アカデミー賞を取った映画で、猟奇的な人肉食趣味の医学博士ハンニバル・レクターが主人公です。その続編2作品を週末に鑑賞しました。主人公で、連続猟奇殺人犯の博士も戦争の犠牲者で、何故最終作で追跡するFBIの女性捜査官の手を切断せず、自分の手を自ら切断したのかが分かります。多くの殺人は戦時、幼少の頃の報復です。「ハンニバル ライジング」作品中に日本の剣道、甲冑、刀、日本人女性「むらさき」等も登場します。晒首はまさしく日本のそれをヒントにしているのが分かりますし、格闘のシーンは侍や忍者のやり方を想像させます。この様に見ると単なる猟奇殺人映画でなく良く組み立てられたスリラー映画と評価出来ます。それにしても、この作品の作者、トーマス・ハリスも世間に姿を見せない不思議な小説家です。
日本に比べると高低差の無いオハイオ州ですが、大きく見ると東のアパラチアン山脈の山麓地帯でもあります。ですから、石油や石炭などの鉱物資源も地下には多く埋蔵されています。今朝のニュースに載っていたのは、天然ガスの採掘に関する地元の影響でした。何しろ地下のことですから、目にはあまり入らないとして、採掘権などを安易に同意したら、食用の井戸水に影響が出て生活ができなくなったという事です。地下とはいえ何処かで何かが繋がっているのは事実です。