テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

ノギス

2012-01-09 22:05:50 | 脱線して底抜け


ノギスです。
上からミツトヨ製、廉価なデジタル式、普段持ち歩いているポリカ製です。
ミツトヨ製はいまや他の2つの校正用としてしか使用しておらず、ポリカ製は電池や電極間など導通してはマズいモノの測定によく使います。
デジタルキャリパーは、巷間の評価では結構できの良くない個体も多いようですが、ウチのは精確で好調なので、高価な国産デジタルを買わずに済んでいます。何より表示が読み取りやすいのが良し、です。

ノギス、というコトバはどこか日本語っぽい語感だなと感じていたのですが(英語だとバーニヤキャリパー)、調べてみると、Petrus Noniusというポルトガル数学者、Pierre Vernierというフランス人がノギスの基本形を考案したので英語圏ではVernier callipers と、日本では独語読みのノニウスが和風に訛って、ノギスと呼ばれるようになったとのこと。語感に得心が行きました。

また、デプスバーと呼ばれる深さや段差を測る機構は、三豊製作所のオリジナルだとのこと。結構使用頻度の高い機能です。