「うおお~ビール飲みてえ~!」
(注、こころの声です)
失礼、失礼。こんにちは。
お酒を飲む機会と量を減らし始めた、
そんな「フクシマン土屋」です!
なんで減らしているかって?
それは前回の記事に書いたとおりサ。
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/9a0afef8d15ab35f09fb94268700cf78
禁断症状が出ているんじゃないかって?
そんなんじゃないぜ。
そういうシチュエーションだったの!(笑)
きっとみんなもそう感じるはずだよ!
さらに酒を減らし始めたらね…

ところで今年は昨年と比べて全国的に雪が多いね。
これは「スノーアクティビティ」にはもってこいだ!
福島県にはスキー場も多く遊ぶには困らない。
フクシマンは20数年来のスノーボーダーなんだ。
そんなフクシマンが最近ハマっているのが、
「スノーシュートレッキング!」
(注、雪にハマっているわけではありません)
これがまた地味な感じがするけどノンノン、
奥深いアクティビティだぜ!
とはいえ「スノーボードみたいな技術」は不要!
お手軽にできて気持ちよく、楽しい!
おまけにダイエットにもなっちゃう!
そんな「スノーシュートレッキング」をご紹介しよう。
そして後半では土湯温泉の「公衆浴場」情報もお伝えするゾ。

スノーシュートレッキング!
なんて言っても、
ぶっちゃけ「スノーシュー」を履いて
「トレッキング」することなんだけど(笑)
ちなみに「スノーシュー」とは
西洋版の「かんじき」だ。
「防水機能のある登山靴」
や
「スノーボードのソフトブーツ」
に装着するのが良い。
雪の上を歩くときに、足が雪にめり込みにくくなっている。
さらにいちばんの工夫は、足を上げた時に
かかと側が下がってつま先側が上がる仕組みかな。
こうなっているとにより
「深めの雪の登りがたいへん楽」になるのだ!
逆にこの構造ゆえに
「バック」はできないのだけどね(苦笑)
まあ、バックする機会なんて
「熊」に出くわして後ずさりするときくらいだけどね。
真冬は冬眠中だろうから心配ない。はず…
トレッキングも雪のない季節は
基本コース上(道)しか歩かないよね。
ところが冬は積雪で藪や低木が埋まり、
普段入れないような場所がフラットに。
そう、どこでも歩けてしまうのだ!
(注、地形や積雪量にもよるよ)
この「雪の上を自由に歩ける」ってのは実に新鮮だ!
だって好きに歩けるんだもん。
どこを歩いてもいいんだよ、これはめっちゃ楽しい!
これまで行けなかった場所へ行ける、
見られなかったすばらしい景色を見ることができる!
それを自分のペースで、体力に応じて、
存分に楽しむことができるんだ!
天気の良い日に雪原を歩く。
雪の白と空の青!
たった二色の世界がなんと美しいことか。
気に入った場所が見つかったら、
お弁当やお茶を楽しもう。

白と青だけの
「角の取れたふんわりとしたシンプルな世界」は、
こころも「やわらかくほぐし」てくれる。
う~ん、気持ちいい!
いつの間にか自分の内側から湧き出てきた、
「温かいエネルギー」
に満たされていることに気づくはずだ。
トレッキングにしてもスノーボードにしても登山にしても、
いつも思うことがある。
こんな大自然の中で遊ばせてもらえて、
ホントありがたいな~と。
そんな「スノーシュートレッキング」を
大いに楽しんでいるフクシマンの、
「お気に入り」をひとつ紹介しよう。
福島駅から車で30分の「土湯温泉」。
温泉街から狭い山道を車でさらに10分。
そこは
「奥土湯の隠れた人気ハイキングコース」
入り口の仁田沼駐車場。
このエリアは春の水芭蕉とカタクリ、
5月には「つつじ山公園」のヤマツツジ。
秋には紅葉が楽しめる。
「男沼(おぬま)」
「仁田沼(にたぬま)」
「女沼(めぬま)」
と三つの沼があり、これらを結ぶ
「ハイキングコース」が整備されているんだ。
駐車場からはスノーシューを履いて
すべての沼に行くことができる。
なんと言ってもいちばんのおススメは「男沼」だ。
景色がとてもすばらしい!
コースが楽で20分くらいで沼へ。
道に迷う心配も少ない!
(これ、冬山では特に大事!)
手軽にスノーシューを楽しめる
そんな「初心者向けコース」だ。

入り口からすぐの「不動様」ご挨拶して歩き出すと。。。
聴こえてくるのは鳥のさえずり、小川のせせらぎ。
そして「ギュッ、ギュッ」という「雪の上を歩く時の音」。
澄んだ空気の中、林をゆっくり登りながら進む。
見える範囲に自分以外に生き物はいない。
しかし雪の上を注意して見るとカモシカやキツネの足跡が。

「自然の住人」は意外に多いようだ。
案内看板が見えて道が少し下りになり、
沼が近いのがわかってくる。
高まる期待感、林を抜けそして景色が開ける。
そこが「男沼」だ。

!?
沼の入り口にある
「歌碑の書かれた大きな木製のこけし」
が破壊されている。

ひどいことする奴が山にもいるんだなあ…
せっかくいい気分だったのに台無しだよ。
近づいてみると…!!!

破壊されえぐられた木には、
く、く、く、「熊の毛」が!!!
熊が「マーキング」のために破壊して
身体をこすりつけたんだ!
あわわっ・・・・(怖)。
まわりの足跡を確認する。自分以外の足跡はない。

注意して空気のにおいを嗅ぐ。獣臭さはない。
ふうっ~、胸をなでおろす。。。
この日は12月27日。年末の大雪の10日後だ。
さすがに冬眠に入っている時期のハズ!
とはいえ「沼の景色をゆっくり楽しむ」ことも出来ず、
「熊出るなよ、熊出るなよ」と祈りつつ
「スノーシューじゃ絶対に逃げられん!」
(注、スノーシューは走れません)
そんなことを考えながら大急ぎで駐車場へ引き返した。
今シーズン初日の「スノーシュートレッキング」は
こうして幕を開けたのだった。
それから毎週のようにこのエリアに通っている。
もちろん「熊」には出逢っていない。
2月も中旬となり天気は落ち着き、
コースの雪も少なくなり歩きやすくなった。
沼には白鳥も現れ羽を休めている。
人気のハイキングコースも、
冬の間は人よりも動物たちの方が多いようだ。
やるなら今でしょ!
素晴らしい景色が君を待っているよ。

さて雪の上を歩いてたっぷり汗をかいた後には
「お・た・の・し・み」。
そう、帰り道には「土湯温泉」があるじゃない!

土湯温泉には4つの「足湯」と「公衆浴場」がひとつ。
もちろん足湯は無料。
今回紹介するのは公衆浴場「中之湯」だ。

ここは平成30年4月にリニューアルしたばかり。
施設はきれいでとても衛生的だ。
営業時間は9:00~21:00で火曜定休。
料金は大人500円、子ども250円。
プラス1500円で貸切風呂も利用可能だ。
ありがたいことに無料の休憩室、
無料鍵付きロッカーもあるぞ。
でも石鹸やシャンプーは備え付けられていないから、
「自分のお気に入り」を持って行こう。
泉質は「単純泉」と「炭酸水素塩泉」の2種類が楽しめ、
すべての浴槽が源泉かけ流し!
フロントには浴槽の設定温度が表示されていたが、
これはあくまで目安とのこと。

「ちょっと熱めかな。」
なんて思ったかもしれないね?
土湯温泉の公衆浴場は昔、熱くて入れなかったことで有名!
今では「日帰り入浴ウェルカム」で、
湯温も入りやすくなったんだ。
でもそこは「公衆浴場中之湯」。
コダワリもしっかりと残している。
「石鹸やシャンプーがない」
ことは先にも言ったとおり。
もうひとつのこだわりは
「浴槽の温度を下げるのに水は使わない!」。
どういうことか?
たいてい洗面台からホースで浴槽まで、
水を引けるようになっている。
(熱いと言われている温泉場の公衆浴場に多いです)
だが中之湯は違う、ホースなどない。
「木製の湯かき棒」が置いてあるだけ!
でもコレだぜ!これぞ中之湯のDNAだ!
施設も浴槽も新しく近代的できれいなのに!だ。
湯かき棒って最近見かけないから、
楽しくてムダに使いたくなったりするよね(笑)
こうして「熱い湯」を堪能。

「露天風呂」は壁に囲まれてはいるが
「真っ青な空」を望みながらゆっくり浸かった。
「ふぅ~気持ちいい、最高だ!」。
どう?ビール飲みたくなったでしょう(笑)
「スノーシュートレッキング」は
「ゆっくり歩いて楽しめるアクティビティ」
でもそこは雪山。
最初は経験者に同行するか、
ツアーに参加するようにしよう。
土湯とは別だけど「裏磐梯エリア」には
ガイドと道具レンタル有りのツアーが多いゾ。
それから公衆浴場は
「地元の人にお風呂を借りている気持ち」
を忘れずに楽しもう!
「イイトコ探訪 福島県!」
を読んでくれてありがとうございます。
大腸内視鏡検査のあと一か月が経過。
酒を飲む機会と量を減らし、
食事も腹八分目~九分目を心掛けてきた。
意外にできるもんだ。
そして「スノーシュートレッキング」でどうなったか。
「体重が2kg強ほど減った」ね。まだ落ちるだろう。
体調も調子いい、ランニングの足取りも軽い。
これはみんなにもおススメだ、自分のペースで楽しんでくれ!
《 「フクシマン土屋」 筆》
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