斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

残念なニュースが次々と

2011年07月03日 18時32分53秒 | 水難・ういてまて
皆さん、本気でどうやったら、このような悲しい溺死を防げるか、もっとつっこんで考えませんか?

男児3人、池に転落か=全員心肺停止、6歳児が届け出―兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110703-00000045-jij-soci

兵庫県明石市二見町の野々池とは、どこか?

明石市のほぼ中心にあって、明石市民の水がめとしての機能を持つ、野々池貯水池のことでしょうか。噴水があって遊歩道があって、池の周辺には柵があるようです。遊歩道が1周2.1 kmといえばかなり大きい池のようです。こちらは明南という地名だからちがうようです。

こちらのようです。周囲が1000mくらいです。
http://www.city.akashi.hyogo.jp/sangyou/nousui_ka/nousui_hp/html/tochikairyo/map/futami/10.html

明石市はため池が多いところです。こういう地域こそ、着衣泳で自分の命を最後の最後で守るという教育が必要なのではないでしょうか。このような悲しい事故が起きた後、それを教訓にどのように市民が動くのか。

ため池にふたをすることなどできないのだから、明石消防の皆さん、ぜひ着衣泳指導員資格をとってください。

夕方から、報道機関からの取材申し込みが相次ぎ、なんだろうと思ったら、この事故を知りました。



着衣泳のホームページ http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm
水難学会 http://wr.umin.jp/

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受験生諸君

2011年07月03日 07時17分03秒 | 長岡技術科学大学の広報
本日は面接です。朝の大学周辺は特に支障ありません。ただ、いつ雨が降ってきてもおかしくない蒸し暑さです。



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着衣泳がいかされなかった

2011年07月03日 07時00分23秒 | 水難・ういてまて
たいへん残念です。新潟県新発田市で昨日発生した水死で着衣泳がいかされませんでした。新聞情報ですが、小6の女児が足をすべらせ池に落ちたとのこと。気温、水温は生命維持には問題ない。現場には友人がバイスタンダーの役割をはたした。

新潟県の水死・行方不明者は昨年一年間で全国ワースト2位です。警察庁の統計の話ですが、この10年で、どんどん悪くなっています。そういう中で、助かるはずの命が失なわれたことは無関係ではないように感じます。水難学会と地域がもっと近づくと、何かがかわっていくかもしれません。


着衣泳のホームページ http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm
水難学会 http://wr.umin.jp/

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