'90ジャイアント・第21戦から第22戦

第21戦、10月26日福島・会津体育館　観衆2600人
６人タッグマッチ60分1本勝負
ジャンボ鶴田　　 三沢光晴
田上明　　　(1-0)川田利明
マイティ井上　　 小橋健太
①鶴田(20分35秒片エビ固め＝バックドロップ)小橋

タッグマッチ45分1本勝負
テリー・ゴディ　　　　　(1-0)ジョニー・エース
スティーブ・ウイリアムス　　 スティーブ・ドール
①ウイリアムス(13分10秒片エビ固め＝オクラホマ・スタンピート)ドール

タッグマッチ30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ダニー・スパイビー
テリー・ファンク　　　　　　　　レックス・キング
①テリー(10分51秒ローリング・クレイドル・ホールド)キング

６人タッグマッチ30分1本勝負
ジャイアント馬場　　　渕正信
ラッシャー木村　(1-0)大熊元司
百田光雄　　　　　　　永源遥
①木村(20分29秒片エビ固め＝16文ラリアット)大熊

30分1本勝負
ダグ・ファーナス(12分6秒エビ固め)小川良成
ファーナスは小川のダイビング・ボディアタックを受け止めて、マットに叩きつけフォール。

20分1本勝負
ジョー・マレンコ(12分5秒飛びつき後方回転エビ固め)寺西勇

15分1本勝負
ディーン・マレンコ(8分58秒飛びつき後方回転エビ固め)リチャード・スリンガー

----------------------------------
第22戦、10月27日相模原市立総合体育館　観衆3800人(満)
タッグマッチ60分1本勝負
三沢光晴(1-0)ジャンボ鶴田
川田利明　　　マイティ井上
①三沢(19分35秒エビ固め)井上
三沢のジャーマンから逃げロープに走り戻ってきた井上へ、三沢はエルボーバットからのタイガー・ドライバーを決めフォール。

タッグマッチ45分1本勝負
テリー・ゴディ　　　　　(1-0)小橋健太
スティーブ・ウイリアムス　　 ジョニー・エース
①ゴディ(27分33秒エビ固め)エース
エースはゴディのラリアットをかわしたものの、トーキックからパワーボムをゴディが決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)サザン・ロッカーズ
テリー・ファンク
①テリー(9分16秒ローリング・クレイドル・ホールド)キング

６人タッグマッチ30分1本勝負
ジャイアント馬場　　 渕正信
ラッシャー木村　(1-0)大熊元司
田上明　　　　　　　　永源遥
①田上(19分7秒片エビ固め)大熊
田上が大熊にアトミック・ドロップを決めたところへ馬場が16文キック。さらに反動を利用したバックドロップを決めフォール。
※試合前、馬場選手が入場してリングに上がると、リングの周りに日本選手が集結。鶴田と三沢がリングに上がり、馬場へ鶴田がクリスタル製の30周年記念の楯を贈り、選手会長の三沢が「30周年本当におめでとうございます。これからもレスラー、スタッフ一同、全力で頑張りますので、よろしくお願いします。」と挨拶。馬場選手には内緒で、選手会によるサプライズセレモニーが行われた。

30分1本勝負
ダグ・ファーナス(11分14秒片エビ固め＝フルネルソン・バスター)リチャード・スリンガー

20分1本勝負
ジョー・マレンコ(12分20秒ＳＴＦ)小川良成

15分1本勝負
ディーン・マレンコ(11分1秒飛びつき後方回転エビ固め)寺西勇

----------------------------------

30周年

アントニオ猪木30周年セレモニー
9月30日横浜アリーナで行われたアントニオ猪木30周年セレモニーに、ジャイアント・シリーズに参戦中のアンドレ・ザ・ジャイアントとスタン・ハンセンがゲストとして参加。

----------------------------------
交換トレード?
正式な発表が無いものの、この秋から全日と新日のシリーズにレギュラー参戦が決まったアンドレ・ザ・ジャイアントとタイガー・ジェット・シンの交換トレードが行われた模様。

----------------------------------

ウイリアムス・新日参戦情報

新日本プロレス「エクスプロージョン・ツアー'90」

第2戦、9月8日徳島市立体育館　観衆2120人
タッグマッチ45分1本勝負
マサ斎藤(1-0)スティーブ・ウイリアムス
木村健悟　　　栗栖正伸
①斎藤(7分48秒片エビ固め＝バックドロップ)栗栖

第3戦、9月11日米子産業体育館　観衆2710人
６人タッグマッチ60分1本勝負
ビッグバン・ベイダー　　　　マサ斎藤
スティーブ・ウイリアムス(1-0)長州力
ブラッド・レイガンズ　　　　 橋本真也
①ベイダー(9分55秒体固め＝ジャンピング・ボディプレス)斎藤

第4戦、9月12日北九州プリンスホテル・アイスアリーナ　観衆2420人(超)
タッグマッチ30分1本勝負
サルマン・ハシミコフ(1-0)スティーブ・ウイリアムス
ビクトル・ザンギエフ　　　ブラッド・レイガンズ
①ハシミコフ(10分2秒片エビ固め＝水車落とし)レイガンズ

第5戦、9月13日萩市民体育館　観衆2070人
タッグマッチ45分1本勝負
スティーブ・ウイリアムス(1-0)木村健悟
ブラッド・レイガンズ　　　　　木戸修
①ウイリアムス(9分43秒体固め＝オクラホマ・スタンピート)木村

第6戦、9月12日広島サンプラザ　観衆4860人
タッグマッチ30分1本勝負
スティーブ・ウイリアムス(1-0)サルマン・ハシミコフ
ブラッド・レイガンズ　　　　　ビクトル・ザンギエフ
①レイガンズ(10分32秒横回転首固め)ザンギエフ

----------------------------------

'90サマー・アクション・シリーズⅡ

'90サマー・アクション・シリーズⅡ

参加外人選手
三冠ヘビー級王者
スタン・ハンセン(192cm135kgアメリカ・テキサス出身)8/29～9/3
スティーブ・ウイリアムス(190cm135kgアメリカ・コロラド出身)8/25～9/7
テリー・ゴディ(195cm140kgアメリカ・ジョージア出身)8/25～9/7
ジョニー・エース(195cm115kgアメリカ・ペンシルバニア出身)
カンナム・エキスプレス
・ダグ・ファーナス(181cm124kgアメリカ・テネシー出身)
・ダニー・クロファット(186cm110kgカナダ出身)
ザ・ファンタスティックス
・ボビー・フルトン(186cm104kgアメリカ・テキサス出身)
・トミー・ロジャース(183cm102kgアメリカ・フロリダ出身)
ジョー・マレンコ(179cm104kgアメリカ・フロリダ出身)
ザ・トルーパー(189cm118kgアメリカ・サウスカロライナ出身)
スコッティ・ザ・ボディ(188cm115kgアメリカ・ペンシルバニア出身)
リップ・モーガン(192cm125kgニュージーランド出身)
エリック・エンブレイ(178cm105kgアメリカ・ケンタッキー出身)
リチャード・シャラン(182cm110kgカナダ出身)

全日本プロレス出場選手
ジャイアント馬場
ジャンボ鶴田
三沢光晴
川田利明
田上明
小橋健太
ラッシャー木村
渕正信(世界ジュニア・ヘビー級王者)
マイティ井上
寺西勇
大熊元司
永源遥
百田光雄
菊地毅
リチャード・スリンガー

(レフリー)ジョー樋口、和田京平、福田明彦、西永秀一

アジア・タッグ王座決定リーグ戦
参加チーム
・カンナム・エキスプレス
・小橋健太＆ジョニー・エース
・ザ・ファンタスティックス
・ジョー・マレンコ＆菊地毅
・エリック・エンブレイ＆リチャード・シャラン
リーグ戦ルール
・総当りリーグ戦を行い、得点上位２チームにより王座決定戦を行う。
・得点は、あらゆる勝ちが２点、時間切れ引き分けが１点、負けと時間内引き分けが０点。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
・ジョニー・エースは、ロサンゼルス空港での飛行機のトラブルにより来日が遅れ開幕戦を欠場。この為、予定されていたアジアタッグ・リーグ戦のカンナムとの試合が順延となった。
・川田利明は、8月19日後楽園大会で頭頂部を裂傷(7針縫合)。この為、20日から27日まで欠場。
・渕正信は腰痛の為、8月22日から27日まで欠場。
・ダニー・クロファットは、8月23日福島大会で左ヒザの靭帯を損傷(全治3か月)。この為、25日から欠場したものの29日、31日と強行出場。しかし31日の試合で試合早々に負傷箇所をさらに痛めてしまい9月1日から欠場。
タッグパートナーのダグ・ファーナスも8月29日北方大会でアトミックドロップを決めた際に右足首を負傷し31日から欠場。この為、チームとしてシリーズ後半戦の出場を断念し2日帰国。
・菊地毅は、9月1日日本武道館大会でファンタスティックスのスカイハイ・ラリアットを受けた際に下腹部を強打し負傷。この為、3日栃木大会から欠場。
・ジャイアント馬場デビュー30周年記念セレモニーのゲストとして、ブルーノ・サンマルチノが8月30日に来日。31日大阪大会でファンに紹介され、9月1日日本武道館大会でセレモニーが行われ、馬場と共にリングに立ったサンマルチノは馬場にメッセージを送った。
・西永秀一レフリーが、8月20日蓮田大会(百田対スリンガー戦)でデビュー。
・全日本プロレスに選手・レフリーとして参加し、輪島のコーチも務めた元NWA世界ヘビー級王者のパット・オコーナーが、8月16日ミズーリー州セントルイスの自宅で肝臓ガンの為亡くなった。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

'90サマー・ＡⅡ・第1戦から第5戦

開幕戦、8月18日東京・後楽園ホール　観衆2100人(超)
６人タッグマッチ60分1本勝負
ジャンボ鶴田　　 三沢光晴
田上明　　　(1-0)川田利明
渕正信　　　　　　菊地毅
①田上(22分46秒片エビ固め)菊地
田上は菊地へパワースラム、さらにアトミック・ドロップからバックドロップの連続技を決めフォール。

30分1本勝負
小橋健太(13分33秒片エビ固め)ダニー・クロファット
小橋は、コーナー2段目からボディアタックにきたクロファットを受け止めて、フロントスープレックス気味に投げ落としフォール。

ダグ・ファーナス(11分35秒カナディアン・バックブリーカー)寺西勇

アジア・タッグ王座決定リーグ戦　30分1本勝負
ザ・ファンタスティックス(1-0)エリック・エンブレイ
　　　　　　　　　　　　　　 リチャード・シャラン
①ロジャース(14分49秒片エビ固め)シャラン
ファンタスティックスは、シャランをコーナーに振り倒れたところへフルトンがロープを利用してのボディプレス。さらにファンタスティック・フリップを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)スコッティ・ザ・ボディ
ラッシャー木村　　　　リップ・モーガン
①馬場(11分55秒片エビ固め＝16文ラリアット)ボディ

20分1本勝負
マイティ井上(10分27秒逆さ押さえ込み)ザ・トルーパー
井上は、トルーパーのカナディアン・バックブリーカーを脱出してバックに立ち、逆さ押さえ込みを決めフォール。

ジョー・マレンコ(9分46秒回転足折り固め)百田光雄
大熊元司(11分1秒体固め＝ランニング・ヘッドバット)リチャード・スリンガー

----------------------------------
第2戦、8月19日東京・後楽園ホール　観衆2100人(超)
タッグマッチ60分1本勝負
三沢光晴(1-0)ジャンボ鶴田
川田利明　　　渕正信
①川田(29分25秒体固め)渕
川田は渕の仕掛けてきたジャックナイフ式エビ固めを切り返し、渕の上に座り込むような形でフォール。

アジア・タッグ王座決定リーグ戦　30分1本勝負
小橋健太　　　　(1-0)ジョー・マレンコ
ジョニー・エース　　　菊地毅
①エース(17分49秒片エビ固め)菊地
エースはキックで菊地の動きを止め、エース・クラッシャーを決めフォール。

アジア・タッグ王座決定リーグ戦　30分1本勝負
カンナム・エキスプレス(1-0)ザ・ファンタスティックス
①クロファット(19分9秒エビ固め)ロジャース
クロファットはロジャースのラリアットをかわして、タイガー・ドライバーを決めフール。

６人タッグマッチ30分1本勝負
ジャイアント馬場　　　ザ・トルーパー
ラッシャー木村　(1-0)スコッティ・ザ・ボディ
マイティ井上　　　　　リップ・モーガン
①木村(13分15秒片エビ固め＝ブルドッキング・ヘッドロック)ボディ

タッグマッチ30分1本勝負
田上明(1-0)エリック・エンブレイ
永源遥　　　リチャード・シャラン
①田上(10分6秒片エビ固め＝アトミック＆バックドロップ)シャラン

20分1本勝負
寺西勇(14分57秒逆さ押さえ込み)大熊元司
百田光雄(9分56秒逆さ押さえ込み)リチャード・スリンガー

----------------------------------
第3戦、8月20日蓮田市黒浜中学校前　観衆2450人(満)
タッグマッチ60分1本勝負
ジャンボ鶴田(1-0)リップ・モーガン
田上明　　　　　 エリック・エンブレイ
①鶴田(9分48秒体固め＝バックドロップ)エンブレイ

タッグマッチ45分1本勝負
三沢光晴(1-0)ザ・トルーパー
小橋健太　　 スコッティ・ザ・ボディ
①三沢(11分50秒片エビ固め＝ダイビング・ボディプレス)トルーパー

30分1本勝負
ジョニー・エース(9分45秒片エビ固め＝エース・クラッシャー)リチャード・シャラン

タッグマッチ30分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)大熊元司
ラッシャー木村　　　　永源遥
①馬場(11分57秒片エビ固め＝16文ラリアット)永源

タッグマッチ30分1本勝負
カンナム・エキスプレス(1-0)渕正信
　　　　　　　　　　　　　 マイティ井上
①ファーナス(9分37秒回転エビ固め)井上
※フランケンシュタイナー?

タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ファンタスティックス(1-0)ジョー・マレンコ
　　　　　　　　　　　　　　　菊地毅
①ロジャース(20分50秒片エビ固め＝ファンタスティック・フリップ)菊地

20分1本勝負
百田光雄(9分51秒逆さ押さえ込み)リチャード・スリンガー

----------------------------------
第4戦、8月21日須賀川市体育館　観衆2400人(超)
６人タッグマッチ60分1本勝負
ジャンボ鶴田　　 三沢光晴
渕正信　　　(1-0)小橋健太
マイティ井上　　　菊地毅
①渕(19分29秒体固め)菊地
小橋が渕を押えたところへ菊地がコーナー最上段からダイビング・ラリアット。これが渕にかわされ同士打ち。すかさず渕は菊地へバックドロップ。これを返されると、ロープに走ってのフライング・ボディシザース・ドロップを決めフォール。

30分1本勝負
ジョニー・エース(9分45秒体固め)リップ・モーガン
モーガンのボディアタックを受け止めたエースは、トップロープへモーガンの首を打ちつけてジャックナイフ式のエビ固めに決めフォール。

田上明(6分44秒片エビ固め＝アトミック＆バックドロップ)ザ・トルーパー

アジア・タッグ王座決定リーグ戦　30分1本勝負
カンナム・エキスプレス(1-0)エリック・エンブレイ
　　　　　　　　　　　　　 リチャード・シャラン
①ファーナス(14分27秒片エビ固め)シャラン
コーナー2段目に上がったファーナスへ、クロファットがシャランをブレーンバスター式に持ち上げてファーナスに渡し、雪崩式オクラホマ・スタンピートを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)大熊元司
ラッシャー木村　　　　永源遥
①馬場(9分44秒片エビ固め＝16文ラリアット)大熊

タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ファンタスティックス(1-0)ジョー・マレンコ
　　　　　　　　　　　　　　 リチャード・スリンガー
①ロジャース(16分33秒片エビ固め＝ファンタスティック・フリップ)スリンガー

20分1本勝負
スコッティ・ザ・ボディ(11分46秒回転エビ固め)寺西勇

----------------------------------
第5戦、8月22日相馬市長友グラウンド　観衆1200人
６人タッグマッチ60分1本勝負
ジャンボ鶴田　　 ザ・トルーパー
田上明　　　(1-0)スコッティ・ザ・ボディ
マイティ井上　　 リップ・モーガン
①鶴田(14分14秒体固め＝バックドロップ)ボディ

タッグマッチ30分1本勝負
三沢光晴(1-0)ザ・ファンタスティックス
小橋健太
①三沢(16分22秒エビ固め＝タイガー・ドライバー)ロジャース

30分1本勝負
ジョニー・エース(9分47秒片エビ固め＝エース・クラッシャー)エリック・エンブレイ

タッグマッチ30分1本勝負
カンナム・エキスプレス(1-0)ジョー・マレンコ
　　　　　　　　　　　　　　菊地毅
①ファーナス(14分49秒片エビ固め＝雪崩式オクラホマ・スタンピート)菊地

タッグマッチ30分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)大熊元司
ラッシャー木村　　　　永源遥
①馬場(11分25秒片エビ固め＝16文ラリアット)永源

20分1本勝負
寺西勇(10分57秒首固め)リチャード・シャラン
百田光雄(11分47秒逆さ押さえ込み)リチャード・スリンガー

----------------------------------