7月10日早起きして猛暑の中 元気に草津白根山にいってきました。
午前7時半朝から夏の日差に照らされる新宿駅西口を出発、午前11時過ぎに草津白根山登山口へ到着。
4時間ちょっとの快適?なバスの旅でした、長時間クーラーに当たった所為か身体の節々が少しギクシャク「固まった~」って感じ?
青空に少し雲が多いのと東の空に黒い雲、少しだけ気しながらビジターセンター前から弓池の淵の木道へ下る。
池の水は曇り空を映しどんよりとしていたが子ガモの水泳訓練中思わず足を止めパチリ。
池の淵から階段を上ると舗装道路へ足下にはまずツマトリソウがちらほらと姿を見せてくれました、更に進むと目の前に蓬莱岩、ここから道なりに進むと道路脇にベニバナイチヤクソウを発見(うれし~初対面の花)。
歩き始めて20分ちょっとでコマクサリフト下に到着、ここからいよいよ山道にでもすぐ横を無人のリフトがカラカラ音をたて上り下り、少しだけ恨めしい気持ち。
足下にはマイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウが途切れることなく咲き乱れ乱れ?ていました(花の色は白く小さな姿ではありますが見事の一言)。
そして登山道が下り始めた時待望のコマクサノの咲く斜面に到着、小一時間白い花ばっかり眺めていた目にはそれはそれは豪華絢爛に見えひとしきりカメラにその姿を収めまくりました。
でもよ~く目を凝らしてみると綺麗な色はしているのだけれど何かみずみずしさがな~い(番茶も出花の時期を少しだけ過ぎてしまっていたのです)。
気を取り直し左に目を移すと崖下の噴火跡越しに本白根山頂展望所、尾根に行列で進む人達の姿がくっきり、こう言う情景を眺めると子供の頃見た西部劇を思い出す(幌馬車隊を取り囲むインディアンの大群を連想してしまうのです)。
コマクサノの咲く斜面から暫く小石いっぱいで滑りやすい道を下り、木道を探勝歩道最高地点を目指す。
歩きにくい山道に変わった途端両側にコマクサの原、しかし手の届きそうな所には撮したい花はなかなか見られず遠くの方ばかりが目立つ、途中登山者から聞いた白い色のコマクサの花を必死になって探す。
やっと見つけたがこれが何と、と~くの方ズームアップして見ましたが白く見えるでしょうか?(白と言うよりピンクではありませんかネ)。
黙々と歩む登山者(この前傾姿勢か首うなだれてか足下注意か)花の位置が気になりますが「まっこんなモンでしょう」
そして本白根山頂展望所で昼食と記念写真を撮し鏡池に向かって林の中を下る(コマクサはもうこの先では見られません、でもコマクサ以外の白い花達はいくらでも見られました)。
鏡池の手前で今日初めてのハクサンチドリを発見、池の水面の亀甲模様分かりますか?(底の模様のような気がしするのですが)。
午後2時過ぎ本白根ゲレンデを目指し森の中を歩いているとパラパラと雨を感じたが樹木に守られ傘いらず(ラッキ~でした)。
15時過ぎ出発地のビジターセンター前にゴールイン、でもまだ終わってはいなかったのです。
湯釜を覗きに行く予定があったのです、20分ちょっとの登りでしたが炎天下強風の中『草津白根山火口展望台』を目指し老体にむち打ち・・・・・・・・・たどり着きました。
湯釜の水面の色は何か独特で神秘的と言うのか?不思議なものでした、ず~と昔こんな色を見たことがあるような気がししました?????
16時ほぼ5時間滞在したビジターセンター前駐車場を後に帰途、関越道渋川伊香保インターから前橋に向かって走行中バスの周りだけが猛烈な夕立、榛名山側は夏の日ざしが眩しく前橋方面は青空が見られここ群馬のお天気は女心とも男心とも形容できないモノなのでしょうか?
鬼に笑われるかも知れませんが『来年も健康で経済的に許されるものならピチピチツルツルした光り輝くコマクサの花を見に愛するモコくんと野宿登山したいもの』と思っているのですが・・・・・・・・・・・・。
最後にこの花も今回初対面した花⇒コキンレイカと聞いています