『ギタープレイの奥深さ』
ソコを追求している・・・
そんな『最近のハウリンメガネ記事』なのだが、
前回の『ツボを突いた記事』
↓
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/02df4d975e00656ca573d8fc9530080b
コレを俺なりに分かり易く、より深く書いてみようと思う。
彼の表現では『撫でる』と書いていたが、
それも『表現の一つと解釈してよい』だろう。
俺は昔から若手ギタリストに対し
「弾かないギターこそが大切!」
と言って来ている。
これは『弾くこと』に囚われて
『曲全体を音で埋めてしまう』
のと同時に
『ピッキングに注力し過ぎてしまう』
という弱点を覆す言葉である。
ギターは所詮『飾り物』!
と、ギター弾きのくせに言い続けてきた俺なのだが、
行き着くところ『ギタープレイはスポーツと同じ』なんだ!
と結論付けている。
その心は?
つまりサッカーでもバスケでも
「ドリブルを同じリズムや同じ方向で進まないでしょ?」
パスだって
「強弱を付けたり、長さや蹴り方、投げ方も変えて出すでしょ?」
シュートでさえ
「100本打ったら100通りのシュートが有るよね?」
そーやって瞬時にアドリブで勝手に身体が動くということなのさ!
コレはスポーツでは当たり前のことなのだが
「ミュージシャンにスポーツマンが少ない」コトから
音楽界では『理解されずらい部分』なのだと思う。
『楽譜に沿う音楽では、なおのことその傾向が強い』
と言える。
俺はスポーツの道具
例えばラケット、シューズ、グローブ、バット等と同じように
ギターという道具に接している。
だから、道具を理解することの大切さを説いて来た。
例えばテニス!
「ラケットの数だけ試合がある!」
と言ってイイ。
例えばサッカー
「シューズ選びにより、ボールタッチの感覚は全く異なるし、その都度使う試合球により蹴り方さえも変わってしまう・・・」
コレは俺のギターコレクションを紹介している
大人気連載中の【MASH's Guitar Collections】https://blog.goo.ne.jp/12mash/c/d915859cfd06c845f3e159ee3c56ba8bでも出てくるコトなのだが
『感覚的なことが、ちゃんと音に出せる道具たちをコレクトしている』
と解釈して頂ければ分かり易いだろう。
俺はエレキでもフィンガーで弾く。
『これこそ指先の感覚を大切にしているから』
であり、だからこそ
『道具に寄り沿うプレイ』
が出来るのである。
言わせて貰えば、これって
「スポーツよりも、ずっと簡単!」
なコトなのだと思っていて、なにせ
『対峙する相手が居ない』
のだから
「彼との対戦はこのラケットで行こう!」
とか、
「あのディフェンスをどう抜こうか?」
など、思い悩む必要は無い。
ギターをはじめ、楽器全般は
「ただただ道具と向き合い、自分の感覚を磨くだけなんだ!」
と言いたい。
俺が
「ギターなんて弾かなくたって下手にならんよ!」
と言い続けるのは
『ずっと弾き込み過ぎて、感覚が養われた』
ただ、それだけのことだと言える。
とは言え、ひとつ言える事は
『俺が幼少時から根っからのアスリート』
だからこそ
『早く手に入れることが出来たスキル』
なのかもしれないのだが・・・
暗闇だろうが、目をつぶろうが、半分寝てようが(笑)
俺はギターを弾くのは苦じゃないし
音も全然、変わらない。
ただし、コレも特別ではないんだ。
『全てが感覚で弾ける』
というコトは
『プロの世界では当たり前』
のことなんだよ。
考えてみてくれ!どの世界でも
『プロの世界に居る人』
は
『道具を使いこなしている』
だろ?
『料理人の包丁』や『経理の電卓』『文筆家のペン』まで、
彼らは
『それらを感覚として操ることが出来る』ワケだ。
ギターもモチロン同じであり、
それを邪魔するものは『変なネット情報』であったり、
『固定概念』であったり『耳を作っていない君自身』であったり・・・ってお話し。
弾き続ける『ハウリンメガネ』はココに来て
『プロの入り口に立った』と言えるだろう。
今後も『彼の連載』はチェックしていくべきだと思うし、十分に期待して良い!
今日はココまでとしよう!
《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》
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