こんにちは「フクシマン土屋」です!
タイトルにもあります様に
『コロナに感染してしまいました。』
記事の更新が出来ず、本紙読者の皆様、
それに編集部へと大変ご迷惑をお掛け致しました。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
さて今回はこの教訓を生かし
「フクシマンの個人的な場合」
とは言え
『コロナ感染の体験』
を
『時系列にまとめてみました』
少しでもご参考になれば幸いです。
【背景】
昨年9月末に4回目の接種も済ませ、
これまで感染せずに迎えた「第8波」
そこも終盤の1月中旬。
コアな読者ならご存知でしょうが
ココで『フクシマンの基本情報』を。
インドアでは、じっとしていられない
『完全アウトドア人間』
であり
「果樹畑や田んぼの手伝い」
「登山やマラソン」
と仕事以外は
「完全に外の人(アウトドアマン)」
なので、
「同年代の平均より身体は動くし、
体力も上回っている!」
と自負しております。
ただひとつ、
みんなと違うところがあるとすれば…
27年ほど前に事故で「脾臓」を摘出していること。
ただこれまでの生活において、
脾摘出による疾患や身体への影響は皆無だ!
【0日目】※発症日は0日目とカウント
仕事からの帰り道、
「のどの痛み」に気づく。
「風邪の初期症状」と同じ。
就寝前に熱を測ると36.8度。
(平熱は36.5度くらい)
深夜~明け方、布団の中で
「のどの痛み」に加え、
「発熱とだるさ」を感じる。
【1日目】病院を受診
起床して熱を測ると37.4度。
実は数日前に
「身近なところで感染者が出ていた」
のです。
これは風邪ではなくコロナの可能性が高い…。
仕事は休み病院を受診することに。
福島市のウェブサイトで
「発熱などの症状があるかたの相談・受診の流れ」
を確認。
自分はかかりつけの医療機関がなく、
脾摘出が基礎疾患に該当するのかわからない。
そのため「受診・相談センター」へ電話することに。
電話はすぐにつながり上記の事情を話すと、
基礎疾患には当たらないとのこと。
市内で自院患者以外も対応可能な、
病院一覧掲載ウェブページを案内される。
近くの病院から電話してみる。1件目…
「こういった問い合わせが多く、いっぱいなので!」と断られる。やはり増えている様だ。
2件目…受診可能!
「指定時間に車で来院できますか?」
と確認され、
「着いたら電話して車内で待機」
とのこと。
病院の駐車場に到着。
しばらく待つと、同じように車内で待機する車が数台に。
そこへ先生が現れ、1台ずつ抗原検査キットで診て回る。(以下写真はキット)
採取後も車内で待機。
約30分後、先生がいらして
「陽性」を告げられました。
簡単な説明と、検査を受けた人向けの案内用紙1枚(福島県作成A4両面印刷)、
それと処方箋が手渡されお会計。
(以下写真)
説明の中で、自分がひとり暮らしなのを確認すると
「帰りに1週間分の食料を買っていきなさい」
とのこと。
つまりは「自宅療養」なんだと理解しました。
受診は、すべてが運転席に座ったまま完結しました。
買い物を済ませ、帰宅すると熱は38度。
すぐに会社と関係先への連絡等を行う。
熱はあるけど頭はスッキリしていた。この時は…
少し不安はあったけど、療養スタートです。
解熱剤が効いたのか、就寝前は36.8度になっていました。
【2日目】療養期間(外出自粛)
夜寝ている間に症状は悪化。朝の熱は38.7度。
「熱・のどの痛み・鼻水・咳・だるさ」
これらが一気に現れる。
症状は風邪のキツいやつと同じです。
処方された薬も普通の風邪の時と同じ薬が5日分、
それに解熱剤が10回分でした。
案内用紙によると、
療養期間は発症日を0日目として
7日目までとし、その間は外出自粛。
8日目に療養解除。
療養期間中に体調悪化した場合には
「福島県自宅療養者等フォローアップセンター」
へ電話となっています。
お昼に熱を測ると39.4度。
朝に解熱剤を飲んだのに下がらないんだな…
それ以外は風邪の時と同じだし、
食事もなんとかできるので横になって過ごしました。
(この辺が熱のピーク)
【3日目】療養期間(外出自粛)
前日からと同じ症状。
解熱剤を飲むと一旦下がるが、
38度と行ったり来たり。
【4日目以降】療養期間(外出自粛)
「だるさ・咳はなくなった」ものの
「のどの痛み・鼻水・痰」の症状に苦しむ。
この辺から熱は37度くらいの微熱に落ち着きます。
解熱剤も不要に。
ところが、
「味覚と嗅覚が鈍い」ことに気が付きます。
次の日も変わらず。ただ熱は平熱~37度くらい。
【6日目以降】療養期間(外出自粛)
「のどの痛み・痰が残る」ものの、
「嗅覚が戻り」始める。
すると窓を開けるたびに生臭いような感じに気づきます。
そうか!
外が臭うのではなく、
鼻から外の新鮮な空気を吸うと感じるんだ!
部屋の中にいると、それはわからない。
さらに
「なんだか頭がまわらない。」
考えをまとめられないのだ。
(それはいつもの事でしょ!なんて言わないで…)
【8日目】療養解除
「痰が切れず、味覚がまだ少し鈍い」感じ。
熱は平熱。
出勤。仕事はそりゃあ溜まっています(苦笑)
「頭がまわらない」のを感じつつ
その日を終了。
この日が金曜日でよかった。
【9日目】回復
朝から掃除に洗濯!
毛布や布団カバー等の大物も行ける!
換気して、触れたところはアルコール消毒。
お昼ご飯時、味覚は問題なかった。
臭いも気にならない。
家事をめっちゃやっていると頭の調子が戻ってた!
午後には気持ちも落ち着き心身の回復を実感。
夕方からはようやく通常の生活に戻れた感じに。
いや~長かった。
【最後に】
今回、もし体調が悪化した時に連絡がついたのだろうか。
受け入れ先の病院はあったのだろうか。
そもそも電話で助けを呼ぶのもできない状態になったら…
悪く考えればきりはありません。
でも、いろんなところで、いろんな人が、
『この状況をクリアするために動いてくれている。』
自分にはいざという時の連絡先があり、
手を貸してくれると信じられる人がいる。
そういう意味では、どこか安心していました。
それらのことに改めて気づくことが出来た…
そんな貴重な体験でした。
本当に本当に感謝です。
「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。
【発症から15日目の現在】
身近なところで感染者は出ていません。
よかった。
いわゆる『後遺症の症状』もありません。
何より感染しないことが、イチバンです!
それに越したことはない!
難しいコトだけれどね…
皆様も、どうぞお気を付けください。
では、ごきげんよう!
《フクシマン土屋 筆》