平成29年度の狩猟(鹿と猪)は3月15日で終了ですが、私たちのグループは日曜日主体の為11日が終了日となりました。
11日も午前と午後に2回狩りましたが、逃がしてしまいました。
写真は私のマチです。矢印のように獣道があるので待っていましたが、来てくれなかったです。
名射手に恐れをなしたかな?
取りあえず、無事故無違反で終了し、喜んでいます。
成果は43頭でした(罠も含む)。
平成29年度の狩猟(鹿と猪)は3月15日で終了ですが、私たちのグループは日曜日主体の為11日が終了日となりました。
11日も午前と午後に2回狩りましたが、逃がしてしまいました。
写真は私のマチです。矢印のように獣道があるので待っていましたが、来てくれなかったです。
名射手に恐れをなしたかな?
取りあえず、無事故無違反で終了し、喜んでいます。
成果は43頭でした(罠も含む)。
ひょっとして、そのあたりに常盤万作さんがマーキングして置いたら害獣が来なくなるかも。
そうなったら名人の域ですね。
こんなの、昔はいなかったのですがねぇ。。。
父が趣味が高じて、山中で桃、いちじく、柿等を栽培しているのですが、収穫期になると、甘い香りが呼び寄せるのでしょう。アライグマに大分やられてました。野菜もごっそり。場所が悪いとはいえ、これではアライグマを餌付けしているも同然です。畑の周囲にはフンが点々と残されています。
対策は、忌避剤として木酢液をあちこちに配置したり、電柵を高くして侵入を阻止したり。。。防犯灯?は、ピカピカする光が余計に呼び込む結果となったようです。
まー、電柵を一段高くしたのが一番効果はあったようですが、何しろ木登り上手ゆえ、場所によっては、柵を上り飛び越えてしまう驚くべき身体能力。細長い爪が生え揃った手先は非常に器用で、木に上って実を食べているようです。幹に爪跡が残り、種だけが周囲に散らばっているのです。おまけに凶暴な性質で牙をむき出して威嚇してくることもあるようで、母も怖がっていました。
夜行性のため、日中に姿を見ることは稀ですが、役所に相談をすると箱罠の貸出で終わりです。この罠にも何度かかかったものの、その後は学習したのかとんとかからないとのこと。。。
アライグマはやはり狩猟には向きませんか?周りでアライグマを駆除している方はいらっしゃいませんか?
今後の参考のため、ご教示いただきたく。。。
害獣駆除
狩猟が旦那芸の時代は害獣駆除も「いつも遊ばせてもらっているから」とボランティア活動のようでした。
しかし、高額の補助金が出るようになると、アルバイトだったり、これを副職にする者もいます。すると金額の低い獣は駆除しません。
アライグマ
アライグマはやっと最近対象獣になりました。
役所とはそうしたものです。毛皮を売ったり、食用も聞きません。そうなるとタマタマ撃つだけか、農家の知人に依頼されて撃ちます。
ところが農家の方も、アライグマが来無くなればよいので、駆除は殺生と嫌います。
忌避剤やフェンスは学者や業者を儲けさせるだけで、効果なしです。
罠も数匹取れば、もうかかりません。
ある農家は数百万円かけて檻を作り、其の中で農作業をしています。ここでは猿の対策です。
父上が腹を決めて、徹底的にやるならば相談に応じます。
アライグマは絶滅しか方法はありません。
随分と遊ばさせて頂きました。
猪も鹿も自由に安心して田畑で遊べます。
現在も変わらず被害はあるのでしょうが(増えてますか?)、近年はむしろアライグマが席巻しているようにも思えますが、三重県ではいかがですか?
地域や作物によるかもしれませんが。
笑い話ですが、収穫期が近づくと、両親がそろって、車中泊だの、倉庫に簡易ベッドを持ち込み、仮眠を取りながらの、深夜の見回りを強化していましたが、結構な広さがあるため、対策になろうはずもなく、ただの野宿に終わっていました。
しかも大小ぞろぞろとやって来るのだとか。親子連れです。
これが収穫期になるとどこからともなく現れ、収穫が終わるや立ち去ります。次の餌場を求めて移動したのでしょう。
近隣のブドウ農家さんも全部やられた年もあると嘆いていました。
それにしても、繁殖力の強いアライグマを全滅させるというのは現実的ではないでしょう。
むしろアライグマ駆除の報奨金を増額する??
これも非現実的でしょうか?
(増額がかなったら、ハンターさんたちは重い腰を上げるでしょうか?また相当の技術も必要でしょうね)
いたちごっこ、いや、アライグマごっこになりかねませんね。。
おまけに、畑にはヌートリアに加えて、頭の黒い(白い!)ネズミまでもが出るようになりました。問題はいろいろと尽きません。
猿対策のフェンスは、それだけの設備投資が出来る環境であれば、最良の方法でしょうね。
以前、岡山県でも同様のものを見たことがあります。
こんな田舎にバッティングセンターが?と思えば、木が多数植わっている。内部は桃園だったのです。雨風は入るが、鳥やカナブンは通さない。細かい目の網も巡らされていました。畑への出入り口には、鍵のかかる引き戸が設置されていました。これで部外者は立ち入れません。
理想的ですが、現代の農業は、ここまでしないといけないのかーーーと。
一言で言えば、法律は害獣の味方で、農家の味方ではありません。ましてハンターの味方でもありません。
たぶん、ご両親の田畑は三重県外でしょう。
すると狩猟期間中ならば当該県の税金を支払わねばなりません。罠で獲る場合は別途必要です。
駆除の場合は県外ハンターは認めていません。
もし認められても、地元の猟友会が拒否します。つまり奨励金の囲い込みです。
技術的には、該当田畑の獣道や行動を調査せねばなりません。すると何日もの泊まりこみとなり、経費が膨らみます。
一番簡単なのは、ご両親が罠の免許を取る方法です。市町村によっては、無免許でも所有田畑山の場合捕獲が認められ、罠も貸してもらえます。
これも先輩から教えてもらい、3年間は勉強です。
いずれにしても法律はご両親に「農業をやめろ」と言っています。
狩猟業界もいろんなルール、縛りがあって、複雑煩雑なのですね。
特に、駆除期間中の鼻息の荒らさは、わかります。不正問題なんかも小耳に挟みました。
北海道で若い衆の車に同乗させてもらった時を思い出します。
野山を休みなく駆け回れるよう、夜明け前から、コンビニで大量の食糧を積み込み、パンをかじりなから、夜明けと共にヨーイドン!!
運動会の幕開けです。
倒れたシカを回収に向かうときもロープを担いでダッシュでした。一分一秒を争う様子でした。
まー、それはさておき。
我が身は自分で守れ、ですね。
確かに狙われやすい箇所には、毎年共通点があったような気がします。。。
フンを残している場所もそうです。
どっちからやって来るのか、侵入経路を考えながらの作業が必要ですね。
当面は、電気柵の補強と罠の設置が最も現実的かつ有効な方法でしょうね。
箱罠でも一度かかれば、数日間は、仲間が恐れをなして、近づかないようです。
しかし。。。山が野生にかえる日も近いかもしれません。。。
人間が生きていくのには経済活動が必要ですが、山村は現代経済の埒外です。
立派な檜の植林(山)が、タダでも欲しい人はいません。
人件費や機械代を考えるとペイしません。
資産価値のない山々が連なっています。
遺産として広大な山林を受け取っても、迷惑です。税金や管理に金が必要です。知らん顔をしていると盗伐業者の餌になっています。その後台風などで山崩れとなり、税金が投入されます。
当然、中国人が買いに来れば喜んで売ります。
田舎に帰れば、あちこちにこの板が据えてあるのが目に付きます。
民家だけではなく、空地だの山林だの土手だの、池の中にまでこれが所狭しと設置してある。
隣町では、これで町内会費の足しにしているようです。
うちの実家にも、その業者や不動産屋から接触があるようです。
なかには、ブリーダー業者も。
父は、バカバカしいとかいって相手にしないようですが。。
これが現状、山林の行方やいかにーーー。
昨今は経済的に山林は成立しないようです。
私達の狩りの山もソーラーパネルが有ります。
しかし、今後50年ぐらい先まで考えた設備でしょうか、私には分かりません。
植林意欲の湧かない現状では、ソーラーパネルも嗤えません。
北海道の原生林は中国人が買っています。特に川の源流付近です。