ふばこ(文箱) 2017年11月16日 | 古民具っていいなぁ。 これは文箱です。書斎、仕事部屋、書棚の手紙や写真、書類などの貴重品を仕舞う箱です。 今では使う人が少なくなってしまいましたが、箱に描かれている蒔絵がすばらしいと思いませんか? これは「萩にうずら」の絵が施されています。 こちらはあーちゃんの実家から戴いたものです。
ぼんぼん時計 2017年11月16日 | 古民具っていいなぁ。 ゼンマイ式の掛け時計(SEIKO製)です。(これは昭和52年頃のものです) この家に付いていたものですが、30日に一度ゼンマイを巻かないと止まってしまい、1日に1分程度の誤差が出ます。 右側のゼンマイが時計用、左側が鐘用です。ボンボン音がうるさい時は、この鐘用のゼンマイを巻かなければ鐘を打たなくなります。私は、右側のゼンマイしか巻きませんが、完全に巻けるまで最後の方は結構力が必要です。 このレトロな昭和の雰囲気がいいですよね。
台秤(だいばかり) 2017年10月29日 | 古民具っていいなぁ。 古いものと言っても書画骨董のような高価なものには全く興味がありません。 ていうか高くて購入できないというのが本音です。 これは台秤ですが、最近まで小学校などにあった体重計のようなものです。今でもあるかな? 秤は、モノを台に乗せ、分銅の加減・移動によって重さを量る道具です。 米俵など農産物での利用が多く、大部分の農家に普及したそうです。 我が家も元農家でしたので下の写真のものが納屋保存されていました。 ひょう量(最大計測重量)100kgと記載されたプレートが付いています。 使い道も無いし、凄く重いので、あとあと処分に困ると思い泣く泣く処分してもらいました。
一斗桝(いっとます) 2017年10月29日 | 古民具っていいなぁ。 明治から昭和33年まで使われた一斗桝です。 写真の一斗桝裏面には、昭和貮拾六年貮月(26年2月)〇〇所有と墨で書かれています。 四角の一斗桝もありましたが、明治42年以降は円筒形に統一され、昭和33年末にメートル法に統一されるまで用いられたそうです。 お米などを一斗(10升=18リットル)分、量る時に使う道具です。 隙間なくぎっしり詰めた時とふんわり入れたものでは当然量が違ってきますよね。 写真には棒がありませんが、この棒は斗概(とかき)と言って、枡にちょうどいっぱいになるように余分なお米を落とすときに使うものです。 桝はリメイクしたら鉢カバーに使えるかな。
衣桁(いこう) 2017年10月28日 | 古民具っていいなぁ。 細い木を鳥居形に組んだ着物を掛けておく家具。 蝶番(ちようつがい)で二枚に折り畳む形のものが多く、今でも使われています。 下部には松と鶴の絵が描かれています。 和室に置いて、ハンガーに衣類を掛けておくのに使えるかな? こんな感じもいいなぁ~!(撮影場所:土浦まちかど蔵・大徳)