テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

boya fit ボーヤフィット - ”全ての顕微鏡用自分専用目当て” を双眼鏡に流用する

2013-02-22 19:16:29 | 双眼鏡 望遠鏡
という実体顕微鏡用の目当てが、顕微鏡の接眼部に対しては汎用性があり、2012年のグッドデザイン賞にも輝いたということで、品質も期待でき、先達の方に倣い、双眼鏡用の角見口として使えないか、試してみました。
まずは購入前に価格調査です。ダイレクト通販しか入手手段が無く、送料手数料込み税込みで3675円。送料手数料分安くならないかと2組を見積もりしても値段は変わらないらしく、結局1組だけ購入しました。透明な塩ビの筒に入れられ、やってきたボーヤフィットはつや消し仕上げのシリコーンゴム製です。大変ホコリが付きやすく、少々閉口。
アイポイントが15~20mm、接眼部の長さが35mm程度必要とのことで、最初は勝間光学さんのIF機にて試しましたが、
N社や、F社のIF機用純正アクセサリと違い、回転するような嵌めかたができないのと、サイズが微妙に合わず、断念しました。
で、接眼鏡筒が短めではあるのですが、一二三光学さんの10×50BCFに嵌めてみました。

意外とサマになりますし、アイポイントも適正です。

使用感は、非常に柔らかいゴムなのでフィット感は上々ですが、微振動は収まらず、細かいブレの解消にはなりません。天頂近くを仰ぎ見るときは、顔で双眼鏡の重さを支えられますので、ラクです。両目頭側はカップがなくまた大きなカップにも二重構造になって空気抜きがあるため、接眼レンズは曇りにくくなってます。外側から光が差し込むことはありませんし、接眼に対して瞳の位置は決まりやすくその名の通り、です