テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

昼間の星

2012-01-23 21:34:25 | 双眼鏡 望遠鏡
明るい日中でも月が見える場合があるのはご存じだと思う。
史上もっとも強烈な光害の原因である太陽がでていても、明るい星なら見えるのであります。
月とまではいかないまでも同様に明るい星(主に太陽系内の惑星)は日中の青空でも、ウスボンヤリとその光を視認できます。
青空を背景に僅かに白んでいるだけなので、どこに対象の星があるか知っていないと、なかなか見つけることは出来ませんが、星は太陽がカンカンに照っていようとも、雲が厚く空を覆っていても、そこにあるのです

ちょうど明日の1/24でしたら、太陽が南中する時間に、東の空に木星が昇ります、12時50分頃、真東の空、仰角20°近辺に木星は浮かんでいます。
双眼鏡などで丹念に探せば見つかるはずです。
木星が見つかれば、金星。木星と太陽を結ぶ線上の昼間やや上に、もしかしたら木星より見やすい明るさで見えるはずなのです。
同様なことを考えた先達はいらっしゃって、日中の木星の写真まで撮影しておられます。


ただ、厳重注意なのが、双眼鏡で太陽を見ないこと、肉眼で見る場合より数倍から十数倍の光線で、目玉焼き、になってしまいます。サニーサイドアップのフライドエッグです。

今年は5月21日に金環食が見られます。その際に、太陽に近い火星や水星も見られるハズ?です。