ミカン科「ボロニア属」(Boronia)は、オーストラリア固有の半耐寒性常緑(小)低木
花は釣鐘型や星形です。ボロニアの名は、イタリアの植物収集家「フランチェスコ・ボローニ」に因みます。
「ボロニア・フラセリ」(B.fraseri) 花期:4~6月
別名:オージースター 樹高:1〜2m。直径1.5cmほどの桃色の花が咲く。
星形の花が特徴の「ボロニア・ピンナタ(ピナータ)」(B. pinnata) 花期:6~2月
花期:3~5月 直径2cmほどの桃色の花が平開する。葉に柑橘系の芳香がある。丸い桃色の蕾も可愛らしい。
’シドニー’
花弁の外側が赤茶色で、内側が黄色の「ボロニア・メガスティグマ」(B. megastigma) 花期:5~6月
別名:ブラウンボロニア 樹高:50cm~1m。ベル形の1cmほどの小さな花が細い枝いっぱいに咲く。葉に柑橘系の芳香がある。
黄花の園芸品種「ボロニア・メガスティグマ’ルテア’」(B. megastigma 'Lutea')
「ボロニア・ヘテロフィラ」(B. heterophylla) 花期:3~5月
別名:ピグミーランタン 樹高:1~2mで、全株に微香がある。
スズランに似た釣鐘型の小さな花が細い枝いっぱいに咲く。花色は赤、紫、白など。
「ボロニア・ピロサ」(B. pilosa) 写真は八重咲き品種の’ローズ・ブロッサム’(cv. ’Rose Blossom’)だと思います。
樹高:60㎝ほど。桃色または白色の星形の花が多数咲く。葉に柑橘系の強い芳香がある。