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夏の花23-29:秋の七草?

2019年08月28日 | 花さんぽ・花めぐり

連日の猛暑から少しだけ朝夕が涼しくなり、エアコンなしでも眠れるようになりました。

「春の七草」(写真)

旧暦では、7月が初秋、8月が中秋、9月が晩秋となり、新暦では夏と初秋になります。「春の七草)」は、「おかゆ」にして食べますが、「秋の七草」は観賞用として、短歌や俳句で詠まれ愛でられました。

「秋の七草」は、奈良時代、山上憶良(やまのうえのおくら)が万葉集で詠んだ二首の歌において①「秋の野に 咲きたる花を指折り(およびをり)かき数ふれば七種(ななくさ)の花」、② 「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」がはじまりと言われています。

朝貌(あさがお)の花は、諸説ありますが「キキョウ(桔梗)」の花という説が最も有力。今で言う「朝顔」が中国から伝わったのは山上憶良より後の時代とのことです。

他の方のblogにもありましたが「秋の七草」の覚え方は語呂あわせで「お好きな服は(おすきなふくは)?」です。
女郎花(おみなえし)、尾花(すすき)、桔梗(ききょう)、撫子(なでしこ)、藤袴(ふじばかま)、葛(くず)、萩(はぎ) となります。

前置きが長くなりましたが「秋の七草」=現代の「夏の花」と言うことで、勝手ながら<夏の花22~28>とします。

夏の花23:オミナエシ(女郎花)(オミナエシ科)。 開花期は7月~10月。

(参考)「オトコエシ(男郎花)」 開花期は8月~10月。「オミナエシ」に対立させる形で、より強豪であることを男性にたとえたとのこと。

夏の花24:すすき(尾花=薄)(イネ科)。 開花期は8月~10月(斑入り品種の観賞期は5月~11月)

夏の花25:キキョウ(桔梗)(キキョウ科)。 開花期は6月~9月

 

夏の花26:(カワラ)ナデシコ(河原撫子)(ナデシコ科)。開花期は6月~9月

夏の花27:フジバカマ(藤袴)(キク科)。 開花期は8月~10月。

夏の花28:クズ(葛)(マメ科)。 開花期は8月~9月。

夏の花29:ハギ(萩)(マメ科)。 開花期は7月~10月。(萩は草ではなく木:落葉低木)

開花期から七草を同時期に観賞しようとすると中秋の8月になるようです。



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1 コメント

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Unknown (balaton620)
2019-08-30 15:05:23
秋の七草、「おすきなふくは」ですか? 覚えられそうです。
野に咲く(開く)白いやつは、オミナエシだったんですか? 「ススキ」「桔梗」は EASY ですね。後は名前はよく聞くのですが実際に咲く花と一致しません。 まったく花には音痴、いやいや「花ん痴」で「おすきなふくは」でこの秋はじっくり鑑賞したいと思います。
ありがとうございました。 Balaton620
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