今ほど『マインド』というものについて
『多くの人が注目している時代は無い』
と思うんだよね。
SNS全盛の今じゃぁ
『過度なストレスが掛かる』
わけで、それ自体が
『本質からズレテイル生き方』
にも拘らず、
『ついつい依存常態』に身を置いてしまっているだろ?
その結果として、結局
『多くの人が、知らず知らず、ストレス過多状態』
に陥ってしまっているワケ・・・。
ある時期を境に、俺は多くの人から
『オープン・マインド』や『フリー・マインド(マインドフリー)』
について質問を受ける様になったのだが、はたして
「フリーマインドを得るには一体どうしたらいいのか?」
という様な単純なものではない・・・
と言うことを最初に記しておきたい。
と言うのも
『オープン・マインド』や『フリー・マインド』
を知る以前に
『シンプル・マインド』
について知ることが不可欠だからなんだ。
そこで今回ご紹介したい書籍!
シンプルマインドのすすめ 鷲田小彌太 著
(2000年12月発刊 東洋経済新報社)
著者である『鷲田 小彌太(わしだ こやた)』氏は哲学者であり
現在『札幌大学名誉教授』となられている方なのだが、
本著が書かれた24年前は『札幌大学教授』であり、
今以上にフレッシュで、まだまだ『結論』には至っていない・・・
言わば『道半ば状態での著作』とも取れる。
著者58歳での執筆である。
さて、ではこの『シンプルマインド』とは何か?
著者の定義によれば
『心に悩みの無い状態』=『心が晴れ晴れとした状態』
であり、実に内面的、内向的なマインドである。
逆に、先ほどから記している
『オープン・マインド』
とは
『相手に向いたマインド』=『外面的、外向的マインド』
であり
『フリー・マインド』
となると
『内と外の両面がオープン状態』
となるので、
この『シンプルマインド』こそが
『その基礎となるもの』
だと理解するべきだろう。
順序的に言えば
①『シンプルマインド』の構築
②『オープンマインド』の構築
その積み重ねが
③『フリーマインド状態』
となるワケだね!
本著では著者が考える
『シンプルマインド』と言われる
『実に数多くの例』が挙げられているのだが、
さすがに今読み返すと24年前の書籍だけに、
時代背景は古く、読み難さも多少はある・・・
しかし、
『本質の部分は決して変わっていない』
と言い切れるゾ。
『フリーマインド状態』
を目指す人にとって見れば、
本書こそ
『唯一の入門書』
であり、
『かなりハイクオリティな参考書』
とも取れるハズさ!
この書籍から『シンプルマインド』を得とくしたならば
今度は『そのマインドの扉を他人に対し開けばイイ』
ただ、それだけの話であり、
すぐに『オープンマインド状態』を築ける!
そしてその先には
『マインドがフリーとなる世界』
が広がっているのだが、
この領域への進化が一番難しいのは事実。
ただし、人生は長い!
この長い年月を掛けてでも読者諸君には
『シンプルマインド』
↓
『オープンマインド』
↓
『フリーマインド』
と順に構築して頂きたい。
そして、その結果として
いつかは誰もが訪れる・・・
『死を笑顔で迎えて欲しい』
俺は本気でそう願っている。
その取っ掛かりとして、
本書を手に取るコトは
『絶好のチャンス』
でもあり『唯一のチャンス』とも言える!
言い切ったところで、今日はココまで!
《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》
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