「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

「ジョーカー・ウーマン」の「明日もボブで狂うわよ!(新連載!)」 (序章) 私はどうしてボブ狂になったのか?

2019-01-31 12:03:56 | BOB DYLAN
13 Reasons Why※(風)
(※13 Reasons Why: Netflixのドラマ、
主演の俳優さんがディラン某氏だったので
思わず観てしまいました…
知らぬ方は我関せずでお願い致します)

テープ1 A面

声が好き。

「ライブ狂」になる前
最初はもちろんレコードを聴いていた。
(昔だからアナログ盤で、LPです。)

生まれて初めて買ったレコードが
「The Freewheelin' Bob Dylan」(写真)
です。

レコードプレイヤーを「お年玉」で買った後、
すぐに買いに行きました。
ボブのことはよく知らなかったから、
ジャケ買いです。

私の今までの人生でも
「10本の指に入る正しい選択」
だったと思う。

60年代のNYC、
ジャケットといい、歌詞といい、
「めくるめくボブ・ワールド…… 」
子供心に、超憧れました。

英語は判らなかったけれど、
「片桐ユズルさん」の訳を読みました。
日本語でも良くわかっていなかったけれど、
何事も判らないほうが「カッコいい」ものかも。

だけど、何と言っても
「声」に魅了された。
これについてはコレ以上は説明できない。
お分かりだと思いますが。


テープ1 B面

ボブ「嘘臭く」ない。

ボブは多分「嘘つき」だと思う。
「各種剽窃(ひょうせつ)」(疑惑)
※ひょうせつとは盗用の意

噂に聞く「女性への各種仕打ち」
そしてソレらを「変人」という言葉で
「煙にまいている」感が多分にある。
マトメてみると、
ズバリ「嫌な奴」かもしれません。。。

それでいて「各種剽窃(疑惑)」
の数々にも関わらず
「嘘っぽく」ない。

説明不可能な「本物感」が溢れているという
この「怪奇現象」こそ「ボブ」
どんな時でもボブは「超ボブ」
そう!「ベリーボブ!」
なわけです。

「嘘っぽいボブ」
をあえて思い起こしてみます。
とりあえず、今日ふと思い出すのは、
「2001年のオスカー受賞式」
これです!

うさんくさ~~~~い。
出た!
「チョビ髭時代」
あの髭だけで
「とっても胡散臭い」です。

そもそもテレビに出演すると
残念ながら大体「ぱっとしない」ことが多い。
後世に残るのはこれか。。。
とちょっと残念。
(それはさて置き、、、。)
YouTube検索してみたら
「どアップの受賞スピーチ」も発見。

改めてスピーチ部分を観たら
「ちょび髭ボブ」
それなりに可愛くて、
お礼にかこつけて、曲について語ってた。

「人間の性質から目をそらさない(歌)」
みたいな事、、

そう思って
「Things Have Changed」
(以下THC)
を聞いたら、「違った風」に感じられるかも。

”...this song which obviously [is] a song that doesn't pussyfoot around nor turn a blind eye to human nature.”
(書き下し文、http://aaspeechesdb.oscars.org/link/073-15/ より)

昔読んだ記事で、この歌は
「カントリーシンガーの何とかさん」(忘れた)
が作った曲で、
ボブがシンガーの家に遊びに行って
「いい歌だね~ちょっと借りていい?」
「ああ、どうぞ」
みたいな流れになって、、、
って物だったと思う。

で、そのまま
「ボブ・ディラン作曲」
と書いて発表… スゴイでしょ?
そんでもって
映画に使われオスカーとか貰っちゃった。。。?

その記事を読んだ時、まだ
「ボブ・ディランってそういう人」
という「事実」
を受け入れ切れていなかったので
「少しショック」だったんだけど、
「ショック」な割に、妙に笑えた。
非常に「ボブっぽく」て。

「THC」
(上記由縁からしても、胡散臭さが拭えない)
って、とにかくボブは大好きなようで、
ずーーーっと歌い続けている。

しかも近年は
「例外日を除き、必ず1曲目」
に登場。

ファンは「シナトラ時代」を
「ただただ受け容れた」様に、
「静かに受け容れ」
そして
「過ぎ去るのを待つ」のみ。。。
だが。。。
全然過ぎ去る気配はこない!

さて話を戻しましょう
「2001年のオスカー受賞式」のTHC。

この時ボブはツアー中で
「オーストラリアから中継」
による出演。

カメラ前で「不思議に左右を向く」ボブ。。。
「カメラ目線」になったり
「ぎこちなく視線をはずし」たり。

「ホット過ぎる流し目(風)」と、
「最後のキメ部」の「不自然っぷり」こそ
「赤ちゃんパンダがじゃれあう映像以上」に
心が蕩ける。(私は本気です!)

「一体何だったのか?」
「どういうつもりだったのか?」
こういう「問い」って、無数に湧き
もちろん答えは「永遠に判らない」。

おそらく、おそらくですよ。
ほんと推測にすぎないけれど、
「かっこつけてみて、それが失敗(?)」
したのではないか?
(近年は「無愛想路線に徹してる」ようですが)

こんな「ボブ」(ごめん)
でも「最高にボブっぽい」。

むしろ「こんなボブ」(ごめん)
だからこそ「高濃度圧縮ボブ」を感じる。

※もっともっと「ボブっぽく」て
「気絶しそうなボブ」(あくまで私は)
もあるのですが、
ココでは長くなるから
「涙を飲んで割愛」します。

急に総論!
私、ボブに
「とてつもなく”本当”」
を感じるんです。

「胡散臭く」ても、
「嫌な奴」でも、
「各種剽窃(疑惑)」でも、
「かっこつけてみて失敗して」も(推測)、
ソレら全て含めて
「全部とてつもなく本物」っぽい!

「何かが憑依した」かのような
「本当に物凄いパフォーマンス」
が発生する時も、
「テレビできょどっている時」も、
「割とつまんないライブ」
(それでも部分的には、必ず良い所があります)
の時も、やっぱり「何か本当」を感じるのです。

子供の時、「音楽大好き」で、
「ロック少年」になって、
それから「ウディ・ガスリー」にハマって、
「NY」行って「フォークシンガー」になって、
また「ロックに惹かれ」ていって、
その後色々あって
「アメリカ縦断ツアー」みたいなのやって、
「ワールドツアー」もやったけど、
突如「クリスチャンになって」みたり、
その後「四十半ばにして惑う」みたいな時も経て、
「何度目かの黄金時代」だと思う「初期NET」が
始まって、「現在」に至る。

「激しく変わる度」に
ファンも「ショック」だったと思う。
(私自身「ボブ狂」になったのは
94年以降だから大きなショックはなかった)

そんな「コロコロ変わる所」も「ボブ」。
全部「その時その時」で「本物」だった!
んだろうなあ〜と思う。

「対外的には嘘つき」だけど

(日本の本からの思い切った借用とか。
ノーベル賞受賞スピーチの何とかとか)

「自分には嘘がつけない」

(その時の自分のリアル度が100%
じゃないと表現ができない)

ってこと、ではないでしょうか?

また、それとは別枠になるかもしれないけれど、
「声の魅力」とか「表現力凄まじい」とか
「楽曲が良い」とか…

そういうの超えたところで、
「チャネラー?」というか
「イタコ?」というか
そう!
「通路みたい」な、、、

そういう感じで、
こう、
「どーーーーんと」
「どーーーーんと」
何かが来てる!のよね。
ハートを直撃する「何か凄まじい」ものが!

それが「多量に流れる時」が、
「いいライブ」で、
「何かが滞っている」のか
「流れが弱い時」が、
「OKショー」なのかな。
と思う。

その流れの本質も
「本当」とか「真実」
に近い「感覚のもの」だと感じる。

多分、最上級の「通路」であるのに、
通路自体が「本当」であることが
「出し手のボブ」には、とても大切で
もちろん
「受け手の私達」にも「そういう準備」
が必要なのでしょう。

多分、「嫌な奴」なんだったら、
「嫌な奴でいる」しかないのでしょう
(個人的な付き合いなら即離れるけど)。

若い頃の「ジョーン・バエズ」への「酷い仕打ち」
(ジョーン大人!)
内容は割愛するけど、ネット記事等に散見する
「各種酷い人」レポート、、、
「笑えるまでに酷い!」
たまに「酷くない話」があると
「ボブも人間なんだな~」
って妙な納得をしてしまう程、
「基本は酷い」。

言葉を選べは、
「決して良い人のフリができない!」ほど「本物」
そもそも「良い人」って何なんだよ?
と、私達に突きつけられる程の
「徹底した本物感」。

ボブは間違いなく、
「ボブ・ディランとして天才」だと思う。
「歌以上」に「存在」がすごい。
ボブを通して私達に
「流れ込んでくるエネルギー」
が凄すぎる。

ボブの声は「怖く」、顔も「怖い」。
歌も結構「怖い」か「とても哀しい」。
(ヒューマンネイチャー、見て見ぬふりしない?)

そんな「良い人のフリとかが出来ない」ボブが
「怖い声」で、「皮肉でダークで怖い」んだけど、
「美しく」て、不思議とちょっと「笑える歌」を
歌うのを、私は会場で聴くのが大好きなのです。

(※13 Reasons Why:Netflixのドラマ、主演の俳優さんがディラン某氏だったので思わず観てしまった)

( 企画・編集・校正・加筆リライト「Mash」)

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ゲスト・ライター陣紹介
〈ジョーカーウーマン〉
日本を代表する
「ボブ好き5人衆」
の一人。

お金が有ればもちろん、
無ければローンを組んででも
海外まで出掛け
「ボブ・ディランLive」
をGetsし続ける「重鎮」

俺「Mash」とは
「ボブの音楽的部分」
そして
「ユーモラスに笑える部分」
にて合致!

今回の新連載で
より深く「ボブ」を掘り下げる!

ジェリーズ軍団では
「Starman☆アルチ」
「ハウリンメガネ」
と共に、音楽専門ライター陣
「ロック・マニアックス」
を2019年新規結成。

俺「Mash」が贈る「男のファッション参考書」(新連載)!「俺のジーンズ列伝(デニム・マニアックスの詩)2019」(2本目/その3)

2019-01-29 12:34:00 | ファッション&腕時計
今年からスタートした
「俺のジーンズ列伝」
役に立っているかな?

今の20代は「子どもっぽい」だろ?
だから、
君のファッションが
「クールな大人」
に仕上がって行く事を願って書いているのよ!

では、引き続き今回のジーンズを見ていく。

「インパクト21」
により作られた
「ラルフローレン・ジーンズ」
(ブーツカット PRRI GM4201)
今や珍しい「日本製」である!

アメリカの高級衣料ブランド
「ラルフローレン」が出した
「ブーツカット・ジーンズ」
その作りは素晴らしい!

前回お伝えのトーリ
「ライセンス契約」をし
主に「日本国内の販売品の一部」
として企画・販売されていただけに、
「縫い」や「デニム生地」のチョイス!
は逸品。

「2%ポリ入り」の生地なのに、
写真でお分かりの様に
「縦落ちがシッカリと出る!」
仕組みが最高だね!

バックの「革パッチ」は「本革」
フロントジッパーも名品「YKK 45」
を使用!

「燻したフロント・ボタン」は
シッカリ「ラルフローレン」のロゴ入り!

特に言いたいのは
「縫い」のクオリティ!
コイツは本当に高い!

前回の1本目の「ネイビーナチュラル(NN)」
(バックナンバーをご覧下さい!)
よりも「一巻き多く」縫っている!
からね!

この辺り、
「さすが日本製!」
と感心させられるゼ!

ただ、「NN」と比べ
一つ見劣りする点を挙げるとすれば
腰回りのデニムを「外中と2枚重ね」て
強度を出す為に「W縫い」をするんだけれど
「厚手のデニム」を採用した「NN」に対して
この「ラルフローレン」は
「薄いタイプのデニム」を採用していてね…

その分「スッキリ履ける」ものの、
ジーンズ特有の「腰回り感」が
多少減少しているは残念だなぁ。

ただ、「NN」同様に
「2%ポリデニム」にも関わらず
全体的には「100%デニム感」を
この「ラルフローレン」には感じる!
この点はホント、素晴らしい!
履いてて楽しくなるよ!

この楽しみを、ぜひ味わってくれ!
そうすりゃ君たちも
「デニム・マニアックス」
への道は近いゼ!

次回も
「コアでディープなデニム」
に斬れ込む!

楽しみにしてくれよな!


《ジェリーズ・グループ代表 MASH》

* 当ブログの「編集長」&「執筆者」
また
* アンティーク腕時計専門店
* レア・レコード専門店
* セレクト・ヴィンテージ・ギター専門店
を集めた総合セレクトVintage Shop
「鎌倉ジェリーズ」
を経営中

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俺と1対1での「経営&人生相談」と「音楽教室」
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俺「Mash」が贈る「男のファッション参考書」(新連載)!「俺のジーンズ列伝(デニム・マニアックスの詩)2019」(2本目/その2)

2019-01-28 12:37:04 | ファッション&腕時計
今年からスタートした
「俺のジーンズ列伝」
楽しんでくれているかな?

そして君の
「ファッションの手助け」
になっている事を願っているよ!

では、今回のジーンズを見ていこう。

「インパクト21」
により作られた
「ラルフローレン・ジーンズ」
(ブーツカット PRRI GM4201)
今や珍しい「日本製」である!

まず此の「インパクト21」
についての説明が必要だろう。

アメリカの高級衣料ブランド
「ラルフローレン」各種のタグで
実によく見かけるこの会社。
元々「オンワード」の会社なのね。

「ラルフローレン」との
「ライセンス契約」により、
主に「日本国内の販売品の一部」
として企画・販売していたんですね。

この結果に気を良くした
「ラルフローレン」!
現在はすっかり
「ラルフローレン傘下の会社」
になり、売り上げに貢献し続けているぞ!

まあコレをどう取るか?
は自由ですが、
俺は「ある理由」で好きなんだよね。

それはこの「インパクト21」
俺みたいな「スモール人間」には
「サイズが合って丁度イイ!」
のよ!

とにかく「日本国内企画」なワケで
「日本人体型向け」に出されている!
っていう、この点はホント、大きいよ!

まあ当ジーンズは
サイズからもお分かりのトーリ
「レディース」です!

「男がレディース?」
とお思いの君!
その発想、違うぜ!

男なら
「身体にぴたっ!と合ったサイズ」が
最高にクールなのさ!
えっ、
「巷では大きく着るゆったりサイズが流行り?」
そんなこたあ、知ってるよ!

タイトに着れねえ
「太え野郎が多い」
だけだろ?
楽をしてぇんだろ?

贅肉でブヨブヨだと
「タイトな衣服」は肩も凝るし
何より「太めのタイト着」はカッコ悪い!
ソリャそーさ!

「洋服で体型を隠す」

「洋服で体型を見せる!」

俺は後者を推進している!
ってワケ!

まあイイさ。
前者みたいに
「自己管理がズサンなヤツ」には
到底「タイトな仕事」は無理だからな。

結局、
「裸になって、どう驚かれるか!」
が勝負さ!

「ブヨブヨ〜」

「締まってる!」
か…

君はどっちが好き?
服はただのファッション!
男なら好きに醸し出せ!

明日はもう少し
「ジーンズ細部」について
見ていくコトにするぜ!

HOTにな!

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俺「Mash」が贈る「男のファッション参考書」(新連載)!「俺のジーンズ列伝(デニム・マニアックスの詩)2019」(2本目/その1)

2019-01-25 12:22:47 | ファッション&腕時計
先週からスタートした
「俺のジーンズ列伝」
(デニム・マニアックスの詩)
早速大人気で嬉しい限り!

今日は堂々
「2本目」
をご紹介するぜ!

今日この記事を初めて読んだ君!
ぜひともバックナンバー(1本目)
と併せて読んで欲しいゾ!

で、ココではジーンズだけでなく
「ファッション全体」を「ご教授」する!
君も「個性豊かな男」に、すぐになれるぜ!

「なりたいかどうか?」
はどうでもイイ!
俺はハードパンチに出すだけだから
気に触るようなら、読まんで結構!!

と言うことで、始めよう!(笑)
今日もまず「全体像」を見てくれ!

・INGNI黒のハット(ウール100%)
・ムートンマフラー
・TK ブラック・ジャケット
・シルバーのタートル(ニット)

それに合わせて足元は

・シルバーのボアブーツ

コイツら!
に冬こそ「Harris Tweedの肩掛けバッグ」!
ってな具合でキメる!

ファッション…
それは
「トータルでキメる!」

そして…
トータル・コーディネートの基本は
「カラーリング」
なんだよ!

この日のファッション(写真)で言うと

基本は
・黒
・シルバー
の2色!

そこにアクセントの
・ブラウン

それにジーンズの
・ブルー
を組み込む!

「カラーリング」を考えると
実にスッキリするよね!

さて、明日はいよいよ肝心の
「ジーンズ」
に鋭く斬り込もう!

「デニム・マニアックス」な諸君!
明日を心して待て!

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「フクシマン土屋」が贈る!「イイトコ 探訪!福島県!〜福島より愛を込めて〜」(まえがき)

2019-01-24 13:18:00 | 『フクシマン土屋』コラム集

え~まずは自己紹介から
「フクシマン土屋」です!
よろしくお願いします!

福島県の県庁所在地のある
「福島市在住」。

福島県に住んで30年になります。
「海」か「山」かと言われれば
完璧に「山派」です(笑)。

さて、読者の皆様は
「フクシマン」が
「何故ここで書く」ことになったのか?
って、とても気になるよね。

実は「フクシマン土屋」の出身地
「神奈川県藤沢市」なのです!

ヘビーな読者様ならピンときた!
と思いますが
当ブログの編集長「MASH」
とは小学校高学年から中学校3年生まで
野球部も含め、ずっと一緒だったんです。

当時は2人とも背がちっちゃかったな!
今でもお互い、小さいけどね(笑)

ココで貴重な昔話を少々…

「MASH」は運動神経が良くて
足がめっちゃ早いやつだったんだよ。

当時は「ファミコンブーム」で
誰もが「ゲームにハマっていく時代」
だったんだけど、
奴はやらないタイプだったな。

そんな「MASH」から教わった物は
やっぱり
「音楽・洋楽」
そして「ビートルズ」(笑)。

妙に大人っぽいところがあったし
皆様お分かりの通り(笑)
この辺は今も変わらないままですよね!


お互いに「負けず嫌いだった」から、
「顔から血を流すような(笑)喧嘩」
をしたりもしてね。

そんな状態で家に帰るもんだから
親も大層驚いてさあ。(笑)
ただ、当人同士も親同士も仲は良かったね。
だから今まで続いているんだろうなぁ…。

まあ、そーゆーわけで、
俺が中3で福島へ引っ越してからも、
ゆる〜く、長〜く、付き合ってきました。
連絡方法は、奴お得意の
「手書き手紙」でね(笑)

そんな「MASH」が長年情報発信をしていて
多くの読者がいらっしゃるこのブログで、

『福島が元気になりつつある今こそ
「福島県民目線」で「今の福島」を発信しよう!』

と、この場を設けてくれたんだ。

タイミングもバッチリ!で
先日「都道府県対抗駅伝」でも
「優勝」したんだよ!
福島県!が。

今こそ!
ってところですね。

さて、「福島県」ということで
先に話しておこうと思います。

ご承知の通り
「東日本大震災の被災地」の1つです。
まぁ今は日本中、「自然災害の被災地」
と言えるけれど、
福島県は「他県と違う事情」があるよね。

そう。
東京電力の「原発事故」です。

これに関してはこのブログにて
「積極的に書いていこう」
とは思いません。

でも、「福島県を旅する」以上、
避けては通れない話なので、
「現地の現状を伝える」
という意味でお話しすることもあるでしょう。

では、「フクシマン」が住んでいる
福島市の今はどうなのか。


いたって「普通」です(笑)
皆さん「普通」に暮らしています。

少し補足説明をさせて頂くと

実際は
「震災関連」
「原発関連」
のニュースは
「新聞やテレビ」で毎日インフォされています。

例えばテレビの県内各地の天気予報の後には、
続いて各地の「放射線量測定値」や、
原発の放水口の「海水放射能測定データ」等
が流れます。

散歩をすれば、
家の庭、駐車場、公園、校庭、至る所に
「除去土壌」が保管されています。
「除去土壌」とはこれらの場所が除染された時に出た廃棄物です。

これらの事は「普通」のことです。
「異常」な事でも長く続くと「普通」になります。

「非難」しているのでも
「悲観」しているのでもなく、
それが「現状」です。

事情を知っている人からすれば
「おかしい」
「けしからん」
「不安」…
という事です。

でも、震災後に生まれた子供たちは
凄い事にもう8歳になるのです。
その子たちからしたら
「普通」のこと「普通」の景色です。

大人たちから言われなければ
全く気にも止めないでしょう。

いろんな意味で
「普通」っていちばん「普通」じゃないんだけど…

(俺は「普通」って言葉はあまり好きじゃなくて
「普通」なんてないと思っている)

今はみんな「普通」に生活しています。

一生懸命「普通」に生きています。

それはどこに住んでいようと
誰だろうとみんな同じだよね。

生きていれば「めっけもん」です。


さてさて、
そんなことを踏まえて次回から
「フクシマン土屋」による、
「イイトコ、探訪 福島県!」
をお伝えしていきます。

今後は
「山派」の「フクシマン土屋」による
「紀行文的な内容」になる予定です。

これまで車中泊で東北中を旅してきた
「土屋」がいよいよ
「フクシマン土屋」として
県内の「イイトコ」を

・徒歩(ランニング)
・自転車(通勤用)
・電車(主にローカル線)
そして
・バイク(オフ車歴4か月)

にて、バンバンとレポートしていきます!

コレだけ長〜く書いて来たにも関わらず、
あらためて
「どうぞよろしくお願いします!」(笑)

今回は「前書き」とは言え
「イイトコ、探訪 福島県!」
を読んで頂き
本当にありがとうございます。

次回から本題に入ります!
お楽しみに!

( 企画・編集・校正・加筆リライト「Mash」)

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ゲスト・ライター陣紹介
〈フクシマン土屋〉
俺「Mash」とは小学5年生時から!
という長い付き合い。

彼が福島県に移る中3の夏まで
毎日登下校をする仲であった。

ちなみに、この時の彼への餞別には
ビートルズ「ホワイトアルバム」の
「ミュージックテープ(国内盤2本組み)」
(当時はカセットテープも売られていた)
を贈った。

以後、お互いの結婚式に出掛けたり…
と関係を保ち続けながら、
「震災後」頻繁に手紙のやりとりを続け
現在に至る。

俺にとっては数少ない
「友人」と呼べる人物。
でもある。


俺「Mash」が斬る!(ブツ番号1)一体型レコードプレーヤー「DENON(デノン/デンオン)Otogibako GP-550」その実力はいかに?(その2)

2019-01-23 12:56:09 | 過去のハード・パンチ・コラム
昨日の続き…
家の和室に置いてある
レコードプレーヤーがある

「デンオン(DENONデノン)」

「Otogibako GP550」
というブツ。
だってお話ね。

コレ、
78回転のレコード(SP)
が聴ける!
コレは実に魅力的でしょ!

他にもお伝えした通り
・カセットテープ
・CD
・ラジオ
そして
・外部音源
と1台で5役の使い道!

昨日は
「高音が強く出る内臓スピーカーに難がある!」
って書いたよね!
コレで聴くと「耳が痛くなる!」んだよ!

より、レコード盤を良い音で聴く!
今回はソコをお教え致しましょう!

手軽な方法は、写真の様に
内臓スピーカー前に
「LPレコードをオシャレにアート的に置く!」(笑)
冗談じゃなく、コレで随分と高音が軽減される!
んだよ。

でも、コイツをちゃんと使いたいなら
「外部出力」(赤白)で
「お持ちのステレオアンプ」
にツナイデくれればイイ!

こうすれば、
「見違えるくらい使える!」
ブツになるんだぜ!

針の消耗を考慮して
回転数の早い
「78回転」や「45回転」専用
として使ってもイイ!

実際、俺は別荘(音楽室)では
その様に使っているんだ!
(そちらは最上級機種750)

そう!
俺はこの「Otogibako」を
「550」と「750」
2台持っているんだ!

ちなみに「750」のスピーカーは
もう少しマシ…
だけれど、結局アンプにツナグのがベスト!

補足だけれど、
この使える「外部出力」付きモデルは
「550」以上!

安い下位機種には付いてないので、
十分注意だぜ!

さあ、コイツでレコード盤を始めろ!
そしてその先には、
「楽しい音楽ライフ」が待っているぜ!

《ジェリーズ・グループ代表 MASH》

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俺「Mash」が斬る!(ブツ番号1) 一体型レコードプレーヤー「DENON(デノン/デンオン)Otogibako GP550」 その実力はいかに?(その1)

2019-01-22 12:50:00 | 過去のハード・パンチ・コラム
家の和室に置いてある
レコードプレーヤーがある

「デンオン(DENONデノン)」

「Otogibako GP550」
というブツ。

コレ、
・レコード(LP、EP、SP)
・カセットテープ
・CD
・ラジオ
そして
・外部音源
と1台で5役の使い道!

一見便利に思えるコチラ。
ただ一つ頂けないのは
「音が悪い!」
ってこと(苦笑)

まあ致命傷ですね…
正確に言えば
「高音が強く出る内臓スピーカーに難がある!」

CD時代に合わせた
「高音シャカシャカ音」
で耳が痛くなる!

まあ、俺は「完全にアナログ耳」だから
余計にそう聴こえてね…

だから聴けるのは
「AMラジオ」
くらいなのよ!

あとは
「レコード盤チェック」

「来客様用のBGM」
に使うくらい。

ステレオメーカー
「DENON」
でもこんなモンなんだから
通販や量販店でお安く出回っている
「チャイナ製」がイイわけ無い!
(実際に輪を掛けて高音が強く出る!)

ただそんな時でも
出来るだけ良い音で聴きたいだろ?
じゃあ、どう対処しているのか?

より、レコード盤を良い音で聴く!
次回はソコをお教え致しましょう!

《ジェリーズ・グループ代表 MASH》

* 当ブログの「編集長」&「執筆者」
また
* アンティーク腕時計専門店
* レア・レコード専門店
* セレクト・ヴィンテージ・ギター専門店
を集めた総合セレクトVintage Shop
「鎌倉ジェリーズ」
を経営中

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俺と1対1での「経営&人生相談」と「音楽教室」
「One On One」のご紹介ページは以下

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俺「Mash」が「ロッドさん」の名盤について書くと、こうなります!

2019-01-20 12:12:06 | 編集長「MASH」のレコード&CDラック(音楽紹介)
久々に盤のコトでも書こうか!
しかも、エッ?と言う作品をさ(笑)

写真を見て音楽家やロック好きなら
もうお分かり!そう!
ビート師匠のヘアスタイルもココから頂いたという
ロッドの「スーパースターはブロンドがお好き」
ですよ!

「うっ… Mash氏らしくない!」
と大方の読者がこぼしているところか?(笑)
しかし、今日はあえて言おう!
「ちゃんとアナログで聴いているかい?」

ロッドについて簡単に言っておこう
一時期はミック、ボウイ、ロッド
この3人が「UKロックヴォーカリスト御三家」
だったんだよね。

しかし今思うと、この3人、
「余りにもヴォーカルスタイルが違う」のよね!
そこがまず面白いし、興味深いんだよ!

でも共通して言えるコトは
「一聴して誰だか分かるヴォーカリストだ!」
ってコト!
コレって実はスゴイコトだと思わない?

今日は多く書いて来たミックやボウイじゃない
コレぞまさに「第三の男」に
スポットライトを当ててみたい!
(こーいう歌ロッドに有ったでしょ!)

まあ、俺としてはロッドが「ベック・グループ」
に居た2つの作品はマストだと思っているし、
その流れでロニーとヤっている「フェイセズ」
も当然聴いておかにゃならんでしょ!
歌う奴、ギター弾きの常識として(笑)

さてロッドのスタイルはブルースよりも
ソウルマン… 特にサム・クックの影響下にあり
それが功を奏したのが「ベック・グループ」でR。

ベックの横でブルースを歌っても
「黒さ」よりも「ポップさ」が際立つ。
コレってベックの意図しない結果だろうけれど、
だから名盤に仕上がっているのだ!
と俺は確信しているぞ!
(実際にサム・クックの名曲達はポップな曲が多い)

一方、「フェイセズ」では
ストーンズ的なバンド感にロッドの歌がカラム!
という図式が当たり、「全てが必聴盤!!」
と言えるでしょう。

ではその後のソロ作品は?

そうなりゃやっぱり「スポットライト」収録の名盤
「アトランティック・クロッシング」
そして、大ヒット作品のコレ!
と言うコトに落ち着いてしまうのよね!

前者は当然、異論あるまい!
でも後者は過小評価されていてねえ…
売れ過ぎた「アイムセクシー」のお陰で
他がカスンデしまっているのよね。

基本的には前者同様、巨匠トム・ダウド氏
によるプロデュースは一貫して渋い音作り!
ベタベタしているドラムやベースには
ルーツ感しか見えて来ないのよね!

正直ストーンズの同時期(78年)よりも
ずっとずっと渋く、カッコイイ!
コレって言ってイイのかねえ?(笑)
一応、俺「ストーンズ好き人間」
ってコトになっているみたいだから!(苦笑)

とにかくロッドの書く曲がイイの!
だから気持ちも入って、歌いっぷりもイイ!
もちろんカーマイン・アピスが叩き出す
独自のドラミング中心のバンド・アレンジがあり
歌えるコトなんだけれど、まあ全てが素晴らしい!
のよね!

実は今作、俺のドラムプレイにも
モノ凄く影響を与えたんだよ!
アピスのドラミングって、歌物で発揮する!
と思うぜ!予想外に歌心あるんだよなぁ!
実際レコーディングで歌うしな、この人。

ロッドの作品中、と言わずに
「70年代のロック史上」
でも個人的には「ベスト10」に入って来る!
そんな作品だよ!

まあ俺も40代だから
「ウルサク無く、渋い音作りで演奏も面白い!」
そんなロックが評価基準となっているから、
こーいうレビューになっちゃうのさ!

最近どうもティーンの時に愛した盤たちが
とてもとても、疲れてね…(笑)

アレ?
そう言や、コレもティーンの頃の愛聴盤だぁ!
「良いモノだけが本物」
だってコトなのさ!

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俺「Mash」が本気でリポート!「ビートルズ」「ボブ・ディラン」「ストーンズ」「ボウイ」…銀座「A.W.P」で「ロック史」総決算!そんな「写真展」を開催中!

2019-01-19 12:45:00 | The BEATLES
ロックな「Mash」はお好き?

そりゃあ、
俺を「ロッカー」として見ている人も
とても多いんだろうから
今回はそんな読者の皆に向け
愛を込めて贈るゼ!

行って来たのさ!
そう!現在
「リコーイメージングスクエア銀座」
(ギャラリーA.W.P)
にて開催中の
「1960’s Rock n Roll」
(甦る奇跡の時間)
という写真展のコト!

先に結論を言っちゃおう!
とにかく、コイツは素晴らしい充実具合!
だったゼ!

昨日ココで書いた
「アンティーク腕時計フェア」
とは月とスッポン!

「ロック史」を彩る
素晴らしい「名場面写真の数々」!
はもちろんのコト、写真家自らが語る
「秘話満載のインタビュー映像」
が上映されており、コチラも目が離せない!

コーヒーをフリーで頂け
ソファでゆっくりと
「様々な写真集」を堪能出来る!
そんな「ラウンジ」スタイルもGood!

写真で言えば
「ビートルズ」と「メンバー」
の各レア写真!そして
もちろん
「ボブ・ディラン」や「ストーンズ」
をはじめ、大御所photo満載!

とにかく
「60年代以降のロック史」
の名場面が多数陳列!

そして全て1点モノだけれど
発売もしているんだよ!
(ポールの直筆サイン入りヘフナー写真も有り!)

インタビュー映像でビックリした話は
「ボウイ」の名盤
「ジギースターダスト」
「ハンキードリー」
のカバー製作者であり写真家
「テリー・パスター」氏
のお話…。
(両作品の写真から文字部分
全てのアートワークまで彼の作品である)

「ボウイは余りアートに興味が無くてね!」
って(笑)
「おいおいボウイってアート志向だったんじゃ?」
って、ホント驚いたよ!(笑)
イメージと随分違うなぁ!

実際、彼曰く

「ボウイから『ジギースターダスト』製作時
に電話があり『進み具合どう?』と聞かれ、
『今、裏ジャケに取り掛かっている』
と伝えると、
『えっ?裏有るの?』と驚かれ
『楽しみにしている』とだけ言われた。」

というエピソード…

「『ハンキードリー』同様、レコーディング中のボ ウイからは何もカバーイメージングや制約は無く、自由に製作出来た!それは幸せな時代だったね!」

だって!(笑)

もちろん「両作品の細かなお話」は
写真展の会場でGetして欲しいゼ!

それ以外でも写真家が語る
「ロック裏話が満載」

「人生を変える瞬間がココに有る!」

おい!「ハウリンメガネ」!
コレを見るために上京して来い!
それだけの価値、有り!

2月3日まで開催!急げ!

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行って来たぜ!「MATSUYA GINZA」の「 2019世界のアンティークウォッチ市」 さあ、その実力は?ハードパンチに斬る!

2019-01-18 13:38:06 | ファッション&腕時計
15日から
「MATSUYA GINZA 」
にてスタートした
「2019世界のアンティークウォッチ市」
に早速足を運んできた!
(21日まで開催中)

正直に、そして、もちろん
「ハードパンチ!」
に言わせて貰うが
総論として

「コリャ全然ダメだね!」
って感じ…。
正直言って「時間の無駄」だったよ。

まあ俺も
「アンティーク時計関係者」なので、
あんまり言いたくはないけれど、
「商売にし過ぎている!」
と思うね。

もちろん、出店されている店舗の
全てが全てでは無いが
「アンティークと言えば高騰させてイイ!」
っていう「値付け店」には
正直、違和感を感じるな。

「時計への愛が無いワケじゃあ無い」
と俺は思うけれど、
「時計に対しての評価」が実に曖昧…
な気がしてならない。

特に「ロレックスの高騰具合」は
ホント、尋常じゃない…よなぁ。
と率直に思うよ。

あとは
「修理のコトまで考えた値付け」
が出来ているかどうか?

機械式アンティーク腕時計でも
昨今、パーツ的に修理が難しい…
そんな時計が出て来ている…
んだよ。

見た感じ、俺には到底そうは思えない!
っていう「値付け店」も有ったよ。
コレにはちょっと残念な気持ちになったね。

逆に「コンディション重視」で
「しっかりと愛を感じる店舗」もあり、
少しホッとした部分が有ったのも事実。

でも、ただ各店舗のブースを
「区分けされたテキ屋風」
に並べたところで
「お金の無い若い人」
が、「ちょっと背伸びをして!」
と思うかねぇ?

俺には、到底そうは思えないがね。

全く「オシャレ感」無し!
ソレどころか、すぐ横で
「古書フェアー」「陶磁器フェアー」
も同時に開催される始末…

この「MATSUYA」のヤリ方には
大いに首を傾げるゼ!
まあ、コレじゃあ、
まず「若い人」は来ないね!

実際、当日はコレら3イベント
「ほぼ、50代以上のお客様」
しか見かけなかったもん。

「古書フェアー」
に関してはマニアだらけだし…
まさに、若さゼロ!
疲れるよなぁ…。

そーいう場所(スペース)だった!
ってコトさ。

まあ、
「俺のヤルべきコト」

「よりハッキリした」
のだけは、確かだね!

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明石のブルースマン「ハウリンメガネ」が贈る「どこまでもヴァイナル中毒」(第14回)「アレサ・フランクリン最終回」

2019-01-17 21:34:08 | 『ハウリンメガネ』コラム集

読者諸賢、
新年、あけましておめでとう!
「ハウリンメガネ」である。

新年とともに、
当ブログも新連載のオンパレード!
豪華ゲスト陣を迎え、
益々力強く前進していく気配に
満ち溢れている!
(猪年だしね)

執筆者の一人である私も
皆の勢いに負けないよう、
今年も盤を回し続ける所存!
今年もご愛読戴ければ幸いである。

さて、新年早々のお題を何にするかだが、
去年のやり残しがあることを
皆さんお忘れではあるまい。

そう!
「12月のハウリンメガネ・スペシャル連載」
を挟んでしまったお陰で(有り難いコトだが)
あちらの「ソウル・クイーン!」
「アレサ・フランクリン」
の話がまだ終わってないのだ!

彼女の話で今年の幕を開けよう!
(一旦アレサについては今回でひと区切りだ。
他の話もしたいしね(笑))

今回ご紹介する盤は1981年作!
アトランティックからアリスタへの
移籍後2枚目の作品となる
「Love All the Hurt Away」(US Org盤)!

アリスタ移籍後、
1作目となった「Aretha」(80年作)、
そしてそこから僅か1年!
という短期間でリリースされた盤が本作。

しかしながら売上は振るわず…、
アレサの作品としては
「目立たない作品」となってしまった。

(なお、「Aretha」についても売上はあまりよくなく、アリスタ移籍後、アレサの堂々たるカムバックが果たされるLP盤となると以前レビューした「Who's Zoomin' Who?」がリリースされる85年を待つ事となる…)

*注) シングル盤はヒットしていたので、
当時を生きた俺「Mash」から見たら
十分復活感はございました。(Mash)

確かに売上こそ振るわなかったが、
「じゃあ、内容が充実していないのか?」
と言えば当然答えはNo!

このアルバムが
「80年代以降のアレサ・サウンドを確立した盤」
だと断言できる!
写真の「美しいジャケット」や「インナー」と共に
充実した内容に仕上がっている!

[A1]Love All The Hurt Awayでは
ゲストヴォーカルに「ジョージ・ベンソン」
が参加!
しっとりとしたバックで「アレサ」と二人、
メロウな喉を披露している。

*注)この曲もR&Bチャートでは
堂々のトップ10入り!と大ヒット(Mash)

(ちなみに「ベンソン」といえばジャズ・ギタリストとしての活動がフォーカスされがちだが、この人、歌も素晴らしいことを付記しておく。
彼の「Turn Your Love Around」は個人的に最高のクラブトラックとして筆者の脳内チャートにいつもランクインだ!)

[A3]Living In The Streetsでは
疾走感の強いトラックに仕上げ
クラブチューンとして2019年現在でも
確実に通用するサウンドに仕上がっている。

そして
[A5]You Can't Always Get What You Want!
こちらの読者なら「無情の世界」
と言った方が分かりやすいだろう!
そう!以前紹介した「Aretha(85年作)」と同じく、この盤でも「ストーンズ」の曲をやっているのだ!

こちらは「Aretha(85年作)」で取り上げた
「JJF」とは異なり、原曲を思い切りリアレンジ!
タイトなバックに「アレサ」の歌とコーラスが
ファンキーにグルーヴする!
そんな極上のダンスチューンに仕上がっており、
実に小気味よい。

盤を返し、B面ではしっとりした曲が並び、
「アレサ」のピアノがロールする
[B2]Truth And Honestyや
彼女の伸びやかな声が素晴らしい
[B5]Kind Of Manなど、
ソウルフルなアレサの魅力に満ち満ちている。

...いやあ、諸君。
全曲通して出すぎず、引きすぎず、
どこを切ってもクラブヒット間違いなしのタイトなサウンド。極上ものである。

その充実したサウンドの要因なのだが...
筆者はインナースリーブのトラックリストを読んで一瞬で理解した。

この盤
「80'sサウンドの大御所」
しか参加してない(笑)!

全曲通してドラムはTOTOの「ジェフ・ポーカロ」
他にもTOTOからはキーボードで「デヴィッド・ペイチ」ギターで「スティーブ・ルカサー」が参加。

ベースについてもほぼ全曲でマーカス・ミラーが弾いているし、彼が弾いていない曲については[A1][A3]のベースはキング・オブ・ポップス!
「マイケル・ジャクソン(MJ)」のバンドに参加していた「ルイス・ジョンソン」だし、[B1]のベースはスーパー・ベーシスト「エイヴ・ラボリエル」だ!
(そう!ポール・マッカートニーバンドのドラム「エイヴ・ラボリエルJr」のお父さんである!)

全曲でギターを弾いているのはこれまたMJの代表作「Off The Wall」、「Thriller」、「Bad」で、
あのクールなバッキングを弾いていた「デヴィッド・ウィリアムス」だし、
ところどころでギターソロを担当しているのは近年ではギターチューニングシステムの開発者としても名前のあがる「バジー・フェイトン」だ。

(面白いのだが、前述したとおりルカサーが参加しているのに、ギターソロは全部「バズ」なのだ。
これは筆者の想像だが「ルカサー」のソロだとロックに寄りすぎるという「プロデューサー判断」があったように思う。事実、「バズ」のプレイはロックの匂いはしない。彼のアルバム「フルムーン」を聴いてみるとロックギタリスト的な気配はないもの。)

キーボードの「グレッグ・フィリンゲインズ」はMJはもちろん、個人的にクラプトン第二の黄金期だと思っている80年代の「ビハインド・ザ・サン」〜「ジャーニーマン」でもプレイ!
この盤でも黒く、かつ、フューチャリズム溢れたプレイで、トラックに彩りを添えている。

そしていつもの言になるが、
どのトラックでも抜群の冴えを魅せる
アレサの歌よ!

(何回も書いているので諸君もミミタコだろうが、
何回でも言うよ。良いんだ!
とにかく!セクシーだし、優しいし...
ああ!いっそアレサに抱かれたい!
失礼…少々取り乱しました)

凄いよねぇ...(笑)。
この盤を回していて改めて思ったのだが、
結局のところ、私はこの「タイトな80'sサウンド」の質感が大好きなのだな(笑)!

以前も書いた気がするが、
やはりこの手の「80'sサウンド」は
再評価されるべき音に満ち溢れている。
「トーキングヘッズ」や「ポリス」「ジャパン」「ワム!」…

そして先日ALが書いていた「カルチャークラブ」も
当然そうだが、80年代はそれまで世界的にはニッチな存在だった「ブラックミュージック」から
大きな影響を受けた音楽が
急にシーンを賑わせたことでポピュラリティを得た時代でもあるのだ。

そんな時代において、レディ・オブ・ソウル!
アレサが「80'sサウンドの立役者達」
をバックにやってるのだから
これが名盤にならないわけはないのである!

(ALも書いていたが、こういうシンプルな事を徹底的にやるのって本当に難しいんだぜ!)

こんなふうに「素晴らしい盤」でも
売上が悪ければ埋もれてしまう。
寂しい話だねぇ...

世界にはこういう盤がまだまだ溢れている!
故に諸君!今年も盤々!盤を回そう!
世界は盤で満ちている!
盤があなたを待っている!

終始興奮気味?の
「ハウリンメガネ」でした。

( 企画・編集・校正・加筆リライト「Mash」)

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ゲスト・ライター陣紹介
〈ハウリンメガネ〉
俺「Mash」の店「ジェリーズ」に
16歳の時に来店!
来店初日から「サン・ハウス」の話をし
俺に強烈インパクトを与える。

以後数々のバンド活動を続けながら
ソロ活動も「ハウリンメガネ」として活躍。
この明石のブルースマンが繰り出すステージ
「ハウリンメガネShow」は一見の価値有り!

ジェリーズ軍団では
「AL」
「ジョーカーウーマン」
と共に、音楽専門ライター陣
「ロック・マニアックス」
を2019年新規結成。


俺「Mash」がハードパンチに斬り込む!新しくなった「グランドプリンスホテル新高輪」の 「クラブラウンジ」!その実力は、一体どうなんだ?

2019-01-16 19:39:00 | 過去のハード・パンチ・コラム
来ています!
何処へって?

ジョンの命日(12月8日)に
「クラブ・ラウンジが
華々しくリニューアル・オープン」
したホテルと言えば?

そう!
「グランドプリンスホテル新高輪」
だ!

前々から都内の仕事時には
こちらの「クラブフロア」を
幾度と無く愛用させて頂いていてね。

以前は最上階(16F)にあった
こちらの「クラブ・ラウンジ」は
とてもアットホームな
「こじんまりとした雰囲気」
だったんだけれど、
今回は思い切って、1階に移動!

コレで隣接する
「グランドプリンスホテル高輪」
「ザ・プリンスさくらタワー東京」
同様、1階となったワケだ!

じゃあどう変わったか?
一番の変化は「とにかく、大きな間取り!」
ってコト!
「3つのゾーン」に別けられていて
席も豊富。

そして、なんと、フロントに順じた
ブラック&ゴールドで
「高級感タップリのラウンジ」に大変身!
しているではないか!

いやあ、前のラウンジを知る身としては
最初は落ち着かなくてねぇ。(笑)

でも、この「高級志向」が無いと
ホテル側もせっかく設定している
「クラブフロア」なだけに
値上げも出来ないしね…。

結果
「セレブ向けに改装して、大正解」
だと俺は思うよ!

さて、ここでもう一つ耳寄り情報!

「日本庭園」を囲む3つのホテル群がある
この「高輪プリンスゾーン」
なんと約1週間前から

「各ホテルのクラブ・ラウンジをハシゴ出来る!」

という新企画がスタート!
しているんだよ!
コレは実にGoodなアイデア
だと思うぜ!

今までは各ホテルに宿泊し
そのホテルの「クラブ・ラウンジ」だけ
を楽しむコトしか出来無かったワケだから
この企画、ユーザーには嬉しいよ!

まあ、もちろん値段は上がってはいるけれど、
こんな「贅沢な企画」が有れば
益々「プライスレス感」はUpする!
ってもんさ!

もちろん
「さくらタワー東京」の「ブロアバス」も
相変わらず、入り放題!

「クラブフロア」の部屋は変わらず
多少の古さはあるものの
アメニティ類が一部upグレード!
していました。

「クラブラウンジ」のスタッフさんたちは
お馴染みのメンバーが
相変わらずの
「素晴らしい笑顔」と「ご対応」で
ラグジュアリーな滞在を彩ります!

余談ですが
俺の初詣は昨年同様
こちらの日本庭園(中庭)「観音堂」
(54年に奈良の「真弓山長弓寺」より移築)
に鎮座されている由緒正しき
「十一面観世音像」
(室町時代の作品)
でした!

コリャあ、来年もそうなりそうだね!

で、何をしているか?って…
そりゃあマトメテ上がって来た
当ブログ「ゲストライター陣」の
「校正やリライト作業」だよ!(笑)

その缶詰め状態!
ってワケ!(笑)
で、これから都内で取材です!

じゃあ、ゴージャスに生まれ変わった
ココ「グランドプリンス新高輪」
「クラブラウンジ」より
出掛けて来るぜ!

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俺「Mash」が贈る「男のファッション参考書」(新連載)!「俺のジーンズ列伝(デニムマニアックスの詩)2019(1本目-その4)

2019-01-14 12:43:33 | ファッション&腕時計
今年からスタートした新連載
「俺のジーンズ列伝」
(デニム・マニアックスの詩)

今日この記事を初めて読んだ君!
ぜひともバックナンバー(その1、その2、その3)
と併せて読んでくれ!

さてこの恐るべし
「ネイビー・ナチュラル・ジーンズ」
製造元は
「協同組合関西ファッション連合(KanFA)」
なのだ!

この「KanFA」のブツ
実は様々な「ファッションシーン」で
使われているんだよね!

特に量販店の店先でよく見かけるんだけれど
「商品の紙タグ」や
内側に縫い付けられた「洗濯表示タグ」
にて、小さく見えるだけ!
だから全く有名じゃあ無い!

しかし写真でお分かりのトーリ
「縫い」や「パーツ」を見てその
「丁寧さ」に驚く!

「内部の造り」はチャイナ製とは言え
「KanFa」の「プロデュース力」により
一流に近いクオリティを保っている!
コレは特筆すべき部分ですね。

「リベット」は凡庸品ながら
引っ掛かりの無い
「アーチタイプ」を採用!
コレも思いの他、快適!

そして重要過ぎるパーツである
「フロントジッパー」には
壊れ知らずの名器「YKK 45」だ!
重要な部分は押さえている!

素材は前にも触れたトーリ
「綿98%」
「ポリ2%」
という「生地配合(割合)」なので、
多少のソフト感は仕方ない。

とは言え
俺は「ここまでなら許せる!」
という「ギリギリのデニム感」
は保っているのでOk!

さあ
「デニム・マニアックス」
になりたい君!
「見つけたら買い!」
だぞ!

次回も心して待て!

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俺「Mash」が贈る「男のファッション参考書」(新連載)「俺のジーンズ列伝(デニム・マニアックスの詩)2019」(1本目-その3)

2019-01-13 08:19:18 | ファッション&腕時計
一昨日からスタートした
「俺のジーンズ列伝」
(デニム・マニアックスの詩)

早速大人気で嬉しいゼ!
今日この記事を初めて読んだ君!
ぜひともバックナンバー(その1、その2)
と併せて読んで欲しい!

ジーンズは
「ファッションにより変える!」
という話と

ファッションは
「シューズのチョイスで大きく変わる!」
という話をした。

そう!
トータル・コーディネートって実は
「全て靴選びで決まる」という話だ!
そこで君は「靴を何足持っている?」

こんな質問をさせて頂くのは

「靴の種類に合わせて
ジーンズのフォルムも当然変わる!」

からなんだ!

この1本目
「ネイビー・ナチュラル」
(型番はH502)
はブーツカット!
ブーツに特化したフォルムなのさ!
(着こなしは「その1」参照)

そもそも、この完全なる
「レディース・ジーンズ」の特徴は
「尻ポケの刺繍」に有る!
ココが全て!と言ってもイイ!

「天使の羽」を思わせる
「丁寧なホワイト刺繍」
そして
その上に鎮座する
「2本のバック・ベルト・ループ」
の絶妙なバランスはどうだ!

デザイン的にも
「決して、他に無い個性」
こーいうのは残して行きたいよな!

そして写真でも分かるくらいに
「色落ち」も「マイルドに美しく」
始まって来ているだろ?
だから、履けば履くほど好きになってくる!
のさ。

そして「デニム・マニアックス」な君なら
もう目に留まったでしょう!
そう!この「繊細なデニム縫い」!

恐るべし
「ネイビー・ナチュラル・ジーンズ」

さて、明日もこの
「ゲテモノ・ジーンズ」の
「細かなパーツ」に鋭く斬り込もう!

「デニム・マニアックス」な諸君!
明日も心して待て!

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俺「Mash」が贈る「男のファッション参考書」(新連載)!「俺のジーンズ列伝(デニム・マニアックスの詩)2019」(1本目ーその2)

2019-01-12 14:12:32 | ファッション&腕時計
昨日からスタートした
「俺のジーンズ列伝」
(デニム・マニアックスの詩)
ぜひとも君の「ファッション指針」
にして欲しい!

「えっ?でも裾広がっているじゃん?」
って思っているだろ!
じゃあ、ハードパンチに言うぜ!

今の「仕組まれた流行り…」のコト!
君は「なぜ寒い冬にクルブシを出すのか?」
正直、貧乏に見えるぞ!

この
「短い裾上げファッション」
を流行らす事により
「仕方なく、新しいジーンズを
買わなきゃならない!」
だろ?
ヤツラにハメられているのさ。

ジーンズは「ファッションにより変える!」
のよ。
特に「シューズのチョイス」で大きく変わる!
冬なら「ブーツ」を履きたい!
それなら「当然ブーツカットを選ぶ!」
のがスマート!

「オシャレは足元から!」
って言うだろ?
トータル・コーディネートって実は
「全て靴選びで決まる」
んだよ!

さてファッション談義はこれくらいにして
今日は昨日お伝えしたジーンズの
タネ明かしの日!

実はコレ
「リーバイス」でも「リー」でも
当然「ラングラー」でも無い!
それどころか、
他の「国産ジーンズメーカー」でも無いの!

ブランド名は
「ネイビー・ナチュラル」
(型番はH502)
というブツなのよ!

そう!
完全なる「レディース・ジーンズ」です。
ウエストは58cmだからユルユル〜状態…
写真の様にウエスト部
「拳が縦」に入っちゃう!(笑)

でも昨日お伝えしたトーリ
「太腿」で合わせるしか無いので
コレさえも俺のレギュラー陣でね…

ただ、実はコレ
「太腿も少しあまる…」ので
タイツをジーンズ下に
一枚カマしているのよ!
で、この状態っていう(笑)

履いた感じは
「VF時代のラングラー」
に近い履き心地でGoodなんだぜ!

しかし「ジーンズ好き」にも
全く知られていない本品…
大体「ネイビー・ナチュラル」
っていう「謎のネーミングセンス」にも
大いに首を傾げるゾ!

明日はこのゲテモノ的ジーンズの
「縫い」や「パーツ」といった
「内部の造り」に大いに斬り込もう!

「デニム・マニアックス」な君!
明日を心して待て!

《ジェリーズ・グループ代表 MASH》

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また
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