品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

JCSSからM社の離脱

2013-05-16 07:13:39 | 品質計量管理


測定百度石(2013/05/16)

昨日の計量士会の総会の懇親会で、M社の計量担当者に最近のJCSSの状況を尋ねたら、「私のところは最近JCSSをやめました」という返事が返ってきた。

国からの膨大な仕事を受注しているM社がJCSSをやめるとは、まったく予想していなかったが、これまで時々JCSSの様子を聞いていたことを思い出せば理解できないことではなかった。

M社のことは、費用対効果がJCSSを進める側と受ける側のギャップが限界を超えたと思える。JCSSを進める側には国際計量組織があるが、計量国際関係者による国際組織の計量が与える効果の理解が不足していると思える。

ISO9001に測定の不確かさの要求事項があったが、測定の不確かさを実施する費用対効果を考慮していたであろうか。結果として9001の2000年半から測定の不確かさをがなくなった。

M社の結論は、懇親会で聞いた話が事実ならJCSSの推進方法に大きな改善が早急に必要である。

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