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冬の実:柚子

2022年12月22日 | 花さんぽ・花めぐり

今日は冬至。日本では、古くから冬至の日に「ゆず湯」に入ると「1年中風邪をひかない」という言い伝えがあります。

運を体に取り込む前には禊をする習慣があり、禊には⾹りの強い植物を使うという⾵習がありました。このことが「柚子湯」の由来。

また冬⾄に湯治をかけて、ゆずに融通が利くをかけて「ゆず湯」に⼊るようになったとも⾔われているそうです。

ビタミンCの含有量は柑橘類の中でもトップクラス。果汁や果皮は乾燥肌の予防や老化予防やリラックス効果が期待できます。

私はここ数年、毎年「ゆず湯」に入っていますが、今年はフルハウスのユズが不作で数個しか実が生りませんでした。

どうしたものか?と、園芸店で聞くと肥料をやっていますか?と言われた。実は全くやっていません。

柚子は、肥料切れを起こさないよう、年4回、3月頃までに元肥(寒肥)、6月、9月、11月頃に追肥が必要とのことです。

ユズ(柚子)」(Citrus junos) 別名:ホンユズ(本柚子) 

ミカン科ミカン属の常緑小高木 樹高:4mほど。(フルハウスのユズは3本共、このサイズ) 

中国原産で平安時代に日本へ渡来。主な⽣産国は⽇本と韓国。

生産量の日本一は高知県で、全国シェアは50%を超えます。

カンキツ類の中では寒さに比較的強く、低地ならば東北地方でも栽培可能。

花期:5~6月。直径 3cmほどの白い5弁花をつける。

果実は、デコボコが多く緑色で球状、12月に黄熟し、直径4~7㎝で強い芳香と強い酸味がある。

近縁種の「ハナユ(花柚)」↑(Citrus hanayu)(別名:ハナユズ、イッサイユズ)は、ユズに比べて果実が小さく(2~3㎝)、豊産性です。