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箒・キャビア・「コキア」

2019年09月09日 | 花さんぽ・花めぐり

「コキア」の名所と言えば「国営ひたち海浜公園」(茨城県ひたちなか市)が有名。その数約3万2千株。

(撮影:’04.10.17)鮮やかに紅葉して丘を真っ赤に染め上げまさに絶景です。東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)でも約2万株が楽しめます。見頃は10月中旬。

 (撮影:’19.9.4:清水公園花ファンタジア:野田市)生育に個体差がありますね。

(撮影:’19.9.4)コキアは、和名を「ホウキグサ(箒草)」といい、ヒユ科の一年草です。

(撮影:’04.10.7)草丈は50~100cmで丸くこんもりとした円錐形の草姿が可愛らしいですね。

7月上旬から鮮やかなライトグリーンの株がすくすく成長し、

8~9月頃に目立たない小さな花が咲きます。(撮影:’19.9.4)

9月下旬から10月中旬頃にかけて、夏の緑色から少しずつ紅葉し始め、秋には真っ赤に美しく紅葉します。(撮影:’04.9.18)

(撮影:’04.9.18)

(撮影:’06.9.30)

昔は茎を乾燥して束ね”ほうき(箒)”として利用されることがありました。(撮影:’04.10.17)

 

(撮影:’04.10.17)昔の生活を再現し、ホウキグサを干して乾燥させているところ。

 

実(み)は秋田県の郷土料理「とんぶり(畑のキャビア)」の材料となります。(※公園のコキアは観賞用の品種:ハナホウキギ?)

径1.2mmの細かい実を収穫して加工・出荷するのは秋田県だけで、ほとんどは県北の比内町で生産されています。緑色の実の外見はチョウザメの卵に似ていて、プリプリとした歯ざわりの良さは絶妙だそうです。



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