品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

もんじゅ点検漏れ引責

2013-05-17 16:08:22 | 品質計量管理
TVの報道によれば、もんじゅ点検漏れ引責で原子力機構理事長が辞任したとのことである。

計量機器の点検をしている計量士からすると、引責は当然といえるが点検という仕事の難しさを痛感している。これは笹子トンネルの崩落事故の時もそうであったが、点検は簡単なようであるがやりすぎるとコストが多くかかるし、不足すれば事故が起きる。

しかも、点検は楽しい仕事ではない、TVに報道されるような明るい内容ではない。点検は難しい仕事であるから点検が多く必要な大型施設はできるだけ作らないほうがよい。1万件をも超える点検が必要であるならば、もんじゅは急ぎすぎていると思う。税金を大切に使ってほしい。

地球は永遠であってほしい。もんじゅがなくても人間は生きていける。関連してボーイングの新型機も御巣鷹山の事故が思い出される様な状況が報道されているので、もっともっと原因の追究が必要である。

老人のぬいぐるみ