狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

うどんは讃岐だけではない

2013年12月22日 | 美味紹介

北海道は蕎麦の王国だ。日本そばも中華もそばだ。しかし釧路などに行くと讃岐うどんが看板を揚げている。評判もいいようだ。

ところが我々関西育ちは、讃岐うどんの努力を認めても旨さは完全に認めていない。大阪のうどんは旨いのである。コシの強い讃岐うどんが、うどんの全てではない。「美々卯」のうどんスキを一度食べて欲しい。それもデパート店ではなく本店だ。少し濃い目と思われるかもしれないが、いいだし汁に野菜も入って浪速の味だ。美々卯さんごめんなさい、勝手に写真を紹介してしまいました。皆さん「美々卯、宅配、うどんすき」を入力して、取り寄せて下さい。

伊勢うどんもうまい。小説「大菩薩峠」にも出てくる味である。麺はあくまで柔らかく讃岐の麺の対極にある。だし汁は真っ黒で丼の底に少しあるだけだ。ネギが添えられてる、いたってシンプルなうどんであるが、小麦の美味しさがひしひしと伝わって来る。七味唐辛子をかけて食べれば少しの風邪は完治する。少し前までは「風邪薬」とうどん屋に書いてあった。さすがに昨今の薬事法からこの表記はなくなったが。これが伊勢うどんです。

麺を買うなら山口製麺所、うどんを食べるならば近鉄・宇治山田駅前の「千登勢」だ。JR松阪駅「汽笛亭」でも食べられる。真空パックの伊勢うどんもスーパーや土産物屋で売られている。拙はスーパーで出し汁だけ大量に買い込んでいる。

伊勢うどんを注文する時に「なみうどん」と言ってみよう。店の人は地元の客と思い緊張するだろう。もちろん各町内には町内自慢のうどん店があるから、千登世が全てではない。カレーうどんのうまい店もあるし、きつねうどんが自慢の店もある。冬はうまいうどんを伊勢で食べてくださいね。

                       大寒や七味振り込む伊勢うどん          放浪子

 

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エイっと動け8

2013年12月22日 | その他

1年にもならないパソコンの調子が悪い。勝手に「あいうえお」入力が「ABC」に変わってくるが、最新では動きが止まる。今日も電源を入れるとスタート画面で固まった。ポイントは動くがなんの指示もできない。昨夜はポイントも動かなくなってしまった。電源を引き抜いているが、電球を回して消すのと同じだ。

NTTのリモートサポートセンター(0570-064066)に尋ねたが、さんざん待たされctrl+alt+deleteの三点一発抑えであった。それ以上はパソコン製造元に尋ねよ、との宣言があった。製造元は富士通であるが期待はできない。まずあなたの症状は1番ですか、2、3、といらいらさせるか、わけのわからん単語で誤魔化す。明日の事を予測してはいけないが、まずそうなるだろう。

PCはまだまだ発達途中の道具である。その途中の道具に財布機能やら付けるのだから勇気がありますね。拙は便利な道具としてタイプライター替わりに使用しているが、それ以上の価値は認めない。ブログは決して日記ではない。

PCが固まったりしたら利用料の何%はプララや富士通が負担すべきである。完全なサービスを提供できないのだから当然と思うが如何かな。

 動けゴマ!! 

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鉄道業

2013年12月22日 | スピーカーズ・コーナー

鉄道業は不思議な業務です。明治に新橋~横浜まで開通してからその基本はほとんど変わっていないのです。時刻表で列車の発着時刻を公表し、定められた料金で人や荷物を運ぶ、全く変わっていないのです。切符を売っていたのがカードや端末に変わったぐらいで基本は同じです。ただ蒸気機関車が電気になり、新幹線にと技術の進歩は驚くほどありますが基本は同じです。そしてこれからの鉄道で残れるのは次の3つでしょう。

1、は都市圏輸送です。札幌などの大都市で通勤通学そして買い物などに使用される場合です。

2、は都市間輸送です。東京~名古屋~大阪のように大都市を結ぶものです。新幹線はその好例です。

3、は遊覧列車です。トロッコ列車のように時間を問わず、乗ることが楽しい列車です。お座敷列車にその一例があります。

そうなると北海道の列車はどこに当てはまるでしょう。地方の住民の足として考えるならば私企業に経営の責任を押し付けられません。赤字の会社には、赤字に似合うと言ったら失礼ですが雰囲気が漂います。予算でカットされれば二度と意見は出てきません。安全に関する事でも今日と明日、何もなければいいのです。

飛行機がはるかに便利だと北海道では実感しました。隣町や買い物では自家用車が便利です。廃線以来、この街では何十年もJRに乗ったことのない人ばかりなのです。建前はやめにして、もっとスリムで私企業の経営に徹することが現状からの脱出につながると思いますが。こんなことを書くと地方を無視して切り捨てるのか、と反論されます。しかし十分に地方は切り捨てられていますし、考える地方は自分で生きることを考えているのではありませんか。

しかし、世間では論議されない鉄道の使命があります。軍事輸送です。戦前各地にあった民営鉄道を国鉄として統合したのはこの目的からだったと思います。北海道の鉄道もその任務が大きく負わされていると思います。そうなれば尚更に線路の保守は欠かせません。現在のJR北海道の上層部の人の一部には伝達されているはずです。北にロシアという大国がある以上スムーズな軍事展開には現在も鉄道は必要だと思います。

放浪記には適さない記事でごめんなさい。

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牧場で一服

2013年12月21日 | 狩猟と銃

今日も出かけましたが、一向に鹿を見つけられません。少し前に積もった雪も溶けかかっています。年末の慌しさも牧場までは届かず静寂に包まれています。行き交うのはハンターぐらいです。

刈り取られた牧草もやがては雪の下です。いないと思っている鹿も何処かには居るはずです。日没後一時間もするとゾロゾロと出てきます。根気よく巡回するしか・・・・。500mほど離れた鹿をやっと見つけても、こちらを警戒して見ています。距離を縮め射程距離に入ると、ダッと逃げてゆきます。何度も弾の下を潜ったベテラン鹿です。気の良い鹿は皆あの世です。

しかし車を止めて眺めていると、この雄大な景色には感動します。決して「鳥肌」は立ちません。邪魔するもののない大草原は風も強く、吹き飛ばされそうな体も心地よいものです。

さあ、一服したら次のポイントへ行きましょう。

                                        降る雪や獣殺めし銃重し       放浪子

 

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JR北海道の労組と社長

2013年12月20日 | スピーカーズ・コーナー

テレビニュースでJR北海道の4労働組合が集まり、JR北海道の安全について協力していくと表明した。世論が厳しくなったので自己防衛を始めたのだ。恥の上塗りでこの会合にJR北海道の社長も出席している。組合の決意表明に同調し共に頑張ろう、だって。変な人だね。全組合員から憎まれても毅然と改革をする人でなければ今の状態から抜け出られません。

結婚式で他労組の者は出席させないとか、組合員が監禁されたと言い合っていた。一皮剥けばこれが実態である。

労使ともに道労組に入っている。1つの組合で社長以下すべての社員が入っている。だから無意識に同じ行動をする。不沈戦艦意識が抜けていない。経営意識もなければ社員意識もない。結構な会社(ぬるま湯)である。いい面の皮は利用客であるが、道民意識の元、この組合を支持している。いざとなれば内地の金を引っ張ってくる、これである。テレビで見る限りであるがJR北海道は一度解散すべきである。

JR北海道の経営陣は全て入れ替え、日産のゴーンのような人を社長にして改革すべきである。他のJRから人材など言っているが、所詮鉄道で育った鉄道屋である。発想は北海道とほぼ同じである。受け入れ易いだろうが効果は期待できない。チェック体制だのマニアルだの、自己の成功例からの施策しかない。上に施策あれば下に対策アリ、の原則ですよ。シンプルな対策を打てる人でないと効果がない。シンプルであれば誤魔化しがきかない。現在の組合幹部も全て馘首し、発想の違う若手に更新すべきである。

最近、駅でホーム反対側のドアを開けた、と報道された。その後は何も報道されないが、この次は停車駅通過で信号無視だろう。そして最後は脱線であり、事故隠蔽である。夢物語だから笑って聞き流してください。

 

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