斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

釣具救助例

2011年07月28日 23時00分27秒 | 水難・ういてまて
本邦初の釣具救助例かもしれません。高知新聞より

釣り中の夫婦お手柄

 7月26日午前8時半ごろ、安芸市津久茂町の安芸漁港で、同市内の男性(25)が海に落ち、おぼれているのを近くで釣りをしていた夫婦が発見。夫がとっさに釣り糸を投げて岸に引き寄せ、妻が119番する見事な連携で救出した。
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=277527&nwIW=1&nwVt=knd

このあと安芸消防の救助隊による水面確保がおこなわれ、高知県消防防災航空隊の防災ヘリ、りょうまによる救助が成功しました。

★釣具救助
http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/airhold.htm

★回転翼機による吊り上げ救助
http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/tsunami.htm

高知県消防防災航空隊と水難学会は数年前から津波や海難で浮いて救助を待つ者の救助に関する共同研究を行ってきました。まさに、今回奏功したといえます。




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