大阪府のコロナ対策本部で示された公表資料の一部について、現状を考える上で必要な事柄を抜き出してみました。
1)陽性者数の趨勢
昨年は、お盆過ぎから減少傾向がはっきりしたようですが、今年はワクチン接種などによる変異株への免疫力のアップがなされているか気になるところです。

2)年代別陽性者数
高齢者の感染が増えてきており、新学期からの若年層への広がりも心配です。

3)ワクチン接種率
感染予防効果が薄いといわれている4回目接種、変異株対応のワクチン接種の体制ができるのはいつなのか気になります。

4)年代別死亡率
第六波に比べ、高齢者も含め死亡率は小さいようですが、70代以上では高い水準になっています。

5)死亡率の比較
全国平均より大きく上回っていた第六波などに比べ、第七波の今の状況は、はほぼ全国水準にありますが、今後の推移に注目する必要があります。

6)60歳以上の死亡例の陽性判明時の居所
第七波では、病院、施設の例が70%、自宅が30%

昨年は、お盆過ぎから減少傾向がはっきりしたようですが、今年はワクチン接種などによる変異株への免疫力のアップがなされているか気になるところです。

2)年代別陽性者数
高齢者の感染が増えてきており、新学期からの若年層への広がりも心配です。

3)ワクチン接種率
感染予防効果が薄いといわれている4回目接種、変異株対応のワクチン接種の体制ができるのはいつなのか気になります。

4)年代別死亡率
第六波に比べ、高齢者も含め死亡率は小さいようですが、70代以上では高い水準になっています。

5)死亡率の比較
全国平均より大きく上回っていた第六波などに比べ、第七波の今の状況は、はほぼ全国水準にありますが、今後の推移に注目する必要があります。

6)60歳以上の死亡例の陽性判明時の居所
第七波では、病院、施設の例が70%、自宅が30%

7)居所別死亡例の診断から死亡するまでの日数
・陽性判明時の居所が自宅であった者は、居所が病院や施設であった者より診断後3日以内に死亡する割 合が多く、
・第七波においては、居所が自宅であった者の半数以上が診断から3日以内に死亡
といった厳しい状況にあることが改めて認識されます。

本部の委員である忽那医師は、
亡くなっている高齢者は高齢者施設や医療機関にいる方が多いことから、高齢者やその家族にのみ自粛を呼びかけることによる効果は限定的と思われる
と指摘していますが、高齢者の自宅の場合の死亡例の現状をみるとき、普段の生活での予防対策は重要ですね。
・陽性判明時の居所が自宅であった者は、居所が病院や施設であった者より診断後3日以内に死亡する割 合が多く、
・第七波においては、居所が自宅であった者の半数以上が診断から3日以内に死亡
といった厳しい状況にあることが改めて認識されます。

本部の委員である忽那医師は、
亡くなっている高齢者は高齢者施設や医療機関にいる方が多いことから、高齢者やその家族にのみ自粛を呼びかけることによる効果は限定的と思われる
と指摘していますが、高齢者の自宅の場合の死亡例の現状をみるとき、普段の生活での予防対策は重要ですね。