としちゃんの今日のひと言

古希も過ぎ今年は72歳身体の軋み物忘れそして不整脈など沢山のお土産貰いましたがまだ何かありそう探してみましょうネ

待望の笠ガ岳縦走行って来ました(その1)

2011-07-12 22:53:17 | 山歩き
7月8日金曜日23時新宿駅西口出発、翌朝5時10分過ぎ鳩待峠到着。

荷造り・水補給・トイレ・準備運動、そして慌ただしく出発、時間は丁度5時30分。
団体行動はどうも急がしくていけない、しかし3年越しの『笠ガ岳縦走』への参加、贅沢は言えない。
梅雨明け前だがお天気は最高⇒(実はこの日関東地方は梅雨明けしました)。
至仏山へ向かうこのコースは何度も通ったことがあり懐かしい。
森のなかでは足元にはオリズルランの群落、ユキザサ等が繰り返し現れ地味だが、目を楽しませてくれる。
傾斜湿原では視界が開け、ミヤマキンポウゲ、イワイチョウ、シナノキンバ等が咲き乱れていました。

そしてオヤマ沢田代ここで笠ガ岳方面は左に、最終目的地『湯の小屋温泉』まではここから12km(これがすご~く長かった)。
分岐後は田んぼのような道悪と聴いていたが、ここ数日の好天のお陰でそれほどではなく森のなかを気分良く歩けました。
森を抜けると暑すぎるのをさっ引けば前方に小笠・笠ガ岳、左側に上州武尊、右側に上越国境の山々が望め鼻歌が出そうな気分でした。
笠ガ岳の南東面はチングルマ、ホソバヒナウスユキソウ、ミネウスユキソウ等のお花畑が広がりまさにこの世の天国。

山頂直下はタカネバラが咲き乱れていました、そして山頂へアタック。

午前9時過ぎに笠ガ岳頂上に到着(所要時間約3時間30分)。
ここで早めの昼食と言うことで約30分の休憩。
明日は笠ガ岳頂上から湯の小屋までを掲載します。

 「私の軽易なミスのため順序がひっくり返ってしまいました」失礼しました。

待望の笠ガ岳縦走行って来ました(その2)

2011-07-12 22:28:46 | 山歩き
頂上到達時360度視界可能、この景色をおかずにおむすびをほおばった。
強い日ざしと爽やかな風のなか我々の周りには秋を思わせるように無数のトンボが乱舞していた。
20分ほどすると先ほどまで見えていた至仏山に薄い雲がかかりはじめた。
足元の岩にしがみつくように咲いているイブキジャコウソウと笠ガ岳の南側の景色をカメラにおさめ、下山準備。

頂上直下で振り返えると登山途中に見えた端正な三角形の山容が想像できない姿でした。

この辺りにはタカネバラの花ががそこかしこに咲き乱れていました。
笠ヶ岳に別れを告げ岩山から樹林へ踏み込むと、そこには沢山のギンリョウソウを目ることが出来ました。

そして先ほど山頂から見えた片藤沼に到着、沼を眺めていると対岸側の水面を揺らして何かが泳いでいるように見えた、その波は池を半周した辺りで消えたので姿を確認することは出来なかった。
『貴方は片藤沼の海獣の存在を認めますか?』って言う不思議な体験をしました。

ここから先はひたすら森のなかの道を下り続けることになりました途中咲倉尾根避難小屋で休憩。
小屋の屋根に登りこれから向かう湯ノ小屋方面の写真を写しました。

午前11時30分咲倉尾根避難小屋を出発、暫くは森のなかの下り坂をただひたすら歩きました。
写真を写したいという欲望も沸かずリーダーの後に付き従う老人の行列、すれ違う登山者もなく単調単調。

この頃から前夜のバスの空調不良による寝不足の影響か、眠くて眠くて意識がもうろうとしてきた。
それでもナンとか睡魔と暑さに喘ぎながら14時一寸過ぎに林道ゲートに到着 ⇒ お迎えのバスにたどり着きました。

苦しんだ後の山荘の目の覚めるような風呂の熱湯本当に有難く頂戴しました。
バスに乗り山荘前を出発するのをまっていたかのように大粒の雨が降り始めました。
関越自動車道上州路は激しい雷雨で新宿へ向かう我々を見送ってくれました。

※睡眠不足と梅雨明けの猛暑が重なって熱中症気味になったようです、体調管理貴重な体験をしました、次はもう少し耐力(持久力)を付け頑張ります。