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8月7日、私たち全国一般東京東部労組コナカ支部とコナカ経営陣との第18回団体交渉が都内の会議室で開かれました。出席したのは組合側4人、会社側4人でした。
夏の一時金「超低額」支給に怒りの声
生活防衛の冬季一時金を勝ちとろう!
6月25日に支払われた今夏の一時金(ボーナス)について組合員の不満が爆発しました。前年よりも大幅に下がったからです。10万円下がった組合員もいます。「コナカのため、家族のためにやってきたのに」「子どもを育てられない」「貯金もできない」「このままでは人材がどんどん流出してしまう」といった声が上がりました。
今夏の一時金の原資は3億1201万4080円(1096人)で、昨夏は3億3631万6972円(991人)です。原資だけで比べると92.7%、社員1人当たりの平均は83.9%です。会社側の出席者も「かつてないほどの下げ幅」と認めるほどの低額支給でした。
「赤字決算だったので」と経営陣は言っていますが、ただでさえ「ワーキングプア」のコナカ社員にとってはボーナスも含めて賃金が下がることは生活に大きく影響します。役員の報酬や株主の配当が下がるのと同じレベルでは語れません。
組合側はこの冬の一時金は夏季のような低額支給にならないよう強く要請しました。会社側は「努力している」との回答でした。
賃上げのあいまいな査定基準にNO
経営陣の恣意的な評価を許さない!
前回の団交で説明を求めていた昇給の査定基準について、会社側は「個人の予算達成率」などの成績評価と「業務処理(顧客管理や店舗管理など)」「意欲評価(積極性や協調性など)」「チャレンジ目標」をいずれも7段階で評価したうえで昇給額を決定していると組合側に回答しました。
これだけでは個々の組合員の昇給額がどういう形で決まったのか不明瞭なままです。社員の「やる気」を出させたり、社員自らが「至らない点」を向上させたりするためにも社員本人が求める場合には説明責任があるはずです。
経営陣による恣意的な評価ではなく、客観的・公平な評価をやっているのなら堂々と明らかにするべきです。組合員への「賃金差別」「昇級差別」を許さないためにも引き続き組合は説明を求めていきます。
一方的な転勤命令の強行に抗議
労働条件の変更は組合と話し合え!
前回の団交で話し合った松田組合員の転勤問題をめぐっては、会社側が団交からわずか2日後に異動の辞令を交付するという極めて不誠実な対応をとりました。この日の団交では松田さん含めて組合側から「なぜ協議中にもかかわらず辞令を強行したのか」と追及しました。
会社側は「人事の刷新と各店舗の活性化」を理由にしていますが、そうした会社側の都合だけで転勤が一方的に決められていいわけがありません。社員と家族にも生活があり、都合があるのです。
組合側からは、転勤の打診から異動の日まで1週間未満という異常な短期間であるコナカの「慣習」を見直すことや転勤を含めた組合員の労働条件の変更については事前に組合と協議することを求めました。会社側は「転勤させる際には本人の意向も配慮する」「組合から申し入れがあれば交渉する」と述べました。
役職定年、ガソリン代、第2組合、「名ばかり店長」……
今回の団交ではそのほかにも多くの議題が話し合われました。
組合の渡辺委員長からは、いまだ規定に残っている50歳の「役職定年」制度の詳細について質問が出ました。しかし、会社側は「規定集」が手元にないとのことで明確な回答ができませんでした。次回の団交で話し合うことになりました。
交通費のガソリン代支給については、組合が以前から要求していた通り6月11日分から1リットル143円から170円に当面引き上げたことを評価しました。同時に現在、すでに東京の市場価格は180円を超えているため、社員が「自腹」を切らないで済むよう迅速な改善を求めました。
また、第2組合である「UIゼンセン同盟コナカユニオン」に会社側が便宜供与したとされる情報について、組合は調査と報告を強く求めました。
店長への過去の残業代支払いについての会社側の回答は「店長は管理監督者だったので残業代はない」と相変わらずのものでした。横浜地裁で係争中の「名ばかり店長」労働審判についても「特にここで話すことはない」とのことでした。
8月22日(金)にはついに労働審判の最終審理(3回目)が開かれる予定です。会社の違法行為を正すため、すべての店長と社員は東部労組コナカ支部に力を貸してください。注目と応援をよろしくお願いします。
会社は何もしてくれない事は夏のボーナスで解ったでしょう
今あの頃を振り返っています。絶対諦めません。
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/1dc0ec379e55a847c9ebb96872988bf5
今は本社のその人物たちはそんなことなかった顔をしている。そちらは忘れてもやられた方は忘れない。
他にも公休電話とかセクハラとかゴマンとある。思いだすとあの何年間分を損害賠償で裁判に訴えたい気分だ。
それにしてもひどかった。
嫌だったら入んなきゃいいって?入んなきゃ本社から目つけられるって。本当に汚いよね
そもそもガソリン代賃上げって東部のおかげだよね?ユニオンの成果は?あんだけ金払ってんだからもちろん沢山あるんですよね?
東部のみなさん、応援してます。
あの店長のパワハラはまだ治ってないの?あの店で何回目の人事異動だよ
一緒に仕事してる人は被害者じゃないの?
会社が変わっても店長が変わらなきゃ今までと同じ。泣くのは社員とパート
悪いけど同じ運営部じゃなくて良かった
東部支部ができて改善された労働条件は数えきれないほどです。あらためて実感しました。
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東部支部できなかったら、今でもあんなことが続いていたと思うとゾットします。当時過労で何人の同僚が倒れたことか。睡眠不足の自動車事故。うつ病。家族崩壊、離婚。亡くなったあの人。ご遺族の涙を今も覚えています。
渡辺委員長さんら東部支部にとても感謝しています。
コナカのみなさんこれからも東部支部を応援し続けませんか。2組に入れさせられた人も東部支部を応援する道はきっとあるはずです。コメントももっと増やさないと会社が喜ぶだけですよ。私たちのためにがんばってくださっている渡辺委員長さんたちにに申し訳ありませんよ。
諦めないで!
まちがいなく過労死です。
知っている人で泣いている人がいてほんとアタマにきます。
コナカ支部さんに電話して裁判でもなんでもやったらと勧めています。
労働者は、ひとりぼっちの時は泣き寝入りしたり我慢をするしかありませんでした。
しかし、今ではみなさんの職場には東部労組があります。東部労組では多くのセクハラやパワハラの被害者から労働相談と解決の多くの経験もあります。
連絡ください。女性のスタッフもいます。
e-mail toburoso@ka2.so-net.ne.jp
電話03-3604-5983
再考をお願います。