斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

無機材料科学 I

2011年07月12日 18時17分06秒 | 講義記録

講義を聴く全体の態度がよく、講義の内容がクラス全体に染み渡る雰囲気が感じられるようになりました。
今日は、結晶の透視図を勉強しました。fccやbccについて、[100]や[110]方向から透視した図については、どうだったでしょうか?初めての経験で少し新鮮だったかもしれません。そして、その透視図とX線回折が得られる、得られない、の関係があることが理解できたかもしれません。CsCl構造が単純立方格子であるというカラクリは理解できたでしょうか。来週は、実際のX線回折図の読み方をやる予定です。粉末回折法と単結晶回折法との間で回折図の読み方が変わってきます。来週はそのようなところを重点的に勉強してください。

2年生の基礎無機化学では、各元素の説明に入りました。今日は、炭素の同素体について最新のサイエンスを交えて説明しました。グラフェンやナノチューブの最新動向について、次回までに調べておくとよい。


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定例記者会見

2011年07月12日 02時20分51秒 | 長岡技術科学大学の広報
昨日のうちに定例記者会見の内容をアップしようとしましたが、午後から夜まで会議の連続でできませんでした。やっとこの時間に時間ができましたが、さすがに2時半なのでそろそろ寝ないと明日が辛い。なんとか講義と会議の合間をみてUPします。
写真だけでも。。。



内容についてアップします。
1.教職員の受賞に係る内容紹介について(機械系:山田准教授)
2.東日本大震災に関する「連携防災シンポジウム」(8/11)の開催について(環境・建設系:大塚教授)
3.長岡技術科学大学電力使用量ピークカット15%アクションプランについて(施設管理課長)
4.オープンキャンパスについて(斎藤副学長)
5.その他(公開講座について)

1.については、機械系の山田准教授が日本太陽エネルギー学会論文賞を受賞したので、その報告と集光型太陽光発電モジュールの開発について、話題提供がありました。

2.については、8月11日に長岡商工会議所2Fホールにて13:30から開催されます。次の本学の教員6名がそれぞれ報告します。参加は無料ですのでぜひ聴講ください。

-長岡技術科学大学-
●地震による橋梁の被害について 岩崎英治(環境・建設系准教授)
●地震による地盤災害について 大塚悟(環境・建設系教授)
●津波とは何か。その正体と対策について 細山田得三(環境・建設系教授)
●津波による橋梁の被害について 丸山久一(環境・建設系教授)
●上下水道の被害について 小松俊哉(環境・建設系准教授)
●復興計画の考え方とそれを取り巻く話題について 中出文平(環境・建設系教授)

申し込み先など詳細情報はこちら
http://www.hrr.mlit.go.jp/press/2011/07/110711kikakubu.pdf

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