花を咲かせよう

鼻先ばあさん、3度目の引っ越しです。
日々の一言絵日記

「老いがい」の時代 天野正子 を読む

2014-06-11 19:10:03 | 

                                                       

御茶ノ水女子大の名誉教授の天野正子さんの著書<老いがい>の時代を読む。

映画を手がかりとして、未知なる老いを紐解いていく。

木下恵介・小津安二郎・黒澤明・今井正・今村昌平・山田洋二・新藤兼人をはじめ、

たくさんの監督と作品が紹介され、(4分の1も観てない)その中で老いの視点ををあぶりだしている。

観た映画が出てくると共感し、観ていないものは是非観たいと思う。

個人としての老い、現代社会の中の老い、時代とともに老いに対する考え方もかわってきている。

若さに価値を置く現在、老人はやっかいものとして社会的に切り捨てられやすい。

歳とともにいろいろな制約から自由になるのが老人のいいところ。

又、人生の最後には他人に依存しなければ生きられない存在。

いろんなことを映画から学べる。面白かった!

ゼミの後にこんなものを作ったからバーバにと男の孫が・・

え?男の子もこんなの作ったの?