雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

この1週間

2013-01-27 10:15:45 | Weblog
この 1週間、頭が ほとんど混乱・・・

19日(土)午後、T薬剤師から電話。

私どもの経営者が ガンで 余命3ヶ月・・・と。
元気で やんちゃで 
娘や孫も身近にいて 事業もまあ 順調に見えていた。

薬も 医療者も身近にある環境で 何故???
考えまいとしても どうしても???が頭から離れず
奥様の心境など思いやると 辛かった。

昨年暮れ、店舗はまもなく閉鎖されることになって、
社長が所用で現れたとき
17年間お世話になったお礼を述べた。

頭の働きが超鈍くなって“辞めたい!”を言う私に

A子さん、辞めたらいかんよ。
辞めたら 惚ける。辞めたら すぐに病気になって死ぬよ。

いつも聞いてきた社長の言葉であるが・・・
まさか、自分で実行するなんて・・・・・。

思いあまって手紙を書いた。
数日後、奥様と会えて
とても喜んでくださったとか。

ほかの事業者に店舗を引き継ぐこともあって
社長がやってきた。
瞬間、そこに居たものは皆たじろいだ。

ここは17年間のつきあいの私の出番。
“社長!どうしたんですか、びっくりするじゃないですか。
奥様もおどろかれたでしょうに?!”
“いやあ、本人が一番ビックリしてるよ!”
私の傍に寄ってきて
これまでのいきさつを話した。

ガンの宣告は15日。私たちは19日に聞いた。
メスを入れることは拒否して 内科に回された。
抗ガン剤の強・中・弱の選択は 弱を。
飲み始めて1週間、何となく体調が良い。
これなら、生き延びるかも・・・。

痛みは今は無く、食欲もある。
便通を調節しているので外出はしにくい。
痛みは極力押さえて貰って
入院は3日、意識がなくなって1日、
それで僕の人生は終わり。
大体、6月の予定だ!

子供達がまあ、優しいこと!イッヒッヒ!
こんなことは今までなかった。
僕の人生はとても良かったと思っているから
これでいいんだ!

まるで、自分に言い聞かせているようだった。
私は、ただ、聞いていた。

ふと気付くと、皆が“まだ?”と言う顔で
社長との用件を抱えて待っていたので
そちらに振り向けた。