雨が降ると湿度が高くなって紙が水分を含み、いつもと同じ濃さの墨でも滲むことがよくあります。
今日はそんな天気ですね〜
書家は紙と墨の為に、湿度が低く変化が少ない地を制作の場に選ぶことが多いそうです。
ロックミュージシャンもレイドバックした作品を作りたい時は、リゾート地のホテルや、離島のスタジオなどで録音することも多いのです。
最近は予算の都合上無理な様ですが、、、
しかし、現代社会の中に生き、そこに生きる人々に発信するメッセージ性ある作品ならば、パラダイスは似合いませんよね(笑)
届けても響かないでしょう。
政治や世相に突っ込み入れる作品ならば、都市部で生み出される喜怒哀楽を感じながら作らないと上滑りするだけなのではないでしょうか。
それとは趣旨の異なる、つまり芸術性だけを追求する作品作り場合はどこで書いてもよろしいでしょう。
それはそれで存在価値の高いものです。
時代を超えた普遍的な芸術性は、どちらからも生まれるのです。
私は都市部で生活しながら、同じ感覚で暮らす多くの同胞と、喜怒哀楽を共有していきたいです。
私には仲間が必要です。
一人じゃ生きていけません。
それは多くの人と共通する感覚でしょう。
人間は集団生活する生き物なのです。
同じ様な感覚の人の存在を知るだけでも、ホッとすることってありますよね。
表現者の役割って、最低限でもそこが無いと存在価値がありません。
つまり自分自身の本質を作品に込める作業です。
言いたいことを言えってことです。
王羲之の書体が好きだ!でもいいですし、
安保法制反対!でもいいのです。
犬や猫や人間、生きるものは全て大好きだ!でもいいですし、
孤独の先にある深淵を覗き込む事だっていいこです。
自己主張ややりたいことを自由に表現すればいいのです。
そこに規制を自らかけてはいけません。
自分がやりたいことを自分でやろう!
この姿勢が大切なのです。
悩んでいる最中ならまだしも、生まれ持った特異な性格だけで芸術家面している輩は、社会にとって邪魔なだけです(笑)
芸術家は特異な性格を、大衆に分かりやすくして発信するべきだと考えます。
自分の脳内だけで完結していてるのでは、いくら芸術性が高くても他になんの影響も与えない存在でしかありません。
人間としての存在価値はありますけれどね。
創造したものは出そう!
本日のスローガンであります(笑)