2016-06-09 20:17:28 | 日記
 和田、目覚め過ぎ。もう全部勝ち過ぎて押さなくていい変なスイッチ入っちゃった。もはや懐かしい響きのロハスっぽいが超マネーパワー。それでも零治に「面白いからだよっ!」とビンタをぶっ放ちだす。茶碗のいい話、どこいった? 酒屋の兄ちゃんみたいになってたが、絶対負けない無限ループから和田なりに脱出できたらしい。零治とそう変わらない、それなりに迷惑な男だった。
 男子社員達がわちゃわちゃしつつ、まひろがそこまで美咲と近しくなかったりしたが、一方で美咲と立ち入った話しも結構する。女子レギュラーが舞子とまひろだけだから、会社の後輩的キャラと気心の知れた女友達のキャラを兼ねさせた結果『凄い話すけど友達でもない』という独特の間合いになっていた。家康に捕獲される際は、あんなときめかない壁ドンも珍しい。
 美咲は憑き物が落ちたように序盤でまひろに相談している時点で前々回のキャラベースに戻っていた。前回のベースだとラストのハグが『ハグ事案』だ。美咲の夢の取扱いが正しかったとはいえ、零治の父の元も訪ねないだろうしね。美咲は今のところペンション経営くらいならともかく、ホテル経営をする種類の人物ではないからホテル経営させるならラストは時間経過かかるか、それが必要な終わり方かなぁ。
 零治は今回も舞子と石神に付き添われつつ平常運転であたふたし、縁のある着ぐるみ師と絡んでみたり、踵から腿の付け根までの距離がコンパクトであることも軽くイジらせたりと、あれこれしていたが、やはり一代で偉業を成す器であること改めて示しつつフラフラ一度手酷く別れた女に抱き付きにいっていた。「夢に早さは必要ない」「目標と夢は別物だ」「絶対に消えないものだ」「周りの~消そうと思っても」「やけになった自分が本気で消しにかかっても」「君にそっくりだ!」もう代議士になれそう。次回で終わりでがんす。

ヤロカ火 完

2016-06-09 20:17:22 | 日記
『ヤロカ火』完結しました。霞ヶ丘バラッド自体完結です。最初は妖怪等は出ないはずだったのですが、なんやかんやで月刊の少年漫画風の妖怪退治物になりました。少し長くなったこともあり、最初の頃とキャラも文体もだいぶ違ってます。次はどうしようか、思案中です。ホントどうしたもんでしょうな? 何かしらは書くので、その時はまたよろしくお願い致します。