昨日の
令和4年11月9日 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料より
幾つかのポイントについて、紹介します。
1)資料1 直近の感染状況の評価等
<感染状況等の概要>
• 全国の新規感染者数(報告日別)は、直近の1週間では10万人あたり約338人となり、 今週先週比は1.40と増加傾向となっており、
地域差もみられる。
また、今後、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が感染状況に与える影響に注意が必要。
• 病床使用率は全国的に上昇傾向にあり、重症者数は増加傾向にあるが、死亡者数は横ばいとなっている。
○ 今後の見通しについて
• 今後の感染状況について、大都市における短期的な予測などでは、地域差や不確実性はあるものの、増加傾向が続き、今夏のような感染拡大
につながる可能性がある。今後、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が感染状況に与える影響にも注意が必要。
• 季節性インフルエンザは現時点で低い水準にあるが、新型コロナウイルス感染症との同時流行を含め今後の推移に注意が必要。
2)資料3-2 鈴木先生提出
<超過死亡>
41都府県において、2022年8月中の全ての死因を含む超過死亡数が例年の同時期より多かった。
全国
大阪府
兵庫県
<インフルエンザ>
国内のインフルエンザの動向を示す。レベルは低く、横ばい〜微増傾向である。
3)資料3-3 西浦先生提出
11月9日時点のオミクロン株(BA4/5)に対する免疫保持者割合と今後の見通し
※英国の指数分布に従い減弱する*①2回目接種効果、②3・4回目接種の効果、③自然感染による免疫を加味している。
11月9日時点のオミクロン株(BA4/5)に対する推定感受性者割合*と今後の見通し
*100%から、上記ページの免疫保持者割合を除したもの
4)資料3-7 藤井先生提出
<大阪府>
新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行下の外来受診・療養の流れ
第八波に向けた府民による「備え」と「対策」について
5)参考資料1 新型コロナ・インフルの同時流行に備えたリーフレット
この冬は、ワクチン接種・新型コロナ抗原定性検査キット・解 熱 鎮 痛 薬 の 準 備 を
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001010898.pdf
◎”新型コロナ第8波はこれまで感染が少なかった県で感染者急増 修学旅行の宿泊先が療養ホテルになる例も” Buzzニュース https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/nishiura-20221108-1?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharecopy
この西浦先生インタビューで、
短期的な動向も中長期の見通しも、基本的に3つの要素
「ウイルスの変異」
「免疫保持者の割合」
「接触の増加」
3つの要素の全てがあまり良くない状況が続いて、
政府は中高年以上の方を含めて接触が広がる政策をどんどん打ち出している
と警鐘を鳴らしています。
感染予防策への備えは、怠れませんね。
令和4年11月9日 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料より
幾つかのポイントについて、紹介します。
1)資料1 直近の感染状況の評価等
<感染状況等の概要>
• 全国の新規感染者数(報告日別)は、直近の1週間では10万人あたり約338人となり、 今週先週比は1.40と増加傾向となっており、
地域差もみられる。
また、今後、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が感染状況に与える影響に注意が必要。
• 病床使用率は全国的に上昇傾向にあり、重症者数は増加傾向にあるが、死亡者数は横ばいとなっている。
○ 今後の見通しについて
• 今後の感染状況について、大都市における短期的な予測などでは、地域差や不確実性はあるものの、増加傾向が続き、今夏のような感染拡大
につながる可能性がある。今後、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が感染状況に与える影響にも注意が必要。
• 季節性インフルエンザは現時点で低い水準にあるが、新型コロナウイルス感染症との同時流行を含め今後の推移に注意が必要。
2)資料3-2 鈴木先生提出
<超過死亡>
41都府県において、2022年8月中の全ての死因を含む超過死亡数が例年の同時期より多かった。
全国
大阪府
兵庫県
<インフルエンザ>
国内のインフルエンザの動向を示す。レベルは低く、横ばい〜微増傾向である。
3)資料3-3 西浦先生提出
11月9日時点のオミクロン株(BA4/5)に対する免疫保持者割合と今後の見通し
※英国の指数分布に従い減弱する*①2回目接種効果、②3・4回目接種の効果、③自然感染による免疫を加味している。
11月9日時点のオミクロン株(BA4/5)に対する推定感受性者割合*と今後の見通し
*100%から、上記ページの免疫保持者割合を除したもの
4)資料3-7 藤井先生提出
<大阪府>
新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行下の外来受診・療養の流れ
第八波に向けた府民による「備え」と「対策」について
5)参考資料1 新型コロナ・インフルの同時流行に備えたリーフレット
この冬は、ワクチン接種・新型コロナ抗原定性検査キット・解 熱 鎮 痛 薬 の 準 備 を
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001010898.pdf
◎”新型コロナ第8波はこれまで感染が少なかった県で感染者急増 修学旅行の宿泊先が療養ホテルになる例も” Buzzニュース https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/nishiura-20221108-1?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharecopy
この西浦先生インタビューで、
短期的な動向も中長期の見通しも、基本的に3つの要素
「ウイルスの変異」
「免疫保持者の割合」
「接触の増加」
3つの要素の全てがあまり良くない状況が続いて、
政府は中高年以上の方を含めて接触が広がる政策をどんどん打ち出している
と警鐘を鳴らしています。
感染予防策への備えは、怠れませんね。