11/23 Beacon Theatre
これで2019年の最後のショーと、
そう、次は待ちに待ったというか、半ば諦めも入っていた、日本ツアー!
ボブディラン日本ツアー2020!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うれしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
さて。
2019年春ツアーを、当ブログ内で
一体ボブ・ディランに何が起こっているのでしょう?
大人しく老けていくようなおじさんではないことは、ハッキリしてますが、「ここまで??」と驚愕を押さえられません。
Beacon TheatreはAllman brothers bandがロングランでやってたんでしたっけ?
ともかく、10夜は思い切りよい話で、それなら私も
「流石にちょっとやり過ぎたかな~~~
蓋を開けたら近年の水準を遥かに超えた素晴らしいショーばかり(分かってます。毎回同じこと言ってるんでしょ)!
しかもその近年の水準が激しく高い上で、「遥かに超えた」と言わせて頂きます。
一曲一曲が力強い。
曲は固定となったけど、その分の完成度が凄い。また、選曲的にも多くのファンが満足しているバランスの良い内容。最初から最後まで完璧!
あと、大きな変化として、ギターとドラムが新メンバーとなりました。
※写真の↓で示しました。
長年同じメンバーだったから、新メンバー入ってどうなるのか?と思ったけど、良かったです。流石です。
ドラマーのジョージ・リセーリはガン闘病中という噂なので、治癒後、戻ってきてくれる可能性があります
リセーリさんは最高のドラマー、戻ってきてくれるなら嬉しいけど、、、リセーリさんにとって一番良い道を選んで欲しいです。(皆さんジョージ・リセーリさんに最高最善が起こるよう祈りましょう!)
あと、歌わないバッキングコーラス部隊(マネキン)、デイブ、レイチェル、フィオナが参加してます。
どっちがレイチェルでどっちがフィオナなのかについては、ファン間でも混乱が起こっています。
彼らについては特に来て欲しいとは思いませんが、日本にも来る可能性があります。。。
これもボブ・ディランのセンスなんだと静かに受け容れましょう。。。
今回驚くべきことは、
本ツアー開始後、メンバー紹介が復活しファンを賑わせていたのですが、
「さすがに新メンバー2人も入ったら、メンバー紹介するか」との納得もあるところ、なんとなんと、BeaconではまさかのMC、、、並びにボブジョーク(面白くないやつ)まで披露という破格のご機嫌ぶり!
8夜目に観客席にジャック・ホワイト、9夜目はスティーヴ・アールとローリングストーン誌作ったヤン・ウェナー、10夜目にはリトル・スティーブンとマーティン・スコセッシが居たので彼らの紹介で、ジョークも交え、結構喋ってました。
(実際には他にも有名人が観に来てた。レオナルド・ディカプリオ他。流石NY、流石ボブ)
でも確か過去にBeacon公演にはリンゴ・スターとか、後ちょっと忘れたけど色んな各界有名人も来てたけど全く紹介せず、、、今年は特にご機嫌としか思えない。
日本でもご機嫌で、たくさん面白くないジョークを飛ばしてくれたらいいですね!
(メンバー紹介はあるかと思います)
毎晩固定のセットリストは・・・
1.Things Have Changed ドラマチックなアレンジで退屈な曲ではなくなりました。特に間奏のちゃーんちゃーんちゃーーん(聴いたらわかります)、ダサいようで、妙に耳に残るメロディ。。。知らぬ間に癖になっています。新鮮味あり!
から、4曲目Simple Twist Of Fate、
結構長いことセトリ上にある、というかシナトラ期が開けた2018年春ツアーから、たまに変わることはあっても、
1.Things Have Changed
2.It Ain't Me, Babe
3.Highway 61 Revisited
4.Simple Twist Of Fate
これが基本形。なんと去年の年末のBeaconでもこれでした。
が、しかし、Simple Twist Of Fate。
去年から既に良かったけど、本ツアーでは段違いに毎回素晴らしかったです。
途中でボブセンター(センターと言ってもやや左手になります)に来て、歌うんです。
それからハーモニカ吹く。
これが盛り上がる。感動的。
これがピカイチハイライトでも良いくらいだけど、この後、どんどん凄いパフォーマンスが続く。
5. Can't Wait
初夏ツアーから登場のCan't Wait。常々「Love Sickもいいけど、今の感じでCan't Waitも聴きたい」と熱望してたので、秋に残って満足。センターで歌うボブにも満足。
6.Masterpiece
これについては、これだけで語りたいです。毎晩創造性爆発、今も頭の中から離れないボブのフレージング、新しいメロディライン。まさしくボブ・ディランエクスペリエンス。。。。
7. Honest With Me
8. Tryin' To Get To Heaven
9. Make You Feel My Love
ここから後半のハイライト
10.Pay In Blood
言うことないわ。。。最高以外の言葉が見つからない。
11.Lenny Bruce
ボブのリスペクトパワーで常に感動的。
12.Early Roman Kings
言葉もないわ。。。。すべての賛辞が無意味にすら感じる極限のパフォーマンス。
早く「ボブ・ディランの代表曲ってPIBとERKとスカーレットタウンでしょ?」と世間が追いついて欲しい。
13.北国の少女
14.Not Dark Yet
実は賛否両論ながら、現場では受けてた(と思う)ニューアレンジ。
15.Thunder On The Mountain
16.Soon After Midnight
不動の終盤曲。ビーコンとDCのショーではこの後、バンドメンバー紹介が入りました。
17.Gotta Serve Somebody
アンコール
18.Ballad of a Thin Man
何回聴いても好き。今回はボブがギターを弾いてるのを観て泣いた。
決してボブ・ディランのギターのファンではなかったけど・・・泣いた。
ギターは初日から毎日変わっていって、最終日にはとても沢山弾いていたんです。
そして、とてもとても胸を打たれたのです。
19.Train
良い! 去年のビーコン終盤で突如 Watchtower に変わって登場。
早くも丸1年。最初から良かったけど、今でも良い。
久しぶりにキューシートもSNSにアップされ、選択肢もあったようだが、結局毎日同じ。
それで全然オッケー♪と言い切れる完成度の高さでした。
長くなりましたので、大まかなご報告のみで終了します。
それでは、皆様良いお年をお迎えくださいませ。
そして来年2020年はBob Dylan & His Bandを元気にお迎えしようではありませんか!
《ジョーカーウーマン筆》