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世界最大の竹:巨竹

2021年07月13日 | 花さんぽ・花めぐり

'210710  世界最大の竹「キョチク(巨竹)」、今(7~8月)が筍のシーズンです。

(学名:Dendrocalamus giganteus:デンドロカラムス・ギガンテウス) 熱帯アジアに広く分布

別名:ゾウタケ(象竹)、英名: Giant bamboo、Dragon bamboo

イネ科マチク属の常緑多年草  高さ30m、直径30cmにもなるそうです。

'090905  筍が地上に顔を出してからおよそ4ヶ月で大きくなります。

筍は食用になりますが、アクが強く、調理が難しいため、ベトナム以外ではあまり食べられないようです。

日本では建築材などに使用し、現地では水を送るパイプ、バケツ、舟のマスト、建築用の材料などに利用するそうです。

一般の竹(孟宗竹など)のように地下茎は長く伸びず、同じ箇所で茎を出し続け、少しづつ広がりながら繁殖を繰り返すそうです。

余談ですが、つくば植物園ではキョチクの近くにある「ショクダイオオコンニャク」に光が届くように、1~2年ごとに1~2本伐採しているそうです。(左から、ゾウコンニャク、ショクダイオオコンニャク、キョチク(ゾウタケ)、写っていませんが手前にも葉が枯れたショクダイオオコンニャクがあリます)

作業は熱帯雨林温室(低地性)の天井付近のキャットウォークからロープでぶらさがりながらの作業。

今年は2本伐採。葉の大きさ約40㎝、枝の長さは5mを超え、大きい方は高さ15m、直径17.5cmだったそうです。

'201015  今、閉館中の「夢の島熱帯植物館」↑↓でも見ることが出来ます(ゾウタケと表示)

天井に届きそうです。



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