るるの日記

なんでも書きます

善も滞れば悪に変ずる。善より大切なのは【明るく素直で正直】であること

2021-04-27 17:10:29 | 日記
■日本神話では、神と人の境目がはっきりしていないし、日本人のほとんどは神々の子孫となる。しかし、仏教・道教・儒教が渡来すると、その気高い誇りを失い、アイデンティティーを失った

なぜなら、多くの人心は大陸文化や技術文明にに目を見張り、それとともに入ってきた宗教思想に幻影された。あこがれた。。
そして善悪の倫理が定められ、その規制に反する者は、行政でも裁き、宗教的にも地獄に落とされることになってしまった

■それまでは、およその善悪は定めていたが、【善必ずしも永遠に善の様相を示さず、善も滞れば悪に変ずる。】ということを知っていたので、改革せねばならない時などには、【一部の人々には悪に見えるけど、必ず結果においてよかったと思う日がくるから忍耐せよ】とさとした

何よりも重きを置かれたのは【明るく素直で正直であること】
お互いに清明にして正直であったので、人を疑う必要がなかった
常に【あな天晴れ、あな楽し、おけ~】と唄う日々だった

それが、大陸文化、大陸宗教思想の影響で善悪を正確につけるようになり、次第に人間を不正直にし、言い訳をするようになり、自分がいかに正しいかを主張するようになる
人々はのんきにしてはいられなくなってしまった




見直し・聞き直し・言い直して水に流そうじゃないか

2021-04-27 15:49:31 | 日記
■太古の日本では罪を行っても、それを御祓によって、また大祓によってその罪は来世まで持ち込むことはなかった

仏教では人の罪は【業】となって輪廻しても残るとされる。これから脱出するには六道輪廻の煩悩を解脱しなければならないという

■しかし業というものは、瞑想して潜在している意識を湧き上がらせて、その無明(迷い)、誤った認識の【黒業】を吐き出してしまえばよい

黒業を吐き出すためには白業・正しい知識を注ぎ込む必要がある。しかし、仏教が導入されると【正しいの定義】が変わってきた
一切不浄
五体不浄
女体不浄
性交不浄
などなどの思想が人々に恐怖と制限を与えてきた

■※見直し
※聞き直し
※言い直して
水に流すということが、できなくなっているのは、日本人の悲劇である


観音さまと、太陽(天照大神・天皇)との関係

2021-04-27 15:27:11 | 日記
慈母のような観音さま
西遊記での厳しい観音さま
観音さまは三十三相を持つ。中心は正観音、他に三十二相を現す

これは太陽の光が四方八方、十六方三十二方に放射される姿と見れば、皇室の【八重十六弁の菊花紋】はまさに三十二方に放射される太陽の光明をシンボル化している

観音とは、衆生の願うところの者を自在に見て慈悲を行う
日本神道でも「神明は居ながらにして見貫き見通しである。だからいつどこからお願いしても即刻お助けがある」という信仰があった
こうした精神構造のあるところへ、観音さまは来られたから全国に広まったのか

観音さまの生まれた地は
インドのマラバル海岸近くのマラヤ山フダラク、またはセイロン島
日本でも観音霊場は海浜に近い聖地に祀られている

どうやら観音さまは海と太陽に関係が深そうな

究極の神仏習合の東照大権現を崩した陽明学

2021-04-27 15:04:41 | 日記
■古神道では、【罪科汚】は祓い浄めれば消滅するとされてきたから、【大祓の儀式】によって人々の罪は解除され救われた

■仏教では、仏の加護により罪業は消滅するとされていたから、藤原氏などは宇治に平等院を建て阿弥陀如来の救いを求めた

■各地の武将は、如来に仕える護法の神に政敵の降伏を祈り、その政敵に【仏敵】の汚名を着せ、自分は仏教の外護者であるから【正義の征伐軍】を派遣できる、とした。
そうした論法は徳川家康が【東照大権現】となるまで続く。家康は神の位についた

権現は仏の化身
徳川家康東照神にそむく者は
【仏敵であり神敵】となる
これにより、徳川幕府の政略はことごとく正義となる
まさに神仏習合の究極である

■【陽明学】が広まると、神・徳川家康思考は薄れ、【尊王攘夷・倒幕】が台頭し、ついに幕府は崩壊した
同時に
【神仏習合説消滅
僧侶の肉食妻帯許され
清僧消滅(女体不浄思想意味なくなる)
不浄は沐浴と塗香で浄まる
慈悲心あれば御仏の御心に叶う
衆生済度は行政の福祉業務に委ねる、、ようになる】



日本の神は仏法を守る神か?

2021-04-27 14:34:16 | 日記
■百済から仏像が来た
さらに仏舎利が来た
仏像に心うばわれた蘇我馬子は仏の崇拝者になったばかりか、優れた各種技術や計算術を受け入れて、文明開化の道を開いた

後に悲惨な殺し合いを経て仏教を国教化することになり、全国に国分寺、国分尼寺を建立した

この仏教新興に尽力したのが聖徳太子である。太子は仏教を【平和の原理】としたが、仏教は幾多の争乱を招いた

■仏が日本の神に仮に現れたのが権現である。仏法による日本教化の使者が権現である。【護法の善神】ともいう。仏教は、こうして日本土着化をはかったが、仏典のどこにも記されてはいないらしい