「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

俺「Mash」の元に集まって来た!「ハンカチ&ハンドタオル」コレクション(その3) 高校野球

2018-07-07 13:36:00 | ファッション&腕時計
この実にシンプルな企画が案外人気?
だったみたいなので、早くも第3弾です!

前回も書いたトーリ
とにかく、コーいうのは集まってしまう…
っていうもんだから(笑)
俺「Mash」の好みとは無関係だったりもする。
ほとんどがノベルティやプレゼントなのよね。

じゃあ、早速紹介しよう!
今回もハンドタオルです。
前回とは打って変わって
「高校野球」
そう!「甲子園アイテム」だ!

俺はコレを出して
「実は昔、野球やってて、
甲子園に出た時に貰ったんです!」
とジョークと共に使っている逸品。(笑)

何の事は無い
「朝日新聞」
によるノベルティ・ハンドタオルだ!

随分と使用したのでボロボロですが、
思い出深く、味わい深いアイテムでしょう。
ちなみに俺「Mash」は中学まで野球部でした。

今年は記念の100回大会を迎える
「甲子園!」
この夏も様々なドラムが有る事でしょう!

と言っても家にも、店にも
テレビは無いから
接したとしてもラジオだね!(笑)

今だに地デジを知らない人だから、さ。
俺は!(笑)

《ジェリーズ・グループ代表 MASH》

* アンティーク腕時計
* レア・レコード
* セレクト・ヴィンテージ・ギター
を集めた総合セレクトVintage Shop
「ジェリーズ鎌倉店」

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俺「Mash」が「成功したい男」にだけ贈る!「一握りの人」と「その他大勢の人」君はどちらを選ぶか?(その4)選んだ先は修行僧

2018-07-04 10:37:12 | Mashイズム「I'm a MAN 」
「成功したい男」の為に俺が書く新企画
それが「l’m a Man (俺は男だ!) 」
徐々に分かって貰えているかな?

今日は君が「一握りの人」と「その他大勢の人」
の「決定的な違い」について理解した!
というコトで進めて書くコトにしていこう。
(初読者の君は「バックナンバー記事」を読んでくれ!)

もし君が「経営者(フリーランスも可)」
を選んだとしよう。
それは「小手先のテクニック」ではなく
「自分への厳しさを追求する修行僧」になる!
というコトに他ならない!

「えっ?何を言うんだ?」
と君は思うだろう。
しかし、「他と争わず、自分を極める」という
まさに「修行僧的人生」こそ
経営者には不可欠と言うべきだろう。

もっと簡単に言えば
「自分に甘い奴は、プロじゃない!」
ってコト!
プロはアマチュアから見て
「さすがプロ!」と言われるのが当然である。

「褒められて嬉しい!」
っていう奴は「その他大勢の人」だ!
一生「経営者(一握りの人)」にはなれません。
辞めた方がイイ!

「経営者は孤独だ」とよく言われる。
それは
「自分で判断し、決断し、責任を取る!」
という「お決まりの一連の流れ」があるからだ!

勘の良い君なら、もうお分かりだろうが
「自分をどんどん高いレベルへ引き上げ」ないと
「プロの世界では到底、通用しない」
というコトだ。

「日本プロ野球リーグ」で満足していたら
「アメリカの大リーグ」では通用しない!
だろ?

コレは「自分の意識の違い」なんだけれど
結局「自分のレベルを上げた結果」
どちらが「成長の限界」か?
という話…

だから日ハムの「ハンカチ王子」も居れば
同じ日ハムから羽ばたいた「二刀流王子」も居るんだ!
どちらを選ぶかは本人次第。
誰も助けちゃくれない!

今日はココマデ!
さあ、「次回も成功したい男」だけ読め!

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俺「Mash」が「成功したい男」にだけ贈る!「一握りの人」と「その他大勢の人」君はどちらを選ぶか?(その3)その違いとは?

2018-07-04 09:58:04 | Mashイズム「I'm a MAN 」
「成功したい男」の為に俺が書く新企画
それが「l’m a Man (俺は男だ!) 」
楽しんで頂いている様で嬉しいぜ!

今日は「一握りの人」と「その他大勢の人」
の決定的な違いについて書こうと思う。
果たして君は「覚悟」を持てるだろうか?

今までもこのボーダーラインが
「経営者(フリーランスも可)」
と「雇われ人」という
「覚悟のボーダーライン」
という事を書いて来た!

純粋にココでの決定的な違い「覚悟」とは何か?
を、簡単に記してみよう。

後者「雇われ人」は「行けば給与が入る」一方、
前者は「事務所や事業所、店舗の家賃」から始め
「毎月マイナスからのスタート」というコト。

従業員がいれば、「給与を払う側」だから
当然マイナスだけが増えるのだ!

簡単に言えば「お金の話」だけでも
「マイナスからゼロに持っていく」前者
「ゼロから積み上げてプラスにしかならない」後者
これだけでも、大きな違いがあるんだ!

そして、もう一つ
「仕事上」にも大きな違いがある!
「誰も助けてくれない」前者
「困ったら教えてくれる」後者
という決定的な違い!

コレは「正解が無い」前者
「正解を教わり、ソレをやればいい」後者
という「全く違う人生」を歩むという話。
コレはメンタル面でも効いてくる…

さあ、君はどちらを選ぶ?
ココで「人生が大きく決まる!」
んだよね!
そして君は何故俺が「その他大勢の人」
と呼ぶか、分かって貰えたんじゃないかな。

こんな現実の中で
「誰もリスクを取りたくない!」んだよ。
「安心、安全、安定」とは皆無!
ソレが「一握りの人」なワケよ!
じゃあ、何故そっちの「不安定さ」を選ぶのか?
答えは一つ!

「自由だから!」
に他ならない!

俺は「人に指図される」のが特に嫌いでね!
「言論の自由を制限される」のもイヤ!
俺は「常に何時も、俺で居たい!」

分かるだろ?
こういうヤツは「雇われたらダメ」なのさ!(笑)
君も同じなら、「一握りの人」においでよ!

ソーじゃないヤツは「その他大勢の人」に回れ!
「換えの効く駒」としてコツコツ働きゃイイ!

男の人生は自分で決めろ!
そして「その生き様に責任を持て!」
誰も助けちゃくれねえのさ!

ソーいうコト!

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明石のブルースマン「ハウリンメガネ」が贈る…「どこまでもヴァイナル中毒」(第7回)ビーバー&クラウス

2018-07-02 09:52:00 | 『ハウリンメガネ』コラム集

読者諸賢、ご機嫌いかが?
ハウリン・メガネである。

季節は早々に真夏に向かっているが、
諸君、盤の保管は大丈夫か?
盤が頑丈な媒体であるとはいえ、
そこはやはり"ヴァイナル"なだけあって、
あまりにも高温になるような場所におかれてはひとたまりもない。

直射日光の当たるような場所は極力避けて頂き
なお湿気が多い場所もカビ対策で避けたい。
良い物は大事にしよう。それが引き継がれる為にも。

さて、今回ご紹介する盤は
Beaver&Krauseの1971年作「Gandharva」
の紹介である。

おそらくある程度音楽に詳しい方でさえも
彼らについては「誰?」となってしまうであろう。よって少々長くなるが、前置きを含めお付き合い頂きたい。

1964年、一つの楽器が産声を上げた。
「ムーグ・シンセサイザー」
そう、現代的シンセサイザーの全ての源流と呼ぶべきシンセサイザーだ。
(開発者はロバート・モーグ博士。近年では博士の意思もあり正しい発音でモーグシンセと呼ぶ媒体が多いが、ここはあえて馴染み深い"ムーグ"と呼称させて頂く)

「ムーグシンセ」は簡単に言えば電気信号による発音をキーボードで操作可能にした始めてのシンセサイザーだ。
そのユーザーはビートルズを筆頭にELPのキース・エマーソン、クラフトワーク、ピーター・ガブリエル等々、枚挙にいとまない。

さらに言えば、映画でもSEやBGMに多様されており、
現代においてその音を聴いたことがない人はおそらくいないであろう、
まさに"シンセサイザーの始祖"と呼べるシンセなのだ。
(ちなみにムーグよりも先に開発されたシンセサイザーはテルミンやオンド・マルトノなど多々あるのだが、シンセサイザーをポピュラーな存在にしたのは間違いなくムーグの功績だ)

さて、そんな「ムーグシンセ」だが、ミュージシャンへ受け入れられるまでのハードルはかなり高かった。
なにせ、音を作る為の回路へジャックを挿し、
回路を構築するところから始めなくてはならない以上、
それまでの楽器とはそもそもの発想が異なる為、
一般的なミュージシャンへ受け入れられるには難しかったようだ。

そんなムーグシンセをポピュラーミュージックの世界へ紹介した立役者、それが、Beaver&Krauseの2人なのである!

申し訳ないことに私は彼らの経歴については詳しくないのだが、
どうやらモーグ博士がムーグシンセを開発していた際に親しくなったようで、
彼らが「ムーグシンセ」のデモンストレーターに近いことをやっていたらしい。

この頃にBeaverことポール・ビーバーは
モンキーズに「ムーグシンセ」を導入してサウンドメイクに一役買い、
同時期にBeaver&Krauseを結成するに至る。
モンタレーにも参加して注目されているのだが、
どうやらこの時期に友人だったジョージ・マーティンを通じてビートルズ…
特にジョージ・ハリスンに伝わっている模様だ。

また、Krauseことバーナード・クラウスが「ムーグシンセ」を紹介したユーザーを紹介すると...
スティーヴィー・ワンダー、ピーター・ガブリエルに前回この連載でも紹介したトーキングヘッズのデヴィッド・バーン!

どうだろう、この早々たる面々!
さらに米国の映画音楽業界に紹介したのもクラウス...
正に今の音楽業界にシンセを広めた大立役者達なのである。

そんな彼のグループBeaver&Krauseの作品が「Gandharva(US Mat1/1)」なのである!

さて、ここまでの文面から皆さんがご想像するのはどんな音だろう。
シンセばりばりのELPのような音か?もしくはクラフトワーク的なテクノサウンドか?
答えは否!その音は驚くほどの正統派ブルース・ジャズの系譜に並ぶGood Musicだ!

このアルバムのビーバー、クラウス以外の参加ミュージシャンを見ていただきたい。
ジェリー・マリガン(B.Sax)
レイ・ブラウン(bass)
ハワード・ロバーツ(guitar)
マイク・ブルームフィールド(guitar)
etc...

もう面子を見るだけで黒い気配が立ち上ってくるだろう(笑)。

事実その音は驚くほど正統派のブルース・ジャズサウンドで、
ELPやクラフトワークが使っていたような音は殆ど使っていない。

曲の合間合間や、ピンポイントの効果的な一瞬にシンセらしいサウンドは鳴っているものの、
それ以外のシーンではベースラインの補強や、裏で鳴るパッド的な役割に徹している。

だが、このアプローチ、間違いなく
「シンセの正しい使いかた」である。

どんな楽曲にもいえることだが、楽曲の成立自体を特定の楽器に頼る楽曲はその構造自体が弱いのだ!
さすがにデモンストレータとしてムーグに精通していたクラウスはその辺りのさじ加減が抜群に上手い。

さて、この盤はブルース、ジャズフィールの強い曲の合間合間にシンセを主体にすえた曲が挟まれる構成なのだが、A面とB面で印象が異なる。

A面ではブルース、R&B的な面を、
B面ではジャズ的な面を強く打ち出している。

A面では「A2: Saga Of The Blue Beaver」
「A4: Walkin'」、「A5: Walkin' By The River」がソウルフルで素晴らしいのだが、今回はB面に注目したい。

はっきり言おう。このアルバムのB面は優れたプログレアルバムである!

B1: Gandharva
シンセが荒地に落ちた雷のような風情をかもし出す、B面のイントロに相当するタイトルトラック。このニュアンスはムーグを始まりとするアナログシンセでなくては出ない。

B2: By Your Grace
ジェリーのサックスが中期クリムゾンのメル・コリンズを彷彿とさせる(ジェリーが先輩だけどね)が、中盤でクラシカルなオルガンが響き、全体に淡い哀切の響きが通奏低音のように響く良曲。

B3: Good Places
B2から流れるようにつながるが、前者が哀切ならこちらは切ない喜びを感じさせるメロウな曲。「星に願いを」を思い出す進行が美しい。

B4: Short Film For David
おそらくここでギターを弾いているのはハワード・ロバーツだろう。ウェットなリバーブの効いたギターをバックに、これまたジェリーが軽快なメロディを奏で、合間にビーバーと思われるピアノが転がる。

B5: Bright Shadows
怪しいメロディをサックスが奏で、それに応答するようにフルート、ピアノが柔らかなレスポンスを繰り返し、静かに、そしてふと気づけば終わってしまうエンディング曲。

以上、5曲がシームレスに流れていく様は私には優れたプログレッシヴロックに聴こえたのである。

B面を何度も聴いていて感じたのは、
このB面のニュアンスに近いものを感じさせるミュージシャンのことだ。

それはブライアン・イーノ。
そう、前回、トーキングヘッズの稿でも名前の出た自ら「ノン・ミュージシャン」を名乗る男のことだ。

イーノもシンセプレイヤーとしてクラウスのことは意識していたらしいのだが、この盤の音を聴いてそれがよく分かった。
イーノのプロデュース作品に通じる
「出しゃばり過ぎない電子音的アプローチ」の源流はここにある!

現代のシンセ音がビキビキいうだけの音との圧倒的な差がここにあるのだ!
若者よ!シンセの正しい使い方とはこういうものだ!聴け!この盤を!

こういう「埋もれてしまった名盤」
というものに接することができるのもアナログの面白さじゃないか。

夏の暑さに血を燃やして、アナログに熱を上げようじゃないか諸君!

以上、ハウリン・メガネでした。