他の生きものと同じように人間にも
「群れる」本能があるが、かって命の火をつなぐため群れていたのとは違うものになってきているという。
弱いものをターゲットに寄ってたかっていじめをしている者も、こびへつらい上司について回っているサラリーマンも、現代人特有の群れ方をしている点で同じだと・・。
これは、心の弱さから孤独や不安を必要以上に恐れるからだと「世間がどうであろうと、自然の流れを感じつつ本能に沿っていきる」事の大切さを語る。
麻雀の裏プロ(代打ち)として「負けたら消されるかも」という世界を経験し、現在は「雀鬼会」で若い人の人生の道づれとして過ごしている。
この本は、質問に対する答えと言う形で書かれていてよみやすい。
面白かったので、桜井章一さんの本を図書館に注文した。
蟻を殺生して笑う 子どもって残酷
そして爆睡 こどもって自由