厚生労働省は、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの感染の有無を同時に調べる抗原検査キットについて、薬局やインターネットでの販売解禁に関するガイドラインが28日、厚生労働省の医療機器・体外診断薬部会で了承され、メーカーが国に製品の承認を申請し、認められれば販売できるようになったとのこと。
これまで、
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(11月22日)資料4
によると、
<国会での質疑>
今冬、同時期に流行することを想定した対策を講じる中で、新型コロナとインフルエンザの同時検査キットのOTC化が必要ではないかとの指摘
同時検査キットのOTC化については、これまで、以下のような様々な意見
これまで、
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(11月22日)資料4
によると、
<国会での質疑>
今冬、同時期に流行することを想定した対策を講じる中で、新型コロナとインフルエンザの同時検査キットのOTC化が必要ではないかとの指摘
同時検査キットのOTC化については、これまで、以下のような様々な意見
※OTC化;薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方せん無しで購入
「Over The Counter:オーバー・ザ・カウンター」
「Over The Counter:オーバー・ザ・カウンター」
NHKニュースによれば、、
・10社の12製品が厚生労働省に製造や販売を承認
・このうち一般への販売が認められたのは、鼻の穴の内部の鼻くうから検体を採取することができるなどの条件を満たした、4社の5製品
・この4社のうち1社は一般への販売を行うとしたうえで、販売開始ができる時期や価格などは感染状況を考慮して検討する
・残りの3社は、医療機関へ供給する在庫を確保するため、現時点では一般への販売は難しい
・厚生労働省は医療機関向けには各メーカーで3900万回分の在庫が確保されているとしていますが、一般向けについては当面は供給が少なくなる見通し
また、自宅で使う 注意点として、
【1】発熱して12時間以上たってから
特にインフルエンザは発熱から陽性になるまでの時間がかかるため
【2】 検査キットは冷やしすぎない
【3】 綿棒を回転させて入念に採取
【4】 検体をしっかり溶かす
【5】 結果の判定ラインは色に注目
本来の色ではなかったり、ラインが薄くて判断できない場合は、医療機関に相談
【6】 精度の違いを理解して使う
あくまでも発熱外来がひっ迫している時の補助的な手段として使うこと
特に症状があるのに陰性となったときは、結果に安心して外出したりしないことが大切
一般への流通量は不明ですが、使用上の注意点がいろいろあるようなので、利用の際には十分気を付けたいと思います。