■日本神話では、神と人の境目がはっきりしていないし、日本人のほとんどは神々の子孫となる。しかし、仏教・道教・儒教が渡来すると、その気高い誇りを失い、アイデンティティーを失った
なぜなら、多くの人心は大陸文化や技術文明にに目を見張り、それとともに入ってきた宗教思想に幻影された。あこがれた。。
そして善悪の倫理が定められ、その規制に反する者は、行政でも裁き、宗教的にも地獄に落とされることになってしまった
■それまでは、およその善悪は定めていたが、【善必ずしも永遠に善の様相を示さず、善も滞れば悪に変ずる。】ということを知っていたので、改革せねばならない時などには、【一部の人々には悪に見えるけど、必ず結果においてよかったと思う日がくるから忍耐せよ】とさとした
何よりも重きを置かれたのは【明るく素直で正直であること】
お互いに清明にして正直であったので、人を疑う必要がなかった
常に【あな天晴れ、あな楽し、おけ~】と唄う日々だった
それが、大陸文化、大陸宗教思想の影響で善悪を正確につけるようになり、次第に人間を不正直にし、言い訳をするようになり、自分がいかに正しいかを主張するようになる
人々はのんきにしてはいられなくなってしまった