今日は投稿を頂いた
nogaさん
の記事を掲載したい
ハードな切り口で
俺 の原発記事に被せて来た
この人の文章こそ
今の日本人に読んで頂きたい
投稿ありがとうございました
タイトルは「this way」
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「this way」
安全は大好きだ。
神話も好きだ。
安全神話作りは得意で、すぐに信じられる。
広めるのもたやすい。
我が国の国策は、安全神話と深く関係しているに違いない。
だが、最悪のシナリオを想定するのはひどく難しい。
恣意(本音)の人ならそうなる。
これは、平和ボケのようなものか。
太平洋戦争初期に、
フィリピンの米比軍はキング少将もジョーンズ少将も投降して、
75000人以上の将兵の命を救った。
太平洋戦争後期に、日本軍は米空軍の飛来をゆるし、
1945年3月10日未明、東京の下町の江東地区がB29約300機による空襲をうけ、
死者10万をこす被害を出した。
日本人の指導者には、作戦の成否を予測する力はないのか。
人命の尊重はどのように考えられていたのであろうか。
それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。
動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。
ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。
意思のあるところに方法はある。
(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。成り行き次第ということか。
不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、
わかっている、わかっている。皆、わかっている。
ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
十二歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養 (洞察力) がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、
白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。
我々は、自らは望むことなく危機に陥る民族なのか。
text by noga