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ノウゼンカズラ

2022-08-21 | 植物etcアルバム
花の少ない夏の時期、下向き加減に歩く散歩の途中、生垣から花弁が道に落ちていて、思わず見上げると目に入ってくるのが、青空に映えるオレンジのノウゼンカズラです。


 
ノウゼンカズラ科 木本性つる植物(落葉)

気根を伸ばして自力でつるを這い上がらせ、旺盛に茂ります。

・中国原産
  中国名は「凌霄(リョウショウ)」
  漢字の「凌」は「しのぐ」「越える」、「霄」は「大空」「天空」といった意味があり、空に届くほどにつるをよく茂らせるといった性質を表して名づけられたのだそうです。

・日本へは平安時代に渡来し、渡ってきた当時の古名は「ノセウ」や「ノウセウ」と呼ばれ、のちに訛り「ノウゼン」。

・古くは、夏の開花期に花をあつめて日干しにし利尿剤などに利用されたそうです。また、花の密が有毒というが科学的な根拠は無いそうです。

・英名
  trumpet creeper(トランペットクリーパー)
  trumpet vine(トランペットバイン)


ラッパ型の花の中をよく見ると雌しべの先は2つに分かれ、雄しべは4本です。







一日花ですが、次々開花します。

見る人によっては、暑苦しさを感じるようですが、
真夏に、ハッと立ち止まらせる魅力も持つ植物です。