昨日は西丹沢丹沢湖に紅葉と富士山観賞に行ってきました。
午前8時半過ぎに三保ダム駐車場に到着、雲はまったく見えない風も微風素晴らしい小春日和。
紅葉見物だけなら丹沢湖周辺だけで良かったのですが来年1月のマイカレンダーの年頭を飾る、富士山の雄姿が欲しいかったので大野山登山も。
三保ダムから大野山までの歩行時間は往復で5時間40分と記されていた、休憩時間を含めて6時間で計画。
この時期日暮れが早いので予定通りいかなく遅くなったら湯本平へ下ろうと逃げ道を考えていたのですが・・・・・・・・・・。
準備万端整え午前9時過ぎに駐車場を出発、まずはダム堤体をちょこっと下ってサア~~紅葉の山道を目指す。
熊さんには申し訳ないがお目にかかりたくないのでカランカランとよく響くベルをストックの紐にククリツケ目いっぱい鳴らし続けました。
湖の周辺の紅葉はすばらしかったのですが山道の紅葉はまだ少し早いのか今イチ、そのうえ湖などの展望も鬱蒼としげる樹木に遮られ今イチ(今ニかな?)。
標識は比較的しっかりしていましたが秦野峠分岐の手前のヤセ尾根はコケタラ何処まで転げ落ちるか少し不安を感じました(とても写真撮影しながら歩くなんてできませんでした)が何とか通過。
分岐からは暫く下りまた登り返し針葉樹林の中をそしてほぼ中間点を午前11時に通過まったく人にも熊にも出会いませんでした。
時々軟らかい地面に足跡「ムッ」よ~く見ると靴跡ホッ、「ムッ」靴跡じゃ~ない鹿だとホッ、時々熊さんの足跡もあったのですよ。
そのうち登山道の下の方から工事騒音でした、林道の延伸工事中のようでした。
そして登山道が林道と合流かと思いきや?林道入り口に『この先行き止まり』の簡易な手作り標識???
私としては工事ヤードへの立ち入りを規制していると判断、右側に下って行く登山道にコースをとり前進。
しかししばらくして登山道を塞ぐように倒木そのための土砂崩壊、でも通行止めにはなっていなかったので倒木の上を渡って前進。
ここで登山道を見失い急斜面に登山者の靴跡らしきものを発見これを頼りに前進、????ここで完璧な道迷い状態。
兎に角忽然と消えてしまった登山道の先を見つけようと急斜面を登ったり下ったりやっと尾根らしき地形に辿り着く幸い頭上に送電線、下の方に鉄塔を発見。
そこまで下ると平場 鉄塔の周りを一周先に行く道は見当たらない、あるのは鉄塔にむかってくる小路のみ「あ~あやっちゃった」。
そうなんです鉄塔の管理用道路に踏み込んじゃたのです、挙句の果てに道迷い・・・・・危なかった。
ここのところ中高年の道迷いと滑落事故が多いいって聞いていたのですがまさか我が身に降りかかってこようとは・・・注意していたのですが。
大急ぎで林道合流地点戻ることに倒木の上を渡り歩きながら「危なかった危なかった」って独り言、工事中の人に道を確認ようと林道に入ってビックリ10mほど先のススキのなかに登山標識。
何たること12時前には山頂に到着、写真撮影昼食を済ませ遅くとも12時半には下山開始を目論んでいたのに1時間近いロス。
天気も良いので大急ぎ山頂を目指すが途中で大ショック、湯本平への登山道に通行止の標識。
遅くなりそうな時の逃げ道がな~い、歩きながら行こ~か戻ろ~か思案・・・・。
頂上までは後30分位富士山の雄姿をひとめ見てすぐ下っても好いじゃ~ン、わき目も振らずイチモクサン12時45分山頂に到着。
雲が邪魔
梅の花が咲いてました
少し霞んでいるが遮るもののない私にとっての生富士(自宅近くや表丹沢からでは遠く感じるのに)、ここから見ると近~い。
三保ダムへの下りは2時間40分、事故なしガラスの膝さえ痛み出さなければ16時前には下山できそう(お山の夜道は恐いノ~です)。
15分間で頂上から360度の展望を写し、富士山の雄姿そしてセルフタイマーで『富士山と老人』もハイお写真終了。
13時ちょっとオーバーしたが下山開始、昼食は林道を歩きながら味わうゆとりなし水で流し込んだって感じ。
秦野峠分岐の先の下りの急傾斜やヤセ尾根あたりは慎重に歩きたいので下りの前半は少し足早に、山頂周辺でわずかに人を見かけたが途中ではまったく人に会わない。
表丹沢とは異なってこの辺りの平日登山は私のような小心な初心者には向いていないのかもなんてクダラナイことを考えながら疾走?
全行程6.8kmの中間点を3.4km地点を13時45分に通過、残りを1時間45分で歩けば15時30分には三保ダム到着できそうなので安心。
秦野峠分岐の先の難所も無事に下ることができ15時10分過ぎに悠々三保ダムに到着。
この日はガラスの膝も痛むことなく途中若干焦りましたが『終い良ければすべて良し』と言うことでメデタシメデタシでした。
その後はぶなの湯に直行一風呂浴びて17時半まで休憩室で新聞を読んだり横になって休養、愛車モコ君を走らせ20時半前に我が家に無事到着。
安心したらドット疲れが出ましたある意味クワバラクワバラのいちにちでした。