東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

パリの仲間の呼びかけに応え、旅行会社の違法行為と闘おう

2008年06月22日 07時23分34秒 | 添乗員・旅行業界
フランスなどの労働許可もないのに、添乗員に違法ガイドや通訳を強要し続ける日本の旅行会社があとをたちません。日本からの添乗員に違法行為をさせ、彼女、彼らの刑事罰にも繋がることは勿論、フランスなどの現地ガイドらの正当な職を奪うことで、ガイドらの労働条件の悪化に手を貸しています。

パリ日本語ガイド通訳協会の切実な呼びかけを日本の全ての旅行会社と日本政府は真摯に受け止めるべきです。

日本の全旅行会社、添乗員派遣会社はあらゆる法律違反をただちにやめなさい。

国土交通省も厚生労働省もいままでの黙認姿勢を本気で反省すべきです。
今こそ厳しく取り締まるべきです。このままでは世界の恥ではありませんか。

私たち添乗員も世界の仲間と共同連帯で会社の違法行為を厳しく監視し、発覚した場合は徹底的に糾弾し闘いましょう。
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31 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まってました! (レジスタンスより)
2008-06-23 06:16:30
よくぞ言ってくださいました!
これは当たり前のことなんです。

他国で勝手ににわかガイドをやること自体不法就労です。

ミラノで日本旅行の添乗員が現に逮捕されているではないですか!旅行会社はコンプライアンスなどを表向き守るフリをしながら実際は他国の就労規則や法律を全く無視して旅行を実施している。
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旅行会社に責任がない? (本部スタッフ)
2008-06-23 09:11:20
エイチ・アイ・エスからの通知
06年のトルコ・バス事故の被害者に対し、エイチ・アイ・エスは「弊社の最終提案に2週間以内に同意してもらえない場合、今後の治療費は払えなくなります」との通知を一方的に届けてきた。
最終提案の中身は、補償やわずかの見舞金・和解金(15万円~105万円)である。
同社は「事故は運転手の不注意が原因で、旅行会社に賠償責任はない」というのだ。
JTBも、06年の中国でのバス事故の被害者との交渉も中国側との交渉を一切JTBのみが行っている。
(6月23日朝日新聞)

澤田会長の逆切れ
事故の当日はラマダン(イスラム教徒は飲食を断つ期間)だったため、ドライバーは何も食べずに運転していたのです。当日は600㎞走り続けるという過酷なスケジュールだった。これでは事故が起きても不思議ではない。・・・・・澤田会長は「われわれも被害者だ。ウチが悪いなら、ウチを訴えればいいじゃないですか」などと、謝罪どころか被害者を挑発するかのように発言を繰り返した。
(週刊現代7/5号)
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トルコツアーのカラクリ (Unknown)
2008-06-23 10:34:30
添乗員ならほとんどの方が知っていると思いますが、トルコツアーにおいて日本の旅行会社が現地手配会社に支払うランドフィー(地上経費)はほとんどの場合トルコ絨毯などのショッピングコミッション(キックバック)に依存しており、ドライバー代も現地ガイド代もお客さんの買い物額から捻出ということになります。HISはこのツアーの地上経費に一体いくら支払っていたでしょうか。

それが格安ツアーのカラクリであり、更に内容の割安感を出すために強行な日程や観光を組む。ラマダンの時期ならそれも考慮に入れて安全な旅程を組むのはプロたる旅行会社の責任です。それでも「我々も被害者」とトップが言うなら、訴訟なりで本当の原因となっている仕入れの仕方を暴いてやるべきです。
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Unknown (Unknown)
2008-06-23 18:27:47
トルコのツアーに関しては、現地でその金額で受けているランドも責任があると思います。
結局ガイドもドライバーも添乗員と同じく、会社には何一つ抗議することができなかった結果、このような事態に陥ってしまったのです。

私たち旅行業界で働いている人間はボランティアではありません。
そして会社は利益を出さなければならない。
それも当たり前のことです。
でもその利益は、従業員から搾取するのではなく、顧客から正当な代金を受け取って利益を出すべきなんです。
そんな当たり前のことがまったくできていないのが、この業界です。
値段だけ下げて、消費者を獲得してそれだけで済むなら、どの企業も、製品の品質管理や品質向上に努力したりしません。どの企業も、その値段にあったそして、他社との競争に負けないように、品質で勝負しているのです。
それを怠った旅行業界の商品の品質は、どなたもご存知かとは思いますが、悲惨なものですよね。
そのことに旅行業界のトップが気づいていないのがとても不思議です。
要するにお金さえ儲かればいいってことなんでしょうか?
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トルコツアー (現役添乗員)
2008-06-23 19:45:26
トルコのスルーガイドは全て一人で業務をしています。あげくお国柄や水、観光地、親日等、全ての条件がいい為に、海外初添乗の新人がよく行きます。
その何も出来ない、わからない新人の面倒もトルコのガイドがみるのです。本当に頭が下がります。

旅行費用も10万前後。あれだけ働いてトルコガイドの給料は完全歩合制。いくらなんでも酷すぎる。
添乗員も奴隷扱いだがトルコのガイドも同じです。

そしてあの強行ツアー、フルスケジュール、フルペンション(全食事付)事故が起きても仕方がない。旅行会社がその強行ツアーを作っているのだから事故が起きても全責任は旅行会社が取るべきです。株業などに進出してないで。天下のJ○○は2ドライバーで手配をしている所です。一度運転中のドライバーが足をつってしまい急いでもう一人に代わった事がありました。本来1ドライバーで走るのは無理な走行距離です。1日500~700kmは当たり前の所ですよ。

日本の恥です。近隣のEU国はESGで半日で70ユーロから100ユーロと他のブログに書いてありました。トルコのガイドはJSGでスルーかつエアポートアシスタントまでして新人添乗員の面倒まで見ている。半日200ユーロ出しても安いのでは?

添乗員の事もそうですが、何も言わないから平気でする。国の決まりだからやらない。そういうものではないはずです。最も違法になってもするのだからもう救いようがない。ミラノで日旅の添乗員が既に逮捕されたんですよね。

トルコでも有名です。「ひどすぎる!」とね。
いつもトルコ添乗に行くたびにガイドをねぎらいなるべく負担をかけないようにしています。
本当によくしてくれる国の方です。

旅行会社はもう少し考えるべきです。
何度もブログに書かれていますが、国際問題だし、日本の恥です。日本人として恥ずかしい!!
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立派な犯罪です。 (現役添乗員)
2008-06-24 00:29:00
エイチ・アイ・エスは「弊社の最終提案に2週間以内に同意してもらえない場合、今後の治療費は払えなくなります」との通知を一方的に届けてきた。


↑↑↑これって恐喝、脅迫、職権乱用、等々・・。
犯罪行為になるはずです。
訴えてしまえ!
物的証拠もある事だし。
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パリだけでなく・・・ (元添乗員、今は内勤)
2008-06-24 01:11:15
パリのガイドさん、素晴らしいです。
大体、廉価商品ばかり生み出してガイドを省く企画なんて、いい加減やめてほしいです。
それに、フランスだけでなく国家ライセンスがないとガイディングが違法になる国は、他にもありますよね。イタリアは有名なので会社の方も気をつけているようですが・・・。逮捕されて罰金払った添乗員さんの話は有名なので私も知っています。
 オーストリアもライセンスないとだめなんですけど、ハルシュタットとかガイドつけてるグループってほとんど見なかったような。。。。
パンフに散策と書いたからとガイドをつけないのはどうなのか?その国のガイドさんに失礼ですよ!
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Unknown (Unknown)
2008-06-24 12:57:09
散策、ならガイドなしでもまだ納得できます
要は、観光、とうたってて、ガイドがいないというのはどうかと思うのです
日本人ガイドが手配できる地域の観光にもかかわらず、です
お客様は私たちのことを「ガイドさん」と呼ぶときがあります、現地でガイディングもさせられたら当然ガイドと勘違いするでしょう

今年のスイスツアーもまたしても、ガイドをつけないツアーが多すぎませんか?
安全基準はどうなっているんでしょうね???
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Unknown (Unknown)
2008-06-24 13:41:28
こうしたやり方を続けて行く限り,業界ではますます,旅行会社を訴える人達が増えるばかりであろう事は予想できます。そればかりか,アンケートで給料を決める,なんてばかな事続けてたら,お客様を添乗員が訴える,ような事も始まりそうです。きちんと線引きをすべき。
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フランス現地係員 (o.m)
2008-06-24 16:59:19
旅行価格競争が始まる94年までは,この業界も品質の競争でした。JTBパリでは毎年日本から講師を招いて研修があり,言葉遣い丁寧語,謙譲語の使いわけ,おじぎの角度まで講義があり,無賃,強制出席の受講者から抗議の声があがる程に徹底した内容でした。他社に差を付ける為には「現地係員サービスの質しかない」とJTBに発破をかけられていた時代は94年で終わりました。
当時の1/3以下に下落した現在の旅行価格は安全確保という質を形成する第一の重要要素を切捨ててしまいました。
国によって法律は違いますが,フランスにおいては外国人違法就労とはガイディングだけでは有りません。パリにはアシスタントという業種が独立して存在しています。ですから散策も日本の旅行会社の違法就労行為となります。市内の路上あちこちに立っている「パリ・イストワール」の立札,創業120年を誇るムーランルージュも然りです。フランス語圏ですから病院,警察等の付き添いも全て現地係員の仕事です。
これだけでもフランス国内で日本からの添乗員さん達の労働密度の拡大,長時間労働がなぜ発生するかご理解いただけると思います。
添乗員さん一人に負担をかける=安全確保の欠如,旅行商品の品質基準無し=安全基準無し。国内外における違法就労行為黙認,安全確保欠如を無視続ける厚労省及び国交省。

意外と知られていないのが05年,3名の死者13名の重軽傷者を出した日本旅行主催のモンサンミッシェルに向かうバス事故。その時の添乗員さんはそれ以降添乗の仕事をなさっていない事,そして重傷を負われた参加者の方は今も後遺症に苦しみ,フランスの小バス会社を告訴している事。
http://www.sea.sannet.ne.jp/kushida/France/F-index.htm
現地ガイドが同行していれば運転手の居眠り運転は避けられました。このHPもTCの事をガイドさんと呼んでいます。

一般消費者の方々に,格安旅行のカラクリをもっと知っていただきたいと思います。
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