12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

御在所岳 2021-3

2021-04-11 18:16:34 | 

完全フリーの休日は、1ヵ月ぶり。

どこへ行こうと考えたが、以前、都合が折り合えばと話していた親子を連れての登山に。

新・小学1年生の技量を考えて御在所岳へ。最悪ロープウェイで降りられる(笑)。

母親はテン泊もこなす山女子、春から保育園の幼児背負っての登山。

 

ルートは中登山道(略して中道)登って御在所岳、そこから国見岳へ寄って国見尾根で下山。子どもの様子次第で臨機応変に対応する計画。

このコース、普通は就学前の子を連れていくことはないが、少年はロングコースの恵那山やロープウェイからの木曽駒ケ岳、先日も春一番で竜ヶ岳に登っている。

クライミングジムでボルダリングもやっているので多少の岩場は平気と言うなかなかの子。

 

駐車所で、パパに買ってもらったサングラスがお気に入り(笑)。

 

 

さあ、出発!

 

 

最初の登りがきつい。ママの背負う幼児は11㎏ぐらい、荷物入れて13~14㎏と言う。山やっている人ならちょっと重いザック背負うぐらい。

試しに背負わせてもらったが、まあまあの負荷である。ただ、機嫌がいいと動くし頭の後ろで声出したり泣いたり、あやすためにおやつを食べたりとなる。

何より絶対にコケられない。自然と足運びが慎重になる。

だけど歩き始めて30分ぐらいで子どもは夢の中へ(笑)。

 

 

ロープウェイの下を抜けて高度を稼ぐ。

おばれ岩。いつ見ても迫力。

 

 

この岩の足元にかわいい地蔵さん?

 

 

続いて地蔵岩。今日はあそこに登りに行くのをやめておこう。😎

 

 

前日の雨もやんでいい天気。

 

 

このコースにある小さいけどキレット。登るより降りる方が難しいが、はたして。

自分が先に降りて少年にステップ(足場)を誘導する。見事クリア。

続いてママ。彼女はボルダリングもなかなの中級者なのだが、背負っている子を岩にぶつけたりしないように誘導する。難なくクリア。

降りてホッとする。

 

 

ここからしばらく、岩場あり木の根っこ段差ありで登っていく。

頂上近くになってやや疲れて来たか少年が無口になる。ハイキングでなくしっかり登山ルート。声かけて励ます。もうすぐ頂上だ!

だいぶ登ってきた。鎌ヶ岳とロープウェイ。奇岩が目を引く。

 

 

 

 

ロープウェイ駅近くは完全に舗装道路の観光地。隣接のファミリーゲレンデスキー場。

雪はないがスキー場の1人乗りリフトは動いている。

ロープウェイで来た観光客が頂上まで歩かずに楽ちんで上がっていくのを横目に舗装道路をてくてく歩いて頂上に。

ママの笑顔が良い!

 

 

写真を撮って、お昼休憩たっぷり。

その後どうするか検討した結果、予定通り国見岳、尾根経由と言う事になった。

鎌ヶ岳と少年。景色より虫に夢中(笑)。

 

 

奇岩を楽しむ。

 

よじ登る少年。

 

ピース!

 

 

左の岩に登った。先端までは行けなかったけど。

 

 

国見尾根、下り結構急なんだよね。時々足が着かない少年にアドバイス。

木の枝に子どもひっかけないように降りていく。一度葉っぱが顔に当たって泣いたけどお菓子食べて泣き止む。😉

 

 

足場を選んで慎重に降りる。子どもは背中で何度目かの爆睡、動かなくて良いとママ。

 

 

尾根降りてきた。川が気持ちいい。

 

 

沈丁花がこんなところに。いい香り。

 

 

藤内小屋を過ぎ途中から右折して登り返し中道に合流すれば朝と同じ道に出て時短になる。

 

 

しかし、中道にたどり着く前に下ってしまい、落ち葉が積もる急な斜面を滑りそうになりながら、少年は滑って尻もち付きながらスカイラインに出る。駐車場まで坂道上がって到着。無事下山。ママ曰く、竜ヶ岳より時間がかかったとのこと、下りの国見尾根はちょっと長い。

 

所々にリンドウが優しく咲いている。

 

 

早く降りたら、お洒落なお店に寄り道するつもりだったけど残念、そのまま帰路に就く。😂

しかし新1年生はしっかり登山できた。すごい!

ママは少年と一緒に剱岳を目指している。その日もそんなに遠くないだろう。

 

黄砂で少しモヤっているが、少年、未来への図。😊

 

 


御在所岳 花

2021-04-11 11:05:18 | 

御在所岳の春、花のリレー。

 

タテヤマリンドウ(立山竜胆)。

ハルリンドウの高山型変種。立山に多いことかららしい。北海道、中部以北の日本海側の分布なので、見れない地域もある。中部圏だとこの時期よく見かける。

 

 

ヤブツバキ(藪椿)はそろそろ終わりかな。

 

 

日本原産。古事記、日本書紀からの付き合い。武士が嫌ったという話は、後付けらしい。武士のたしなみ茶の湯に椿は欠かせない花である。

 

 

ジンチョウゲ(沈丁花)。中国南部原産。沈香(じんこう、香木の一つ)のような良い匂い。個人的に春を感じる香り。😊

 

 

さてこの花

 

ミツバノバイカオウレン(三葉乃梅花黄蓮)とも コシジオウレン(越路黄連)ともいう。

変わった名前と思って調べてみた。日本固有種である。梅の花に似ているので梅花はいいとして黄蓮って?黄蓮は根茎の表面が黄褐色で内部は鮮やかな黄色と言う事らしい。でわ越路の方はというと、日本海側に多く自生することから。北陸道の古称、越(こし)の国へ行く道を越路と言う。越前、越後と言うもんなとひとり納得。越路吹雪は新潟県の出身(出生は東京)(笑)。

 

オウレンは種類が多く、葉が五枚のものはバイカオウレンと言う。キクバオウレンは、古くから生薬の原料として有名で、日本では染料としても有名。なるほどねと感心した次第。

 

花言葉『2度目の恋』なんか意味深。😎

 

ちなみにバイカオウレン(梅花黄連)の花言葉は『情熱』

葉の数が3枚か5枚かの違いだけどね。😉

山桜やコブシ、その他ちょっと地味な花もいっぱい。花や芽吹きが素敵な季節である。