「増加鈍化、ピーク到来も」 コロナ流行に地域差―厚労省助言組織
時事ドットコムニュースは、
厚生労働省の専門家組織の見解として、11月22日上記の見出しで記事を配信しました。
時事ドットコムニュースは、
厚生労働省の専門家組織の見解として、11月22日上記の見出しで記事を配信しました。
また、
21日までの1週間に確認された感染者数は前週比1.18倍で増加ペースは緩やかになっていた。
と書かれています。
これは、
11月22日新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料1
<感染状況等の概要>
• 全国の新規感染者数(報告日別)は、直近の1週間では10万人あたり約474人となり、 今週先週比は1.18と増加が継続しているが、一部地域では1以下となるなど地域差もみられる。
今後の変異株の置き換わりの状況や、年末に向けて、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が感染状況に与える影響に注意が必要。
• 病床使用率は全国的に上昇傾向にあり、重症者数と死亡者数も増加傾向にある。
○ 今後の見通しについて
• 今後の感染状況について、地域差や不確実性はあるものの、増加速度の鈍化がみられ、ピークを迎える可能性もある。しかし、今後の変異株の置き換わりの状況や、年末に向けて、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等により、感染者数はただちに減少に向かうことなく、横ばいや再度増加する可能性もあり、注意が必要。
• 季節性インフルエンザについても、一部の地域で増加傾向が継続していることから、新型コロナウイルス感染症との同時流行を含め今後の推移に注意が必要。
が元になっているようです。
今回の感染動向の特徴は、これまで比較的感染レベルが低く地域の免疫力が小さいと考えられる地方での増加が際立ち、関西圏などでは比較的拡大テンポが低くなっています。
11月22日新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料3-3西浦先生提出
<11/13までのデータによるもの>
記事では上記のようなアドバイザリーボードの資料に基づき、ニュースの見出しに繋がったと思いますが、
最近の大阪府などの推移では、
大阪府
これは、
11月22日新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料1
<感染状況等の概要>
• 全国の新規感染者数(報告日別)は、直近の1週間では10万人あたり約474人となり、 今週先週比は1.18と増加が継続しているが、一部地域では1以下となるなど地域差もみられる。
今後の変異株の置き換わりの状況や、年末に向けて、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が感染状況に与える影響に注意が必要。
• 病床使用率は全国的に上昇傾向にあり、重症者数と死亡者数も増加傾向にある。
○ 今後の見通しについて
• 今後の感染状況について、地域差や不確実性はあるものの、増加速度の鈍化がみられ、ピークを迎える可能性もある。しかし、今後の変異株の置き換わりの状況や、年末に向けて、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等により、感染者数はただちに減少に向かうことなく、横ばいや再度増加する可能性もあり、注意が必要。
• 季節性インフルエンザについても、一部の地域で増加傾向が継続していることから、新型コロナウイルス感染症との同時流行を含め今後の推移に注意が必要。
が元になっているようです。
今回の感染動向の特徴は、これまで比較的感染レベルが低く地域の免疫力が小さいと考えられる地方での増加が際立ち、関西圏などでは比較的拡大テンポが低くなっています。
11月22日新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料3-3西浦先生提出
<11/13までのデータによるもの>
記事では上記のようなアドバイザリーボードの資料に基づき、ニュースの見出しに繋がったと思いますが、
最近の大阪府などの推移では、
大阪府
兵庫県
前週比が1.2倍前後で、一進一退しており、下降傾向が現れているようには見えません。
新たな変異株の出現・置き換わりなどで状況は変化します。
地域差などを考慮、誤ったシグナルが広がらないよう受け手も冷静な対応が必要ですね。