実際に参戦した若きエリート陸軍大佐ショー(マサチューセッツ54部隊)が故郷にいる両親宛に出した手紙(今も保存されている)を基に作られた映画です。奴隷解放が一つの目的であった南北戦争に黒人が初めて参戦して、南に戦争に向かうのは奴隷だった土地に帰ることでもあります。南部の人に復讐する様な気持ちもあったでしょう。捕虜になればまた奴隷に逆戻りです。そんな覚悟をして南部で奴隷になっている同胞の解放の為に戦ったのです。同じ北軍の中でも抵抗がありました。最初は前線に出してもらえず後方支援の仕事でした。激戦地に特攻切込み部隊として多くが散ってしまうのです。しかし彼らの勇敢な戦いぶりがリンカーン大統領に認められ、その後も黒人の志願兵を受け入れ約18万人が志願をし、これが北軍勝利への大きなターニングポイントであったといわれています。ティンゼル・ワシントン、モーガン・フリーマン等出演です。
1861年4月に開戦した南北戦争が今年は150周年を迎えて各地でいろんな行事が行われています。ただし何処の自治体も赤字財政で大掛かりな行事は計画されていない様です。また州によってはこの戦争の蟠りが依然として残っていて、いずれも祝事でなく単なる記念行事で行うようです。今でも、黒人の人の間には南軍の旗、コンフェデレイション旗を見るのを嫌がる人は少なからずいます。オハイオ州では古式銃の発砲位でした。この行事、南北戦争集結までを要した5年間分、2016年まで続くようです。今夜は、そんな過去を想像しながら、黒人が初めて北軍に参加したのを描いた映画「グローリー」を鑑賞しました。
7月5日に大方の予想を覆して無罪判決を言い渡された、ケイシーが7月17日の日曜日の早朝に刑務所を出ました。土曜日のお昼と一時言われたのですが、テレビ局や判決に反対する人が1000名近くいました。そんな喧噪を避けての早朝出所でしたが、銃を持ったガードに囲まれて出て行きました。しかしその宛先は明らかにされておらず、いろんな憶測が飛び交っています。弁護士の良く知っているプエルトリコ?あの広大で遠いテキサス?整形手術で人相を変える?彼女は今は破産状態ですから儲かる出版、映画業界に?