としちゃんの今日のひと言

古希も過ぎ今年は72歳身体の軋み物忘れそして不整脈など沢山のお土産貰いましたがまだ何かありそう探してみましょうネ

筑波山縦走その1

2013-09-16 12:34:57 | モコ君とし君の珍道中

周囲の騒音で午前5時目覚、窓のカーテン?の隙間から外を窺うと「ギョギョ」回りは車がいっぱい。

寝る前にガラガラだった駐車場が様変わり、一晩中喧しかった筈⇒納得。

ここは茨城県下妻市『道の駅しもつま』の駐車場、昨日(9月11日)横須賀からモコ君(マイカー)で5時間半かかって移動、今日は待望の筑波山登山。

昨日の空模様が嘘のよう今日は素晴らしい晴天(一寸暑すぎるカモ~?)。

午前6時半道の駅を後に途中コンビニで朝食・昼食と飲料水を購入筑波山を目指してルンルン気分で。

午前7時20分市営第1駐車場に到着(ここだけが無料)、山仕度・軽く体操「おっとここからの筑波山」をパッチリ。

そして筑波山神社を目指し日ざしが照りつけるコンクリート舗装路を進む、交差点の大鳥居をくぐると右側には旅館と土産物屋が続く。

流石に神社の境内は建物や樹木に歴史の重みを感じさせるものがある、今日一日の安全を祈願して無信心者らしく怖ず怖ずとお参り。

山門下から参拝殿をカメラに収めました「ご覧下さい建物の重厚さ」。

 

そしてケーブルカー駅宮脇を始点とする御幸ヶ原コースで男体山を目指して午前7時55分出発。

このコースは標高差571m、距離約2.5km道中は杉やモミなどの針葉樹が生い茂る昼なお暗い昔なら追いはぎが出そうな感じで結構最初からキツイ上り、更に路面には大小の石や木の根がいたるところに顔をだし足の踏み場に注意が必要な油断のならないコース。

それでも中の茶屋跡ではケーブルカー軌道が登山道に沿っていたので始発前の線路内を眺めながら小休止、ここまで上って来る間に6人ほどの下山者と遭遇(早起きの人がいた者だ)。

しばらく進むと登山道がトラロープや角材などで補強されたオンボロ要塞のような所にさしかかりました???恐る恐る通過そして杉の大木横を通り抜け平坦地へ到着。

 

そこが男女川源流でした、しかしパンフレットに書かれていた清流らしきものはなく予定ではここの湧水で水分補給を考えていまいたが湧き水とは名ばかりで何か溜まり水みたいでここまで消費したペットポトルへのくみ取りは中止(この計算違いが後半若干の水不足に苦しもうとは・・・・・)。

その代わりここでキバナアキギリの花を発見することが出来ましたヨ(余り良く写ってませんした)。

 

御幸ヶ原への最後の急登で青空が見えた時(ゴール寸前)、左側の薮で草が音をたてたのでついそっちの方を目で追ってしまったのです、そして見てはいけないモノを見てしまったのです(細長いモノですよ)。

御幸ヶ原到着午前9時30分ここでこれから上る男体山・女体山を眺めながら小休止、男体山へ向かって歩き始めるとさっき細長いモノを見た薮続きの所に『マムシ注意』という看板がありました(私は爬虫類苦手なんですよ~)。

御幸ヶ原から男体山山頂までは高低差はさほどないはずでしたが結構息があがってしまいました、山頂は狭い上にご本殿・測候所・無線中継所などの建物が有りノンビリ景色を楽しめる状態でもなかったので直ぐに御幸ヶ原まで下る。

御幸ヶ原ではここまでの頑張りのご褒美にあんパン一個を青空の下頂きました、ここまでの所要時間2時間一寸。

 

次は筑波山自然研究路を時計回りに方向に男体山を一周(距離1.4km、約60分)に挑戦路面は比較的整備されていたが上り下りが激しくそれなりにキツイコースで南側は森の中でも明るさがありましたが北側は薄くらく少し不気味に感じました。

コース全体に動植物等の説明が事細かく書かれた看板が見られましたが走り読みしていたので余り記憶に残りませんでした、それよりコースの前半に道標がなくとても不安でした(途中で道迷いを案じて引き返した人も見かけました)、私も途中でこのまま下ったら麓まで行ってしまうのではないかと心配になりましたがやっと地元の人に会い確認安堵した次第でした。

ここでは立身石の南側に回り込んだ所の展望が素晴らしく遠くの方はかすんでいましたが眼下の刈り入れ半ばの田圃や生活の臭いがする人家など筑波平野(こういう言葉があるかどうか?)を支配したような快感を一瞬味わっちゃいました。

これが『立身石』を北側から眺めた姿ですが私流に言えば石ではなく岩のような気がしました、好みですがネ。

 

静かだった森に若者の声が響きわたるなか最後の坂を登りきったところが暑い日ざしがさす御幸ヶ原の広場に無事戻ることが出来ました「メデタシメデタシ」。

今日はここまで(外は台風が暴れ回っています、あと1~2時間程度とか言ってます、今日は外出せず家を守らなくっちゃ~)。