現在飛行中のディスカバリーが地球帰還を目前にしていますが、まだ最終着陸地点が未定です。天候により、フロリダか、カリフォルニアか、または一度しか着陸を経験していないメキシコのサンズスペースハーバーになるのか、３地点とも陸上スタッフは着陸に備えて準備をしています。宇宙飛行士たちは今朝はクリスマスの音楽で目を覚ましましたが、彼らもまだ何処に着陸するのかは知っていません。”今回のフライトで多くの解決可能な問題に直面してそれらを解決してきましたが、天候だけは解決できません。”と、ディスカバリーの司令官マーク・ポランスキーを宇宙から報告して来ました。”何処の着陸地点になっても準備は出来ている”と言っています。いづれにしても土曜日までには着陸をしないと電気系統の燃料が不足してしまいます。普通ならば着陸にはもっと時間をかけて行うのですが、ＩＳＳにおける電池の作業既に１日余分に費やしておりこれ以上の遅れは許されない状況になっています。
昨夜は私の送別会をアメリカ人が、近くのスポーツバーで催してくれました。スポーツバーですから中には玉突き台やダーツもあったりします。始まりは５人くらいだったのですが、段々と人数が増えて多いときは３０人くらいまで来てくれたのではないでしょうか。自分達の都合に合わせ遣ってきて飲みながらお喋りをし、自分達の都合に合わせて帰宅していく感じでした。カップルでの参加も４組くらいありました。最近離婚した機械保全の人は新しい彼女を連れてきて、目の前でイチャイチャを見せていました。時期的にクリスマスの休暇を取っている人も家での団欒の時間を過ごしたあと参加してくれました。驚いたのは２週間前に退職し新しい会社に移った、私の前の部下の係長が車で１時間かかるところから遣って来てくれました。どんどんとテーブルを繋ぎ合わせていって座るスペースを増やしていくのです。大体１０時くらいまで続いたのですが、私はその後夜勤の人達にお別れの言葉を伝えるために席を外しました。
