「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

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『マインドフリー』という生き方、その基本を知るには『鷲田 小彌太』著『シンプルマインドのすすめ』

2024-09-08 13:49:02 | 編集長『MASH』のヘビー級コラム『ハードパンチBlues』

今ほど『マインド』というものについて
『多くの人が注目している時代は無い』
と思うんだよね。

SNS全盛の今じゃぁ
『過度なストレスが掛かる』
わけで、それ自体が
『本質からズレテイル生き方』
にも拘らず、
『ついつい依存常態』に身を置いてしまっているだろ?

その結果として、結局
『多くの人が、知らず知らず、ストレス過多状態』
に陥ってしまっているワケ・・・。

ある時期を境に、俺は多くの人から
『オープン・マインド』『フリー・マインド(マインドフリー)』
について質問を受ける様になったのだが、はたして
「フリーマインドを得るには一体どうしたらいいのか?」
という様な単純なものではない・・・
と言うことを最初に記しておきたい。

と言うのも
『オープン・マインド』『フリー・マインド』
を知る以前に
『シンプル・マインド』
について知ることが不可欠だからなんだ。

そこで今回ご紹介したい書籍!

シンプルマインドのすすめ 鷲田小彌太 著
(2000年12月発刊 東洋経済新報社)

著者である『鷲田 小彌太(わしだ こやた)』氏は哲学者であり
現在『札幌大学名誉教授』となられている方なのだが、
本著が書かれた24年前は『札幌大学教授』であり、
今以上にフレッシュで、まだまだ『結論』には至っていない・・・
言わば『道半ば状態での著作』とも取れる。
著者58歳での執筆である。

さて、ではこの『シンプルマインド』とは何か?
著者の定義によれば
『心に悩みの無い状態』=『心が晴れ晴れとした状態』
であり、実に内面的、内向的なマインドである。

逆に、先ほどから記している
『オープン・マインド』
とは
『相手に向いたマインド』=『外面的、外向的マインド』
であり
『フリー・マインド』
となると
『内と外の両面がオープン状態』
となるので、
この『シンプルマインド』こそが
『その基礎となるもの』
だと理解するべきだろう。

順序的に言えば
①『シンプルマインド』の構築
②『オープンマインド』の構築
その積み重ねが
③『フリーマインド状態』
となるワケだね!

本著では著者が考える
『シンプルマインド』と言われる
『実に数多くの例』が挙げられているのだが、
さすがに今読み返すと24年前の書籍だけに、
時代背景は古く、読み難さも多少はある・・・

しかし、
『本質の部分は決して変わっていない』
と言い切れるゾ。

『フリーマインド状態』
を目指す人にとって見れば、
本書こそ
『唯一の入門書』
であり、
『かなりハイクオリティな参考書』
とも取れるハズさ!

この書籍から『シンプルマインド』を得とくしたならば
今度は『そのマインドの扉を他人に対し開けばイイ』
ただ、それだけの話であり、
すぐに『オープンマインド状態』を築ける!

そしてその先には
『マインドがフリーとなる世界』
が広がっているのだが、
この領域への進化が一番難しいのは事実。

ただし、人生は長い!
この長い年月を掛けてでも読者諸君には

『シンプルマインド』
    ↓
『オープンマインド』
    ↓
『フリーマインド』

と順に構築して頂きたい。

そして、その結果として
いつかは誰もが訪れる・・・
『死を笑顔で迎えて欲しい』

俺は本気でそう願っている。

その取っ掛かりとして、
本書を手に取るコトは
『絶好のチャンス』
でもあり『唯一のチャンス』とも言える!

言い切ったところで、今日はココまで!

《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》

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